記事一覧に溶け込ませるGoogle アドセンスの「インフィード広告」は自動で作成されます。ただ、本当に広告と分からないように自然な感じに溶け込ませるには、最終的に手動でのカスタマイズが必要になってきます。本記事では主にカスタマイズ方法を徹底的に解説します。
完璧なインフィード広告を作成する流れ
完璧なインフィード広告を作成する流れとしては、まずは自動生成でインフィード広告の雛形を作成して細かい微調整をしていくことで完璧な広告を目指します。(インフィード広告は対象のサイトを指定すると自動である程度の形式で作成可能)
また、カスタマイズ方法を熟知しておくことで、アドセンスの仕様変更やCMSのトラブルが生じた場合でも対応できます。
インフィード広告の雛形作成
早速雛形を作成していきます。
まずはアドセンス管理画面のメニューの広告ユニットから、「新しい広告ユニット」を指定します。
「インフィード広告を」選択します。
「自動で広告スタイルを作成する」を選択し、URLにインフィード広告を設置したいサイトのURLを入力します。
DesktopかMobileかの選択をして、ページスキャンをクリックします。
「ページをスキャンしてフィードを探しています…」という表示が出ますので暫く待ちます。指定したサイトとスキャンしているんですね
指定したサイトの記事一覧にマッチしたフォーマットでアドセンスのインフィード広告が作成されます。
広告ユニット名を入力して「保存してコードを取得」をクリックします。一旦は、実際にサイトに今回作成したインフィード広告を表示させます。表示されたインフィード広告を見ながら手動でのカスタマイズをしていくのが効率が良いです。(実際やった感じからして)
効果的なカスタマイズ方針
カスタマイズ可能なメニューとして、グローバルオプション、イメージ、見出し、説明、URL、ボタンの6項目があります。6項目を理解する事で自由自在にカスタマイズが可能となります。下記の項目からは一つづつ説明をしていきます。
グローバル オプション
グローバル オプションでは、全体のカスタマイズが可能です。
フォント
全ての文字のフォントが変更されます。ボタンの中の文字も変更されていますね。
テキストの折り返し
テキストの折り返しをオンにすると、文字が広告枠の左端で折り返されます。
背景色
背景色を変更すると、広告枠のバックの色が変わります。背景色はグローバルオプションでしか設定できません。また、選択できる色に制限があり、ダメな場合は教えてくれます。スポンサーの機嫌を損ねるような背景色だとまずいってことなんでしょう。
枠線サイズ
枠線サイズと色を指定できます。
パディング
広告枠全体に対するパディングです。イメージと文字の間のパディングは違う項目のパディングで設定することになります。
イメージ
続いてイメージのカスタマイズです。
「左揃え」か「右揃え」
左揃えにするとイメージが左側に表示されます。右揃えにすると逆ですね。
サイズ
イメージのサイズを指定します。縦横比と幅を指定できます。ただ、完全に自由ではなく制限があります。例えば比率に関しては、1:1か1.91:1しかありません。
パディング(イメージ)
イメージに対してのパディングを設定できます。ここで文字と間隔を微調整していきます。
見出し
続いて、文字のカスタマイズに入っていきます。文字は「見出し」と「説明」の2要素で分かれています。まずは「見出し」のカスタマイズです。
見出しの長さ
見出しの長さを決められます。短いか長いかの2択です。短いにするとだいぶ短い印象です。
スタイル(見出し)
フォントサイズを指定します。8pxにするとかなり小さいですね。
文字のデザインは結構イロイロとできますね。
パディング(見出し)
見出しのパディングです。下の例ではMAXの50で指定しています。だいぶ変な広告ですね。
説明
文字二つ明の要素「説明」のカスタマイズをしていきます。
説明を表示するか否か
説明を表示しないと何も表示されません。
スタイル(説明)
見出し同様に様々なデザインに変更できます。オレンジ色もいいんだ!
パディング(説明)
説明のパディングです。細かいとことまでできますね。下の例ではMAXの50で指定しています。
URL
広告URLのカスタマイズをしていきます。2項目のみです。
スタイル(URL)・パディング
URLのデザインです。ここでのポイントは「広告」という緑色のアイコンは変更されません。
パディングについては、他の項目と同様です。
ボタン
ボタンのカスタマイズを行います。
フォントの色
ボタン内の文字はフォントの色のみ変更可能です。
枠線の色
ボタンの枠の色を指定できます。
まとめ
それなりに制約があるものの、ある程度自由に広告のフォーマットを加工できました。奇抜なサイトでない限り記事一覧に同化させる事ができると思います。
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