MT4・MT5も快適!Cinebenchスコアから読み解くシンクラウドデスクトップ for FXの高速処理

近頃、FXの自動売買を快適に行えるVPSを探している方が増えています。私自身も以前は別のVPSでMT4を動かしていましたが、負荷が高まると動作が重くなり困っていました。そこで出会ったのが「シンクラウドデスクトップ for FX」です。CinebenchのCPUベンチマークでも高いスコアを叩き出し、MT4やMT5をサクサク動かせる環境が整っています。実際に使ってみると、予想を上回る高速処理に驚かされました。そんな体験も交えながら、サービスの特長や料金プラン、実際の性能について詳しく解説していきます。

目次

Cinebenchスコアによる高速処理のヒミツ

CPUパフォーマンスとMT4/MT5の関係

シンクラウドデスクトップ for FXは、FX自動売買のパフォーマンスを最大限に引き出すためにCPU性能を重視しています。そもそもMT4やMT5では、複数のインジケータやEA(エキスパートアドバイザー)を同時に走らせることも珍しくありません。さらに、大量のヒストリカルデータを扱うバックテストや、複数チャートを表示するマルチタスク運用など、CPU負荷が高まる場面が多いのです。

実証テストで示された具体的な数値

2023年7月7日にCinebenchで行われたテスト結果では、シンクラウドデスクトップ for FXが2650ポイントを記録しました。これは、他社FX専用VPSの1287ポイントと比較しておよそ2.1倍にあたります。実際にこのCPU性能差は、複数のインジケータやEAを同時に稼働させた時に顕著に表れます。高負荷状態でもスムーズにチャートが動き、エントリーや決済の判断が遅延しにくいのです。

私が最初に試したのは、一度に5つ以上のチャートを起動し、各チャートで複数のEAを動かす設定でした。他のVPSではカクついたり、最悪フリーズしてしまうこともあったのですが、シンクラウドデスクトップ for FXではスムーズに動き続けてくれました。

メモリ処理速度がもたらす快適さ

CPUと同様に重要なのがメモリの処理速度です。2023年7月7日にCrystalMarkで測定したところ、読み込みが16457MB/s、書き込みが32563MB/sを記録。これは他社VPSの約2倍にあたります。MT4/MT5では、膨大な価格データやインジケータの演算結果をメモリに読み書きしながら動作するため、この高速さはトレーダーの体感に直結します。具体的には、EAのバックテストや複数時間足の同時表示などで処理落ちが起こりにくくなります。

ディスクアクセス性能で差がつく理由

バックテストや、大量のヒストリカルデータを管理する際に見逃せないのがディスクアクセス性能です。シンクラウドデスクトップ for FXではNVMe SSDが採用されており、CrystalDiskMarkの計測結果でも読み込み17381MB/s、書き込み15659MB/sと驚異的な数値を叩き出しています。他社の503MB/sおよび507MB/sと比べると、約30〜34倍のスピード差があるのは明確です。こうした高速ディスク環境によって、MT4/MT5の起動やチャートデータのロードが非常に迅速に行われるのです。

全体の性能を一覧で比較

実際に比較したいときに便利なのが一覧表です。下記の表からも、シンクラウドデスクトップ for FXのパフォーマンス優位性が確認できます。

項目シンクラウドデスクトップ for FX他社VPS
Cinebench CPUスコア26501287
メモリ読み込み16457MB/s8032MB/s
メモリ書き込み32563MB/s16047MB/s
ディスク読み込み17381MB/s503MB/s
ディスク書き込み15659MB/s507MB/s
約定速度127ms186ms

高負荷時でもCPU・メモリ・ディスクのバランスが良く、マルチチャートや大量のEA運用が安定しやすいです。

シンクラウドデスクトップ for FXのサービス概要

FX自動売買に特化したVPS

シンクラウドデスクトップ for FXは、MetaTrader4(MT4)やMetaTrader5(MT5)を使って24時間自動売買を行うトレーダーのために設計されたVPSです。CPUやメモリ、ディスクにかかる負荷を考慮しながら、システム全体のパフォーマンスが最大化されるようにチューニングされているのが特長です。自動ログオン設定機能も搭載されており、サーバーが再起動した場合でも自動売買が止まりにくい仕組みが整えられています。

