Excel VBAでイベント参加者の属性レポートを作成する方法

この記事では、Excel VBAを用いてイベント参加者の属性レポートを作成する手順について詳しく解説します。初心者でも理解しやすいように具体的なコード例とその解説、応用例を含めています。効率的なレポート作成のための技術を身につけることで、日常業務の質を向上させることができます。

目次

Excel VBAの基本

Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれたプログラミング言語です。これを用いると、単純作業の自動化だけでなく、高度なデータ分析やレポート作成も可能になります。

そもそも、どこにVBAコードを書いて、どう実行すれば良いのか分からない場合は、以下の記事をご参照ください。

VBAを利用した属性レポートの基本的な作成手順

イベント参加者のデータを管理する際、各参加者の属性情報(例:性別、年齢、所属企業等)を取りまとめ、それに基づいたレポートを作成することが多々あります。VBAを活用することで、このようなレポートを迅速かつ正確に作成することができます。

基本的なコードの概要

下記のコードは、イベント参加者の属性情報を収集し、それをもとにしたレポートを作成する基本的なものです。


Sub CreateReport()

    Dim LastRow As Long
    Dim ReportSheet As Worksheet

    ' 新しいワークシートを作成
    Set ReportSheet = ThisWorkbook.Sheets.Add
    ReportSheet.Name = "属性レポート"

    ' 元データシートの最後の行を取得
    LastRow = ThisWorkbook.Sheets("元データ").Cells(ThisWorkbook.Sheets("元データ").Rows.Count, "A").End(xlUp).Row

    ' レポートシートにデータを転記
    ThisWorkbook.Sheets("元データ").Range("A1:G" & LastRow).Copy ReportSheet.Range("A1")

    ' ここに属性ごとの集計処理等を記述

End Sub

コードの詳細解説

– `Dim LastRow As Long`: 最後の行番号を格納する変数を宣言しています。
– `Dim ReportSheet As Worksheet`: 新しく作成するレポートのワークシートを格納する変数を宣言しています。
– `Set ReportSheet = ThisWorkbook.Sheets.Add`: 新しいワークシートを作成し、`ReportSheet`変数に格納しています。
– `ReportSheet.Name = “属性レポート”`: 新しいワークシートの名前を「属性レポート」としています。
– 最後の行の取得やデータの転記などの処理を行っています。

応用例

1. 性別ごとの参加者数を集計


Sub CountByGender()

    Dim LastRow As Long
    Dim MaleCount As Long, FemaleCount As Long
    Dim ReportSheet As Worksheet

    ' 既存の属性レポートワークシートを取得
    Set ReportSheet = ThisWorkbook.Sheets("属性レポート")

    ' 最後の行を取得
    LastRow = ReportSheet.Cells(ReportSheet.Rows.Count, "B").End(xlUp).Row

    ' 性別ごとのカウント
    MaleCount = Application.WorksheetFunction.CountIf(ReportSheet.Range("B2:B" & LastRow), "男性")
    FemaleCount = Application.WorksheetFunction.CountIf(ReportSheet.Range("B2:B" & LastRow), "女性")

    ' 結果を出力
    ReportSheet.Cells(1, 10).Value = "男性"
    ReportSheet.Cells(1, 11).Value = "女性"
    ReportSheet.Cells(2, 10).Value = MaleCount
    ReportSheet.Cells(2, 11).Value = FemaleCount

End Sub

2. 年齢層ごとの参加者数を集計

この処理では、特定の年齢層ごとに参加者数を集計します。


' 省略:具体的なコードと解説

3. 所属企業ごとの参加者数を集計

企業ごとの参加者数を知ることで、どの企業からの参加が多いのかを把握することができます。


' 省略:具体的なコードと解説

まとめ

Excel VBAを利用することで、イベント参加者の属性に基づいたレポートを効率的に作成することができます。この技術を活用して、日常業務の生産性を向上させることが期待できます。

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