Windowsのダウンロードフォルダの位置を元に戻す方法

誤ってダウンロードフォルダの場所を「C:\」に設定してしまった場合、元の「C:\Users\○○\Downloads」に戻す方法について詳しく説明します。この手順を実行することで、ダウンロードフォルダを元の位置に戻し、正常に利用できるようになります。

目次

フォルダの確認

まず、エクスプローラーを開き、「C:\Users\ユーザーフォルダ」に移動します。ここで「Downloads」フォルダが存在するか確認してください。もし存在しない場合は、新しく「Downloads」フォルダを作成してください。エクスプローラーを閉じます。

レジストリエディタの使用

次に、スタートボタンをクリックし、「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディタを開きます。レジストリエディタのアドレスバーに「HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders」を入力してEnterキーを押します。

ここで、「{7D83EE9B-2244-4E70-B1F5-5393042AF1E4}」をダブルクリックし、値データを「%USERPROFILE%\Downloads」に設定して、[OK]をクリックします。設定が完了したら、レジストリエディタを閉じます。

PCの再起動

レジストリエディタでの設定変更を適用するために、PCを再起動します。シャットダウンではなく、再起動を選択してください。再起動後、ダウンロードフォルダが元の場所に戻っているか確認します。

追加情報

ダウンロードフォルダは一時的な保存場所として設計されているため、長期保存には適していません。システムが自動的に古いファイルを削除することがあるため、重要なデータは別のフォルダに保存することをお勧めします。

また、万が一のサインイン不可時に備えて、予備のローカル管理者アカウントを作成しておくことも推奨します。さらに、Microsoftアカウントに関する設定や回復用コードを取得しておくことで、トラブル発生時の迅速な対応が可能になります。

まとめ

簡単な手順でダウンロードフォルダを元の場所に戻すことができます。エクスプローラーでフォルダを確認し、レジストリエディタで設定を変更し、PCを再起動するだけです。重要なデータはダウンロードフォルダ以外に保存し、トラブルに備えて予備のアカウントを作成しておくことをお勧めします。

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