SQLにおけるINT型データを条件にしたCASE文の使用法

この記事では、SQLのCASE文においてINT型のデータを条件にする方法を解説します。SQLには多くのデータ型が存在しますが、整数を扱うINT型は特に頻繁に用います。そこで、INT型のデータを活用した条件分岐について具体的な例と共に紹介します。

目次

はじめに

INT型のデータは、特に集計や統計などでよく使用されます。しかし、ただの数値として扱うだけでなく、CASE文で条件分岐することで、より柔軟なデータ処理が可能です。

CASE文の基本構文

SQLのCASE文は基本的に以下のような構文になります。

CASE 
  WHEN 条件 THEN 処理1
  WHEN 条件 THEN 処理2
  ELSE 処理3
END

この構文を基に、INT型のデータを使った具体的な例を見ていきましょう。

INT型のデータを条件にしたCASE文の例

等価条件での使用

整数が特定の値と等しいかどうかを判定する基本的なケースです。

SELECT name,
       CASE age
         WHEN 20 THEN '成人'
         WHEN 65 THEN '高齢者'
         ELSE 'その他'
       END
FROM users;

範囲条件での使用

整数が特定の範囲に入るかどうかを判定するケースです。

SELECT name,
       CASE 
         WHEN age >= 20 AND age < 65 THEN '成人'
         WHEN age >= 65 THEN '高齢者'
         ELSE '未成年'
       END
FROM users;

複数条件の組み合わせ

上記の等価条件と範囲条件を組み合わせることもできます。

SELECT name,
       CASE 
         WHEN age = 20 OR (age >= 30 AND age <= 40) THEN '特定年齢'
         ELSE 'その他'
       END
FROM users;

表を使った説明

条件処理内容
age = 20'成人'
age = 65'高齢者'
テーブル名称1: 等価条件でのCASE文
条件処理内容
age >= 20 AND age < 65'成人'
age >= 65'高齢者'
テーブル名称2: 範囲条件でのCASE文

まとめ

SQLのCASE文を使用する際にINT型のデータを条件にする方法は多岐にわたります。等価条件での使用、範囲条件での使用、複数条件の組み合わせなど、シチュエーションに応じて選べるよう理解と実践が重要です。

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