SQLのWHERE句と比較演算子を使ったデータフィルタリングの実例

SQL(Structured Query Language)は、データベース管理に広く用いられる言語です。特に、データの抽出や操作において、WHERE句と比較演算子は頻繁に使用されます。この記事では、比較演算子を使用したWHERE句の具体的な例をデータテーブルと共に解説します。

目次

基本的な比較演算子とその概要

SQLで用いられる基本的な比較演算子には以下のようなものがあります。

  • =(等しい)
  • !=(等しくない)
  • ><(より大きい、より小さい)
  • >=, <=(以上、以下)
  • BETWEEN(範囲内にある)
  • LIKE(あいまい検索)
  • IN(リスト内にある)

比較演算子を用いたWHERE句の実例

WHERE句はSQLのSELECT文で、特定の条件に一致するレコードをフィルタリングするのに用います。以下に、比較演算子を使用したWHERE句の具体例をいくつか示します。

等価の比較(=)

SELECT * FROM employees WHERE department = 'HR';
idnamedepartment
3YamadaHR
8SuzukiHR
等価の比較を用いた結果の例

不等価の比較(!=)

SELECT * FROM employees WHERE department != 'HR';
idnamedepartment
1TanakaEngineering
2SatoSales
不等価の比較を用いた結果の例

範囲の比較(BETWEEN)

SELECT * FROM products WHERE price BETWEEN 1000 AND 5000;
idproduct_nameprice
1Laptop3000
2Mouse2000
BETWEENを用いた結果の例

まとめ

WHERE句と比較演算子は、SQLにおいてデータを効率的にフィルタリングするための重要な要素です。様々な演算子を組み合わせることで、複雑な条件にも対応可能です。本記事で学んだ知識を活かし、SQLでのデータ操作を更に効率的に行いましょう。

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