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特定の時間帯に編集されたセルをExcel VBAでフィルタする方法

この記事では、Excel VBAを用いて特定の時間帯に編集されたセルをフィルタリングする方法について詳しく説明します。具体的なVBAコードとその解説、さらには応用例を3つも取り上げます。この技術は、日々膨大なデータを扱うビジネスの現場で大変役立つものです。

目次

Excel VBAの基本

Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれたプログラミング言語です。これを用いると、単純作業の自動化だけでなく、高度なデータ分析やレポート作成も可能になります。

そもそも、どこにVBAコードを書いて、どう実行すれば良いのか分からない場合は、以下の記事をご参照ください。

なぜこの機能が必要か

業務でExcelを使っていると、日々何百、何千ものセルが編集されることがあります。それらの中から特定の時間帯に編集されたデータだけをピックアップする必要がある場合、手作業で行うと非常に時間がかかります。そこで、このVBAコードを利用することで作業効率を大幅に上げることが可能です。

VBAコードの基礎解説

こちらが特定の時間帯に編集されたセルをフィルタリングする基本的なVBAコードです。

コードの解説

1. Dim cell As Range, targetSheet As Worksheet, timeStart As Date, timeEnd As Dateで変数を宣言しています。
2. Set targetSheet = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")で対象となるワークシートを設定します。
3. timeStarttimeEndでフィルタリングする時間帯を設定します。
4. For Each cell In targetSheet.UsedRangeで使用されているセル範囲をループします。
5. If cell.Comment Is Nothing Thenでセルにコメントが付いていない場合はスキップします。
6. editTime = TimeValue(cell.Comment.Text)でコメントから編集時間を取得します。
7. If editTime >= timeStart And editTime <= timeEnd Thenで指定した時間帯内で編集されたか判断し、条件に合ったセルの背景色を黄色に変更します。

応用例

この基本的なコードを元に、さまざまな応用が考えられます。

応用例1:時間帯ごとに色を変える

この応用例では、編集された時間帯に応じてセルの背景色を変えます。

応用例2:編集者名も考慮する

この例では、編集者の名前も考慮してフィルタリングを行います。

応用例3:条件に合ったセルを別シートにコピーする

この例では、条件に合ったセルを別のシートにコピーします。

まとめ

特定の時間帯に編集されたセルを簡単にフィ

ルタリングできるExcel VBAのコードとその応用例について解説しました。このコードを利用することで、業務の効率化が図れます。特に、日々大量のデータを扱う方には大変有用な技術となるでしょう。

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