Amazon Prime 感謝祭 10/14,15詳細はコチラ

Excel VBAを活用したオンライン認証・認可サービスへの自動ログイン手法

この記事では、Excel VBAを使用してオンライン認証や認可サービスへの自動ログインを実現する方法について詳しく説明します。具体的なコード例とその解説、さらに応用例を3つ取り上げてご紹介します。

目次

Excel VBAの基本

Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれたプログラミング言語です。これを用いると、単純作業の自動化だけでなく、高度なデータ分析やレポート作成も可能になります。

そもそも、どこにVBAコードを書いて、どう実行すれば良いのか分からない場合は、以下の記事をご参照ください。

オンライン認証・認可とは

オンライン認証とは、特定のオンラインサービスやウェブサイトにアクセスする際に、利用者が本人であることを確認するプロセスを指します。一方、認可は認証されたユーザーに対して、どのようなリソースやサービスへのアクセスを許可するかを決定するプロセスです。

VBAを使用した自動ログインの基本的な手法

Excel VBAを使用して、オンラインサービスへの自動ログインを実現するには、Internet Explorerを制御するオブジェクトを使用します。

基本的なログインコード

以下は、VBAを使用して特定のウェブサイトに自動でログインするための基本的なコードです。

コードの詳細解説

1. IEという名前のオブジェクト変数を作成します。このオブジェクトはInternet Explorerを制御するために使用されます。
2. CreateObject("InternetExplorer.Application")を使用してInternet Explorerを開き、IEオブジェクト変数に割り当てます。
3. .navigateメソッドでログインページにアクセスします。
4. Do Whileループを使用してページの読み込みが完了するのを待ちます。
5. getElementByIdメソッドを使用して、ユーザー名とパスワードの入力フィールドにアクセスし、値を設定します。
6. ログインボタンをクリックしてログインを実行します。

応用例

応用例1: 複数のウェブサイトに自動ログイン

異なるウェブサイトやオンラインサービスにログインする場合、それぞれのサイトのURLやログイン情報を変数として設定し、ループを使って一括でログインを行います。

応用例2: セキュアなログイン情報の取り扱い

パスワードや認証情報をコードに直接埋め込むのは安全でないため、Excelのシートや外部ファイルから情報を読み込むことを推奨します。

応用例3: ログイン成功の確認

ログイン後のページに特定の要素やテキストが存在するかチェックすることで、ログインが成功しているかどうかを確認します。

まとめ

Excel VBAを使用することで、オンライン認証や認可サービスへの自動ログインが簡単に実現できます。ただし、セキュリティの観点からログイン情報の取り扱いには注意が必要です。この技術を応用し、業務の効率化や自動化の一環として活用して

みてください。

VBAも良いけどパワークエリも良い

VBAの解説をしてきましたが、VBAは正直煩雑でメンテナンス性が悪いです。最近はモダンExcelと呼ばれるパワークエリやパワーピボットへのシフトが進んできています。本サイトでもパワークエリの特集をしており、サンプルデータを含む全11回の学習コンテンツでパワークエリを習得することができます。

クリックするとパワークエリの全11講座が表示されます。

パワーピボットの記事はありません。興味がある場合は、書籍で学んでみてください

コメント

コメントする

目次