この記事では、PowerShellを使用してシステムにインストールされているフォントの一覧を取得する方法について詳しく説明します。初心者向けにステップバイステップで解説し、コード内に日本語でコメントを挿入しています。さらに、本記事では応用例を5つ取り上げ、各応用例についても詳細な説明とコードを提供します。
目次
基本的なコードの解説
Windows OSにおいて、PowerShellを使用することでシステムにインストールされているフォントの一覧は簡単に取得できます。
以下に基本的なコードを示します。
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# PowerShellコード:システムにインストールされているフォントの一覧を取得する Get-Font | Select-Object Name |
コードの詳細解説
– Get-Font
:このコマンドは、システムにインストールされている全てのフォントを一覧表示します。
– Select-Object Name
:このコマンドは、取得したフォントから名前(Name
)だけを選択して出力します。
応用例とその解説
応用例1: フォントの種類ごとに一覧表示
フォントは種類ごと(例:TrueType, OpenType)に分類できます。以下のコードはそのような分類を行い、一覧表示するものです。
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# フォントの種類ごとに一覧表示する Get-Font | Group-Object FontType |
応用例2: 特定の名前のフォントを検索
特定の名前が含まれるフォントを検索する場合、以下のようにします。
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# 'Arial'が名前に含まれるフォントを検索する Get-Font | Where-Object {$_.Name -like '*Arial*'} |
応用例3: インストール日が新しい順にフォントを表示
以下のコードは、インストールされた日付が新しい順にフォントを表示します。
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# インストール日が新しい順にフォントを一覧表示 Get-Font | Sort-Object InstallDate -Descending |
応用例4: 使用頻度が高いフォントだけを一覧表示
特定の条件に基づいてフォントをフィルタリングすることも可能です。以下は、使用頻度が高いとされる一般的なフォントだけを一覧表示するコード例です。
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# 使用頻度が高い一般的なフォントだけを一覧表示 $commonFonts = @("Arial", "Times New Roman", "Verdana") Get-Font | Where-Object {$_.Name -in $commonFonts} |
応用例5: フォント情報をCSVファイルに出力
フォントの一覧をCSV形式で保存するには、以下のようにします。
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# フォント情報をCSVファイルに出力する Get-Font | Export-Csv -Path "C:\path\to\your\font-list.csv" |
まとめ
PowerShellは多機能なツールであり、初心者でも簡単にシステムのフォント一覧を取得できます。今回はその基本的な方法から、さまざまな応用例についても詳しく解説しました。これを機に、PowerShellを使ってシステム管理の幅を広げてみてはいかがでしょうか。
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