WindowsのExplorer(エクスプローラー)コマンドは、多くの人がデスクトップでファイルやフォルダを操作する際に見慣れているインターフェースを提供します。しかし、コマンドラインからもこのツールを有効活用することができます。この記事では、explorer
コマンドのすべてのオプションとその使い方について詳しく解説します。
目次
基本的な使い方
基本的には、コマンドプロンプトまたは「Run」ダイアログ(Win + R)から以下のようにexplorer
コマンドを実行できます。
explorer [オプション] [パスまたはオブジェクト]
主要なオプションとその解説
/n
このオプションは、新しいウィンドウで指定したフォルダまたはファイルを開きます。
explorer /n,C:\Users
/e
このオプションは、指定したフォルダをエクスプローラの左ペイン(ツリービュー)で開きます。
explorer /e,C:\Users
/root, フォルダパス
ルートとして表示するフォルダを指定します。
explorer /root,C:\Program Files
/select, ファイルまたはフォルダパス
指定したファイルまたはフォルダを選択した状態でエクスプローラを開きます。
explorer /select,C:\Windows\notepad.exe
/separate
新しいプロセスとしてエクスプローラウィンドウを開きます。
explorer /separate
具体的な使用例
特定のフォルダを直接開く
explorer C:\Documents
「ダウンロード」フォルダを新しいウィンドウで開く
explorer /n,C:\Users\YourUsername\Downloads
プログラムファイル内の特定のアプリケーションフォルダを開いて、そのアプリの.exeファイルを選択する
explorer /select,C:\Program Files\SomeApplication\app.exe
まとめ
Windowsのexplorer
コマンドは、コマンドラインからでも多くの便利な機能を提供しています。これらのオプションを理解して使いこなせば、ファイル管理が格段に楽になるでしょう。
コメント
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Windows11の “新しいタブで開く” のオプションを知りたい。