Excel VBAでマクロを定期的に実行するスケジューリング方法

この記事では、Excel VBAを使用してマクロを定期的に実行する方法について詳しく説明します。初心者向けに基本から進めるとともに、応用例を通じて実用的な利用シーンを探求します。VBAを用いたタスクスケジューリングは、データの自動集計やレポートの更新など、さまざまなビジネスシーンで役立ちます。

目次

Excel VBAの基本

Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれたプログラミング言語です。これを用いると、単純作業の自動化だけでなく、高度なデータ分析やレポート作成も可能になります。

そもそも、どこにVBAコードを書いて、どう実行すれば良いのか分からない場合は、以下の記事をご参照ください。

Excel VBAを用いたマクロの定期実行の基礎

Excel VBAには、特定の時間や間隔でマクロを実行するためのメソッドやプロパティが用意されています。以下は、10秒ごとに「SampleMacro」というマクロを実行する基本的なコードです。

このコードの解説:
Application.OnTime メソッドは、指定した時間にマクロを実行するためのメソッドです。
Now 関数は、現在の日時を返します。これにTimeValueを使用して10秒を加算することで、10秒後の時間を指定しています。

応用例1: 指定の曜日にマクロを実行

特定の曜日、例えば毎週金曜日にだけマクロを実行する場合のコード例です。

応用例2: 特定の時間帯にマクロを実行

毎日午前10時にマクロを実行する場合のコード例です。

応用例3: 一度だけ実行するマクロのスケジューリング

特定の日時、例えば来月の1日に一度だけマクロを実行する場合のコード例です。

まとめ

Excel VBAを使用して、特定の時間や間隔でのマクロ実行をスケジュールする方法を学びました。これらのテクニックを応用することで、日常の作業の自動化や効率化を図ることができます。VBAの持つ柔軟性を活かし、ビジネスプロセスの最適化を追求してみてください。

VBAも良いけどパワークエリも良い

VBAの解説をしてきましたが、VBAは正直煩雑でメンテナンス性が悪いです。最近はモダンExcelと呼ばれるパワークエリやパワーピボットへのシフトが進んできています。本サイトでもパワークエリの特集をしており、サンプルデータを含む全11回の学習コンテンツでパワークエリを習得することができます。

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