NULL値を含む列でのSUM関数の使用方法と結果の解釈

この記事では、SQLにおいてNULL値を含む列でSUM関数を使う際の注意点と、その結果の解釈方法について詳しく解説します。多くのデータベースシステムで使われるSUM関数ですが、NULL値が含まれていると、どうなるのでしょうか。この疑問について実例を交えて明らかにします。

目次

SQLのSUM関数とは

SQLのSUM関数は、特定の列の値を合計するための関数です。基本的な使用方法は非常に簡単で、以下のような形です。

SELECT SUM(列名) FROM テーブル名;

SUM関数の基本的な動作

SUM関数は、指定された列の全ての数値を合計します。ただし、NULL値は除外される点が特徴です。

データSUM関数の結果
16
2
3
テーブル名称1: SUM関数の基本的な動作

NULL値を含む列でSUM関数を使う場合

NULL値が列に含まれている場合、SUM関数はどのように動作するのでしょうか。以下に実例を示します。

SELECT SUM(列名) FROM テーブル名;

NULL値が除外される

もし列にNULL値が含まれていたとしても、SUM関数はNULL値を除外して合計を出します。

データSUM関数の結果
16
2
3
NULL
テーブル名称2: NULL値を含む列でのSUM関数の動作

全てがNULL値の場合

もし列の全ての値がNULLだった場合、SUM関数の結果もNULLになります。

データSUM関数の結果
NULLNULL
テーブル名称3: 全てがNULL値の場合のSUM関数の動作

まとめ

SQLでSUM関数を使用する際にNULL値が列に含まれている場合、SUM関数はそのNULL値を除外して計算します。しかし、列の全ての値がNULLである場合は、結果もNULLになる点に注意が必要です。このように、SUM関数は便利ですが、NULL値の扱いには注意が必要です。

コメント

コメントする

目次