この記事では、SQL(Structured Query Language)のINNER JOINに関する基本的な構文と使用例を深く探ります。具体的なSQLコード、データテーブル、その解説を含めています。
目次
はじめに
データベース内の複数のテーブルからデータを効率的に取得するためには、JOIN操作が不可欠です。その中でもINNER JOINは、特によく使用される形式です。
INNER JOINとは
INNER JOINとは、2つ以上のテーブルから共通のカラムを基にしてデータを結合するSQLの操作です。
テーブルA | テーブルB |
---|---|
ID, Name | ID, Age |
基本構文
INNER JOINの基本的な構文は以下の通りです。
SELECT column_name(s)
FROM table1
INNER JOIN table2
ON table1.column_name = table2.column_name;
INNER JOINの使用例
実際にINNER JOINを用いてデータを結合する例を見てみましょう。
テーブルの作成
以下は、JOIN操作の例として使用するテーブルです。
テーブルA | |
---|---|
ID | Name |
1 | John |
2 | Mike |
テーブルB | |
---|---|
ID | Age |
1 | 30 |
3 | 22 |
SQLクエリ例
以下のSQLクエリを使用して、テーブルAとテーブルBをINNER JOINします。
SELECT A.ID, A.Name, B.Age
FROM TableA A
INNER JOIN TableB B
ON A.ID = B.ID;
このクエリによって得られる結果は、IDが1のJohnとその年齢30です。
ID | Name | Age |
---|---|---|
1 | John | 30 |
まとめ
INNER JOINは、データベースの複数のテーブルから特定のカラムに基づいてデータを結合する非常に強力なツールです。基本構文と実際の使用例を理解することで、複雑なデータ操作が可能になります。
created by Rinker
¥4,554
(2024/11/25 11:07:48時点 Amazon調べ-詳細)
コメント