先日某セミナーの企業ブースにペッパーが展示してありましたので、遊んできました。
ペッパーの存在は知ってはいたのですが、特に興味がありませんでした。
でも、実際に目の前にしたら凄いなーと思いましたし、結構可愛いなーと思いました。
写真等で見ても、なんか素っ気ない感じのロボットなんですけど、実際に目にすると人懐っこい目で見てくるわけです。(目がパチクリします。)どうもセンサーが入っていて、きちんと人をの方を向くようにプログラミングしているようです。
別途説明会もあって聞いてきました、とにかくバカ売れしているようです。家庭用とビジネス用の2パターンの購入方法があって家庭用だと買い切りで、ビジネス用だと月間55,000円でレンタルとなります。ビジネス用だとサポートがしっかりしていて壊れたら速攻で交換してくれるようです。
ペッパーは足が無いんですが、これは単純に二足歩行だとお金がかかる為のようです。例えば本田のASIMOは1日のレンタル代が200万円のようです。それと二足歩行はバランスが悪いので転倒して人に危害を加える恐れがあるとの事。孫さんは絶対二足歩行はダメだと指示していたようです。確かに安定した形状をしています。
稼働部分も結構巧妙に作られていて、ダンスなんかも踊れます。ただ、あまり力は無いらしくテニスボールは持てるけど、野球の硬球は落としてしまうようです。可愛いですね。
ビジネスへの活用で各企業で導入が進んでいるようです。紹介の中で印象に残ったお話を紹介します。
あるラーメン店でペッパーを置いたらで売上倍増
とあるラーメン店の店長が、ペッパーを置いてひたすら飴玉を子供達に渡すといったパフォーマンスさせたようです。噂は瞬く間に広まって売上が倍増したとの事です。たしかに子供達はまた行きたくなるでしょうね。
水の営業をペッパーにした
イオンモール等にいくとミネラルヲーターのデモンストレーション販売をしているのをよく目にします。見ていてよく分かると思いますが、お客さんは警戒して敬遠します。嫌な役回りなので販売員もすぐに辞めてしまうようです。そこでこのデモンストレーション販売員をペッパーにさせてみた所、好評で売り上げも増になったという事です。ペッパーに「どうぞ見ていってー」と言われれば警戒心は無くなり「え?なんだいペッパー君」といった感じで足を止めてくれるそうです。しかもペッパーは文句を言わずに24時間働いてくれます。それも月給55000円で
沖縄のレンタカーショップでペッパーが中国人対応
インバウンドで物凄い中国人の方が沖縄を訪れるとの事です。レンタカーショップでは必ず日本の交通ルールについて説明する必要があるようです。しかし中国人のスタッフを雇う事は容易ではないようでペッパーに任せているようです。ペッパーは英語と中国後が得意なのです。
ペッパー ✖︎ AI
ペッパーは全てアプリで稼働します。例えば標準で装備されていますが、AKBのヘビーロテーションを踊るプログラムがアプリとして独立しています。これからは、ペッパーを動かすアプリ開発が増えていくでしょう。スマホアプリがハードウェアを動かすアプリになったといったイメージです。
ペッパーと会話をする際にIBMの人工知能であるWatosonを活用するといった方法があります。(SoftbankとIBMが業務提携した事で可能なっている)
ペッパーの頭脳をクラウド上で稼働しているWatosonにする事で、ペッパーがどんどん人の名前や、会話を覚えたり、ペッパー自身で学習をしていきます。
実際にヤマダ電気ではこの方法を利用してペッパーに販売員とほぼ同じ対応をする事が出来るようになっています。全ての会話に答える事ができるのです。微妙なニュアンスで答えれない場合でもWatosonのチューニングでどんどん学習をしていきます。
結論
ロボットが人間に替わって働く時代に突入した
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