【2024年版】ネットショップ作成サービス徹底比較|BASE・MakeShop・カラーミーショップ・Xserverショップ

いま、ネットで商品やサービスを販売しようとすると、ショッピングモールに出店するだけでなく、独自のネットショップを作ってブランディングしたいという声をよく耳にします。私自身も、初めてネットショップを立ち上げた頃は「どのサービスが使いやすいの?」「そもそも費用はどれくらいかかるの?」と頭を抱えていました。
そこで本記事では、人気が高く実績も豊富な4つのネットショップ作成サービス「BASE」「MakeShop」「カラーミーショップ」「Xserverショップ」をじっくり解説します。筆者のちょっとしたコメント(息抜き)も交えながら、あなたのオンラインビジネスにぴったりな選択肢を見つけるお手伝いができれば嬉しいです。

目次

ネットショップ作成サービスを選ぶときに知っておきたいポイント

ネットショップを立ち上げると決めたら、最初に迷うのが「どのサービスがいいのか?」という問題ですよね。機能、デザイン性、コスト…いろいろな観点がありますが、まずは大まかな選び方のポイントをご紹介します。

費用はもちろん、長期的なコストバランスをチェック

「無料で始められる」「月額が安い」という魅力に惹かれるのは当然ですが、売上が増えたときに高額な手数料がかかったり、追加オプションが意外と高かったりと、思わぬ落とし穴がある場合も。長期的な目線で見たときにどのくらいお得なのか、想定する売上規模で費用がどう変わるのか、冷静にシミュレーションしておくと安心です。

「月額無料につられて契約したら、決済手数料でトータルコストが意外と大きくなった…」なんて話、私も一度やらかしました。最初は売上が出ないので気づかないんですよね。でも、ある程度売上が伸びてくると“あれ?結局けっこう払ってるじゃん!”ってなることがあります。

ショップ運営に必要な機能は整っているか

決済手段、在庫管理、クーポン機能、会員機能など、一口にネットショップといっても必要になる機能は実に多彩です。しかも、今はInstagramやLINEショッピング、Amazonなど外部モールとの連携も重要視されているので、最初のうちに「あれもこれもやりたい!」と思っている機能がどこまで標準でついているかを確認しておきましょう。

「先日、SNSの抽選販売機能を使って“限定コラボ商品”を売っている方がいたんです。めちゃくちゃ盛り上がっててうらやましい…! 私もあとで真似したいと思ってアプリを探したら、自分の使っているサービスには有料オプションしかなかったんですよね。無料で使えるプラグインがあるサービスもあるので、そこは大きな差だなと感じています。」

サポート体制や使いやすさ

初心者は特に、「分からないところをすぐに聞ける」環境があるかどうかが大切です。電話やメールで問い合わせができるか、マニュアルや動画解説が充実しているか、さらには何かあったときの対応スピードなど、実際に使ってみないとわからないことも多いので、無料体験期間があれば積極的に利用するとよいでしょう。

「私がネットショップ開設当初、商品写真がうまくアップロードできなくて焦ったことがあったんですよ。夜中だったので電話サポートはなくて…結局、ヘルプページを読み込みながらやっと解決した記憶があります。昼間なら電話でパパっと解決できることでも、夜間対応がないと苦労しちゃうこと、結構あります。」

4つの主要ネットショップ作成サービス比較表

「BASE」「MakeShop」「カラーミーショップ」「Xserverショップ」について、それぞれの代表的プランや特徴をまとめた比較表を作成しました。まずはざっくりポイントを把握しましょう。

