Windows更新プログラムでPCに何らかのアクシデントが発生することが判明した場合は、一旦更新プログラムの配信を止めるのが最善の策です。配信がされてしまうと大惨事になりかねません。本記事では、確実にWSUSの配信を止める方法を解説します。
目次
自動承認を拒否設定へ
更新プログラムの配信は、原則として承認制となっています。承認して初めて配信が許可されます。ただ、毎回対応するのは現実的ではありません、そこでWSUSには「自動承認」という自動的に承認をする機能があります。一般的なWSUSには自動承認の設定がされていますので、これを無効化します。
「オプション」から「自動承認」を選択します。
自動承認の「更新規則」を選択して削除します。右側のようにキレイになっていれば確実です。
既に承認済の更新プログラムを拒否にする
続いては、既に承認されてしまっている更新プログラムを拒否にします。「全ての更新プログラム」を選択して
承認⇒「承認済」
状態⇒「任意」
と選択して。「最新の情報に更新」をクリックします。
一覧で出てきたリストを全て選択し、右クリックから「拒否」を選択します。
「更新プログラムの拒否」というアラートが出てきますので、「OK」をクリックします。
これで、全ての更新プログラムが拒否になりました。
これで、WSUSからの更新プログラムの配信が完全に行われません。
その他、WSUS運用の勘所
WSUSの運用はマニアックです。そこで、以下記事にてWSUS運用のテクニックを紹介していますのでよろしければ確認ください。
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