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Excel VBAを使用したデータインポートの自動化とスケジュール設定方法

この記事では、Excel VBAを使用して、データのインポートを自動化し、その実行を周期的にスケジュールする方法について詳しく説明します。初心者から中級者までの方向けに、具体的なコード例とその詳細な解説、さらに応用例を3つを取り上げています。

目次

Excel VBAの基本

Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれたプログラミング言語です。これを用いると、単純作業の自動化だけでなく、高度なデータ分析やレポート作成も可能になります。

そもそも、どこにVBAコードを書いて、どう実行すれば良いのか分からない場合は、以下の記事をご参照ください。

Excel VBAを使用したデータインポートの基本

Excel VBAを利用することで、外部のデータファイルやデータベースからExcelへのデータのインポートを自動化することができます。以下は、外部CSVファイルをExcelへインポートする基本的なコードです。

コードの解説

このコードでは、ThisWorkbook.Worksheets("Sheet1")で作業するシートを指定しています。LastRow変数を使用して、データが挿入される最後の行を識別します。その後、QueryTables.Addメソッドを使用してCSVデータをインポートします。

データインポートのスケジュール設定

Excelのタスクスケジューラを使用して、このVBAコードの実行を自動化できます。しかし、VBA内から直接スケジュールを設定することはできません。そのため、以下の手順を推奨します。

1. VBAコードを保存したExcelファイルをマクロとして保存します。
2. Windowsのタスクスケジューラを使用して、Excelファイルを定期的に開くアクションを設定します。
3. Excelファイルが開かれたときに、マクロを自動実行するように設定します。

応用例

1. データベースからのデータインポート

Excel VBAを使用して、データベースから直接データをインポートすることもできます。以下は、Accessデータベースからのデータインポートの例です。

2. 複数のファイルからのデータインポート

フォルダ内の複数のファイルからデータを一括でインポートすることも可能です。

3. インポート後のデータ整形

データインポート後に、データを自動で整形する例です。

まとめ

Excel VBAを使用して、データインポートを自動化することで、作業の効率化やミスの削減に貢献できます。さらに、応用例を参考にして、データインポートの自動化をさらに発展させることができます。VBAの力を最大限に活用して、日常の業務を効果的にサポートしてみてください。

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