私の友人は海外時間帯のボラティリティが高まるタイミングで複数のEAを動かしていますが、今まで使っていたVPSよりも動作が安定したと喜んでいました。特に自動ログオン機能は想像以上に便利だそうです。

高い安定性と約定速度

約定速度を測定した結果では、127ミリ秒と非常に速く、他社VPSの186ミリ秒よりも1.4倍の速度を出しています。この差は大きなスリッページ回避や機会損失の軽減につながります。また、シンクラウドデスクトップ for FXは月間稼働率99.99%以上を保証するSLAを導入しており、突発的なサーバーダウンによる取引トラブルを極力防ぐ仕組みが整っています。

オンラインで常時アクセスできるVPS環境なので、外出先でもスマホ経由で状況を確認できる安心感があります。

料金プランの詳細

Windowsプラン

シンクラウドデスクトップ for FXでは、一般的に馴染みのあるWindows環境でVPSを利用できるようになっています。利用キャンペーン期間(2024年12月23日~2025年2月3日17:00)中に新規で契約すると、最大50%オフの割引が適用されます。初回契約時と更新時で料金が異なるため、注意して選択すると良いでしょう。

初回契約時の支払い料金

プラン名1ヶ月契約3ヶ月契約6ヶ月契約12ヶ月契約
スタートアップ 2GB1625円3130円2990円1834円
スタートアップ 3GB1800円3480円3340円2079円
スタンダード 5GB3125円5915円5615円3731円
スタンダード 6GB3350円6605円6305円4046円
プレミアム 10GB4680円9100円8600円5641円
プレミアム 12GB5155円10075円9500円6307円
エグゼクティブ 16GB8225円16150円15000円10500円
エグゼクティブ 20GB9050円17800円17250円11655円

契約更新時の支払い料金

プラン名1ヶ月契約3ヶ月契約6ヶ月契約12ヶ月契約
スタートアップ 2GB3250円6310円5990円4260円
スタートアップ 3GB3600円6840円6340円4970円
スタンダード 5GB6250円12380円11515円7570円
スタンダード 6GB6700円13210円12410円5780円
プレミアム 10GB9361円18075円17225円8060円
プレミアム 12GB10311円19910円18875円9010円
エグゼクティブ 16GB16450円31815円30000円15000円
エグゼクティブ 20GB18100円34815円32250円16605円

高性能な分、最上位プランはコストがかさむ傾向があります。必要以上に大きなプランを選ぶと割高になるかもしれません。

Ubuntuプラン

Windowsより軽量なUbuntuデスクトップ環境も選択できます。特にメモリ使用量が少ないため、複数のMT4を同時に立ち上げる場合にも安定しやすいです。こちらも同様にキャンペーン期間中の初回契約に割引が適用されます。

初回契約時の支払い料金

プラン名1ヶ月契約3ヶ月契約6ヶ月契約12ヶ月契約
スタートアップ1140円2200円2101円1288円
スタンダード2345円4600円4440円2800円
プレミアム3745円7280円6880円4515円
エグゼクティブ6870円13480円13020円8757円

契約更新時の支払い料金

プラン名1ヶ月契約3ヶ月契約6ヶ月契約12ヶ月契約
スタートアップ2280円2200円2101円1840円
スタンダード4690円4600円4440円4000円
プレミアム7491円7280円6880円6450円
エグゼクティブ13740円13480円13020円12510円

Ubuntu環境はメモリ消費が少ないため、複数口座を動かすトレーダーにおすすめです。

実際に使って感じたメリット

CPU・メモリ・ディスク性能の総合力

これまで幾つかのVPSを使ってきましたが、シンクラウドデスクトップ for FXはCPU、メモリ、ディスクアクセスといった主要要素のバランスがとても良いです。Cinebenchスコアだけでなく、CrystalMarkやCrystalDiskMarkの結果でも大幅に数値が高く、実際の操作感に直結しているのを強く実感します。