サービス初期費用月額費用決済手数料特徴
BASE無料0円
(スタンダード)
3.6%+40円+
3%(サービス料)
・初心者でも簡単
・アプリが豊富
・SNS連携が得意
MakeShop11,000円(税込)10,450円(税込)~
(プレミアムプラン)
3.14%~
(販売手数料0円)
・12年連続流通額No.1
・高機能で拡張性◎
・売上が増えるほどお得
カラーミー
ショップ
無料
(30日無料お試し)
4,950円(税込)
(レギュラープラン)
3.14%~・コスパ良し
・国内最大級の実績
・WordPress連携でSEO強化
Xserver
ショップ
無料1,980円(税込)
(ベーシック)
4%(Stripe利用時)
(販売手数料0円)
・EC-CUBEベース
・カスタマイズ自由度高い
・高性能サーバー

BASE:気軽に始めたい個人・小規模向け

特徴とメリット

BASEは、初期費用や月額費用がゼロからスタートできるという圧倒的なハードルの低さが魅力です。販売手数料と決済手数料はやや高めに感じるかもしれませんが、売上がまだ安定しない段階では「固定費ゼロ」が精神的にも大きな助けになります。SNSとの連携やスマホアプリ「Pay ID」への自動掲載は、認知度を高めるうえでとても便利。直感的な操作でショップを立ち上げられるので、Webデザインやプログラミングが苦手な方にもおすすめです。

ユーザー体験談

「SNSでハンドメイド作品を販売していたAさんは、BASEを使ってオンラインショップを作り、抽選販売アプリで数量限定商品の販売を行ったところ、フォロワーの反応がすごく良かったとか。初月から黒字を達成し、その後半年で月商30万円を突破したそうですよ。」

「私自身、BASEは無料なので“とりあえずやってみるか”という軽い気持ちで始めたんですよね。そしたら意外にも設定画面が分かりやすくて、“なんだ、これならもっと早く始めればよかった”と拍子抜けしました(笑)。」

MakeShop:本格的に売上拡大を狙う中~大規模向け

機能面とサポートの強み

MakeShopはGMOグループが提供する高機能なECサイト構築サービスです。最初に初期費用がかかりますが、その分機能の充実度やサポートが手厚く、売上が大きくなるほど手数料面でもお得になります。定期購入、予約販売、独自のポイントシステムなど、ありとあらゆる機能が標準で搭載されている印象です。さらに12年連続で流通額No.1という実績が示すように、中小企業はもちろん大手企業のECサイトでも多数導入されており信頼感があります。

ユーザー体験談

「実店舗を数店舗展開していたB社は、コロナ禍を機にMakeShopに参入し、定期購入サービスでリピート客をどんどん増やしました。電話サポートやコンサルティングもかなり活用して、1年でオンライン売上が2倍以上になったそうです。」

「私、実はMakeShopで以前ちょっと失敗したことがあるんです。設定画面の項目が多すぎて、当初は戸惑ったんですよ。でもサポート窓口に電話したら“ここをこう設定して…”と丁寧に誘導してくれて助かりました。おかげで完璧に機能を使いこなせるようになると“あ、だから企業がこぞって使うんだな”と納得しましたね。」

カラーミーショップ:コスパ重視+コンテンツマーケティング重視の方に

魅力とプランの違い

カラーミーショップはGMOペパボ株式会社が提供する、法人導入件数22,000件以上、総流通額1兆円以上という実績を誇る国内最大級のネットショップサービス。月額4,950円(税込)のレギュラープランから始められ、必要に応じてラージプランやプレミアムプランにアップグレードしていく形も取りやすいです。
機能面では、商品管理や決済、クーポン、ポイント機能など基本をしっかり押さえつつ、WordPressとの連携機能がユニーク。ブログやレシピ、インタビュー記事などを同一ドメインで配信して、SEOを強化しながら商品ページに誘導する戦略がとりやすいのです。

ユーザー体験談

「食品メーカーのC社さんは、レシピや食材の裏話をWordPressで発信し、そこから商品購入ページへつなげるメディアECスタイルを確立しました。わざわざ広告を出さなくても、検索経由のアクセスが増えてありがたいと話していましたよ。現在は月商100万円を超えているとか。」

