この記事ではSQLにおける`GROUP BY`句の使い方に焦点を当てますが、特に単一カラムでの使い方に重点を置いて解説します。`GROUP BY`はデータベースからデータを取得する際に、特定のカラムの値に基づいて結果をまとめる非常に有用な操作です。この記事を読むことで、単一カラムでの`GROUP BY`の使い方がマスターできるでしょう。
目次
GROUP BYとは何か?
`GROUP BY`句は、SQLのSELECT文で用いられ、指定されたカラムに基づいてレコードをグループ化するためのものです。これにより、同じ値を持つレコードを1つのグループとして扱い、集計関数(COUNT、SUM、AVGなど)を適用することができます。
基本的な構文
GROUP BYの基本的な構文は以下のようになります。
SELECT column1, aggregate_function(column2)
FROM table
GROUP BY column1;
単一カラムでのGROUP BYの使い方
単一カラムでの`GROUP BY`は、特定のカラムに重複する値がある場合に、それを1つのグループとして扱い、そのグループに対する集計操作を行います。
具体的な例
以下は、`商品`テーブルがあり、それに対して`製造国`カラムでGROUP BYを行うSQLクエリの例です。
製造国 | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
日本 | ノート | 300 |
日本 | ペン | 100 |
中国 | テーブル | 500 |
中国 | 椅子 | 400 |
このテーブルに対して以下のようなSQLクエリを実行します。
SELECT 製造国, COUNT(*) as 商品数
FROM 商品
GROUP BY 製造国;
実行結果は以下のようになります。
製造国 | 商品数 |
---|---|
日本 | 2 |
中国 | 2 |
まとめ
SQLにおける`GROUP BY`句は、特定のカラムに基づきレコードをまとめ、集計関数を適用する非常に有用な機能です。特に単一カラムでの使用では、データの重複を排除し、集計が必要な場合に非常に便利です。上述の例を参考に、ぜひ実際のデータベース操作で活用してみてください。
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