他社VPSではバックテストを走らせると一気に動作が重くなっていたのですが、シンクラウドデスクトップ for FXでは複数のバックテストを同時並行で回してもほとんどカクつかなかったんです。EA開発中のトレーダーにとっては本当に助かりますね。

シンプル設計で使いやすいインターフェース

FX自動売買に特化したサービスなので、余計なソフトや設定が一切入っていません。リモートデスクトップの操作画面もシンプルで分かりやすく、WindowsやUbuntuの操作に慣れていれば特に苦労することは少ないでしょう。サーバー管理の専門知識がなくても、MT4やMT5のインストールから稼働までスムーズに進められます。

サポートの品質と安定稼働

障害発生時や不明点が出たときにも、日本語サポートがしっかりしているのは大きな安心材料です。さらに、月間99.99%以上の稼働率を保証するSLAがあるため、長時間放置する自動売買でも高い信頼感を持って任せられます。

海外サーバーのVPSを以前使っていて、サポート言語の問題で苦労したことがありましたが、ここは日本語で対応してくれるので不安がありません。

デメリットと注意点

プラン選びは慎重に

高性能なサービスだけに、最上位プランを選べば多くの場面で快適なのは間違いありません。しかし実際に必要なスペックを見極めずにハイスペックを契約すると、月々のコストが膨らむ可能性があります。MT4/MT5の同時稼働数やバックテストの頻度を考慮し、最適なプランを選びましょう。

過剰スペックを契約すると使いきれないリソースが多くなり、月々の費用に無駄が生じます。

ネット環境による影響

VPS自体は高速で安定していても、自宅や外出先のネット回線が遅かったり不安定だったりすると、リモート接続が途切れる場合があります。これはシンクラウドデスクトップ for FXに限らず、全てのリモート接続型VPSで共通する課題です。

私が海外旅行中に利用した際は、ホテルのWi-Fiが弱くてリモート操作に支障が出たことがあります。日本国内の安定したネット環境ならほとんど問題ないですね。

まとめとおすすめポイント

総合評価

シンクラウドデスクトップ for FXは、Cinebenchをはじめとする各種ベンチマークで示されるように、非常に高いCPU性能とメモリ・ディスクアクセス速度を持っています。MT4やMT5を使った自動売買を行うトレーダーにとっては、バックテストの効率やEAの安定稼働、スリッページの軽減など、メリットが満載のVPSサービスといえます。

どんな人に向いているか

1. 複数口座・大量のEAを同時運用する人

CPU負荷やメモリ消費の大きい環境でも、快適に動かせるパフォーマンスが大きな魅力です。

2. 約定スピードを重視したいトレーダー

約定の遅れが損失につながりやすいスキャルピングや高速取引を志向する方にもおすすめです。

3. これから本格的にEA運用を始めたい初心者

専門知識がなくても使いやすいシンプル設計で、日本語サポートも手厚く、安心して運用をスタートできます。

14日間の無料トライアルがあるため、どれほど動作がスムーズなのか実際に体感できるのは非常に大きなメリットです。

最終的な一押し

私自身、VPSの切り替えに対しては多少の不安を感じていました。しかし実際にシンクラウドデスクトップ for FXを使ってみると、以前抱えていた処理速度や動作の不安定さがほとんど解消されました。特に、Cinebenchスコアなどの具体的な数値を見れば納得できる部分も多く、真剣にEA運用で利益を狙う方にはぜひおすすめできるサービスです。

個人的には、他社サービスから乗り換えた直後、バックテストのスピードが目に見えて速くなったときに「これは良い買い物をしたな」と感じました。

スムーズなチャート描画や複数EAの同時稼働を求めるなら、これほど頼れるVPSはなかなかありません。豊富な料金プランの中から、自身のトレードスタイルに合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。

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