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Excel VBAを使用したファイルサイズに基づくリネーム方法

この記事では、Excel VBAを使用してファイルのサイズに基づきリネームする方法について詳しく解説します。具体的なコード例、その詳細な解説、さらに応用例を通して、Excel VBAの柔軟性と可能性を最大限に引き出す方法を学んでいきましょう。

目次

Excel VBAの基本

Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれたプログラミング言語です。これを用いると、単純作業の自動化だけでなく、高度なデータ分析やレポート作成も可能になります。

そもそも、どこにVBAコードを書いて、どう実行すれば良いのか分からない場合は、以下の記事をご参照ください。

Excel VBAでのファイルサイズベースのリネーム処理の基本

Excel VBAを使うことで、ファイルサイズに基づいた条件を設定し、その条件に応じてファイル名を変更することができます。これにより、大量のファイルを効率的に整理したり、一定の規則に基づく命名ルールを適用したりすることが可能となります。

コードの詳細解説

このコードは、指定されたフォルダ内のファイルサイズを調べ、そのサイズに基づいて新しい名前を付けるものです。具体的には、ファイルサイズが1MB未満の場合はファイル名の先頭に”Small_”を、1MB以上の場合は”Large_”を付加してリネームします。

1. folderPathでリネーム対象のディレクトリを指定します。
2. Dir関数を使用して、そのフォルダ内のファイル名を取得します。
3. FileLen関数を使用して、ファイルのサイズを取得します。
4. If文を使用して、取得したファイルサイズが1MB未満かどうかを確認し、ファイル名を変更します。
5. Nameステートメントを使用して、ファイルのリネームを実行します。
6. Loopを使用して、フォルダ内のすべてのファイルに対して処理を繰り返します。

補足事項

– このコードは、指定されたフォルダ内の全てのファイルを対象にします。サブフォルダ内のファイルや特定の拡張子のみを対象とする場合は、コードを変更する必要があります。
– 1MBは「1048576バイト」で計算しています。これは1024バイト x 1024バイトの計算から来ています。

応用例

応用例1:特定の拡張子のファイルのみをリネーム

以下のコードは、.txt拡張子のファイルのみを対象としてリネームします。

応用例2:ファイルサイズに応じて異なる接頭辞を追加

以下のコードは、ファイルサイズに応じて”Tiny_”、”Medium_”、”Large_”の接頭辞を追加します。

応用例3:ファイルの更新日時をファイル名に追加

以下のコードは、ファイルの更新日時を取得し、それをファイル名に追加します。

まとめ

Excel VBAを使用すれば、ファイルのサイズや他の属性に基づいて効率的にファイルをリネームすることができます。本記事で紹介した基本的な方法や応用例を参考に、自分のニーズに合わせてカスタマイズしてみてください。

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