「私がカラーミーショップを好きな理由の一つは、デザインテンプレートがかわいいもの多いんですよね。しかもHTML・CSSをいじれば割と自由度が高い。ちょっとだけCSSをカスタムするだけで、他店と全然違う雰囲気のお店になるのが面白いです。」

Xserverショップ:デザインの自由度を求めるなら要チェック

EC-CUBEベースだからこそできるカスタマイズ

Xserverショップは、名前の通り国内シェアNo.1のホスティングサービス「エックスサーバー」が提供するネットショップ構築サービス。ベースとなっているのは国産オープンソースのEC-CUBEで、デザインや機能のカスタマイズが非常に柔軟です。
商品登録数や販売手数料は0円(クレジットカード決済のStripe利用時のみ4%)というのも地味に嬉しいポイント。サーバー性能の高さに定評があるエックスサーバーのインフラ上で動くので、表示速度や安定性を重視するブランドにはうってつけだと言えます。

ユーザー体験談

「雑貨デザイナーのDさんは、ブランドイメージを徹底するためにXserverショップを選びました。EC-CUBEのテーマを自分でいじることで、まるで海外のセレクトショップのようなおしゃれなデザインに仕上がったんですよ。おかげでブランド力が増し、リピーターもぐんと増えたそうです。」

「自作のロゴやこだわりのビジュアルを前面に出したいなら、やっぱりカスタマイズ性の高いプラットフォームが魅力ですよね。実はEC-CUBEは“アップデートが大変じゃないの?”と言われることもあるんですが、Xserverショップ側でメンテナンスしてくれるので安心です。」

ユーザー属性別:こんな方にはコレがおすすめ

ネットショップ運営といっても、規模や目的は様々。ここでは簡単にユーザー属性に合わせたおすすめをピックアップします。

個人・小規模事業者

「初期費用をかけずに、まずはネットショップを始めてみたい」「SNSのフォロワーに向けて気軽に販売したい」という方にはBASEがぴったり。売上が立つまでは低リスクで運営でき、操作も簡単なのでストレスフリーなスタートを切れるでしょう。

中規模~大規模企業

店舗数が多い、ある程度の月商が見込めるという場合は、機能が充実しているMakeShopをおすすめします。最初にかかる初期費用と月額費用こそあるものの、売上が増えるほど手数料面でお得になり、電話サポートなどの支援も手厚いので安心です。

コスパとコンテンツ重視派

月額を抑えつつ、長期的にはSEOやブログ、メディア連携でじわじわ売上を増やしたい方にはカラーミーショップ。レギュラープランから始めて、売上や商品数に合わせて上位プランに移行しやすいのが魅力的。

デザイン重視のブランドビジネス

「自分だけの世界観を表現したい」「海外のブランドサイトのようにクールに仕上げたい」と考える方にはXserverショップが合います。販売手数料0円や高いサーバー安定性もあり、本気でこだわりたい事業者に人気です。

まとめ:将来の成長を見据えてサービスを選ぼう

ネットショップ作成サービスは、それぞれ個性的な強みを持っています。BASEの気軽さ、MakeShopの高機能と安定感、カラーミーショップのコスパとコンテンツ連携、Xserverショップの自由度とサーバー性能。どれが正解というわけではなく、あなたのビジネスの方向性や月商規模、デザインのこだわり度によって最適な選択肢が変わります。

最初は売上ゼロからスタートするケースが多いでしょう。しかし、少しずつ運営ノウハウを蓄積して、機能やプランをアップグレードしていくことで、さらなる収益拡大を狙うことは十分可能です。せっかく作るのなら、じっくり比較して自分の理想に一歩でも近いショップを目指してくださいね。

「ネットショップ運営って、最初は覚えることが多くて大変ですが、その分やりがいも大きいですよ。お客さんから“届いた商品すごく気に入りました!”なんてメッセージをもらった日には、疲れも吹っ飛びます。ぜひ皆さんも、自分に合ったサービスを選んでオンラインビジネスの世界を満喫してください!」

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