Excel VBAを使用してスクリプトファイルを言語や用途別に整理する方法

この記事では、Excel VBAを使用してスクリプトファイルを言語や用途別に整理する方法を詳しく説明します。初心者から上級者までが対象となる内容で、具体的なコード例とその解説、さらに応用例を含めています。日本市場を意識した情報提供を目指していますので、実務での応用や学習の参考にしてください。

目次

Excel VBAの基本

Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれたプログラミング言語です。これを用いると、単純作業の自動化だけでなく、高度なデータ分析やレポート作成も可能になります。

そもそも、どこにVBAコードを書いて、どう実行すれば良いのか分からない場合は、以下の記事をご参照ください。

VBAを利用したスクリプトファイルの整理の基本

Excel VBAは、Excelの操作を自動化するためのプログラミング言語です。このセクションでは、スクリプトファイルを言語や用途別に整理する基本的なVBAコードを紹介します。


Sub OrganizeScripts()
    Dim File As String
    Dim SourcePath As String, DestinationPath As String
    Dim FileExtension As String
    
    ' 元のフォルダパス
    SourcePath = "C:\YourSourceFolder\"
    File = Dir(SourcePath & "*.*")
    
    Do While File <> ""
        ' ファイルの拡張子を取得
        FileExtension = Right(File, Len(File) - InStrRev(File, "."))
        
        ' 用途や言語別にフォルダを指定
        Select Case FileExtension
            Case "js"
                DestinationPath = "C:\Scripts\JavaScript\"
            Case "py"
                DestinationPath = "C:\Scripts\Python\"
            Case "rb"
                DestinationPath = "C:\Scripts\Ruby\"
            Case Else
                DestinationPath = "C:\Scripts\Others\"
        End Select
        
        ' ファイルを移動
        Name SourcePath & File As DestinationPath & File
        
        File = Dir
    Loop
End Sub

コードの詳細解説

このVBAコードは、指定したソースフォルダ内の全てのスクリプトファイルを、その拡張子に基づいて対象のフォルダに移動させるものです。

1. `Dir`関数でソースフォルダ内の最初のファイル名を取得します。
2. `Do While`ループを使用して、ソースフォルダ内の全てのファイルに対して処理を実行します。
3. `Select Case`ステートメントで、ファイルの拡張子に基づいて移動先のフォルダを選択します。
4. `Name`ステートメントでファイルを移動させます。

応用例

1. さらなる拡張子のカテゴリー追加

特定の言語や用途に合わせて、さらに多くの拡張子のカテゴリーを追加することが可能です。


Select Case FileExtension
    Case "js"
        DestinationPath = "C:\Scripts\JavaScript\"
    Case "py"
        DestinationPath = "C:\Scripts\Python\"
    Case "rb"
        DestinationPath = "C:\Scripts\Ruby\"
    Case "php"
        DestinationPath = "C:\Scripts\PHP\"
    Case Else
        DestinationPath = "C:\Scripts\Others\"
End Select

2. 日付ごとのファイル整理

ファイルの作成日や最終更新日を基に、日付のフォルダに整理する方法です。


Dim FileDate As Date
FileDate = FileDateTime(SourcePath & File)
DestinationPath = "C:\Scripts\" & Format(FileDate, "yyyy-MM-dd") & "\"

3. ファイルサイズによる整理

ファイルのサイズが大きいもの、小さいもので分けて整理します。


Dim FileSize As Long
FileSize = FileLen(SourcePath & File)
If FileSize > 1000000 Then
    DestinationPath = "C:\Scripts\LargeFiles\"
Else
    DestinationPath = "C:\Scripts\SmallFiles\"
End If

まとめ

Excel VBAを活用して、スクリプトファイルを効率的に整理する方法について学びました。この技術をベースに、自身のニーズに合わせてカスタマイズすることで、より効率的なファイル管理を実現できるでしょう。日常の業務での応用や学習の一助として活用してください。

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