【VPS導入事例】3社のクラウドPCを使ってみたFXトレーダーの口コミとテレワーク活用法

このところ「自動売買が安定して使える環境を整えたい」「外出先からでも自宅PCを遠隔操作したい」という声が増えています。そこで、FXトレーダーの方々が実際に使っている人気の3社クラウドPCを比較し、それぞれの導入事例や口コミを詳しくまとめてみました。テレワーク環境構築にも役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

XServer クラウドPC

特徴と機能

XServer クラウドPCは、高性能なWindowsデスクトップ環境をインターネット経由で利用できるサービスです。スマホやタブレットからもアクセスでき、24時間365日のサポートが充実しているのが魅力です。データはクラウド上で管理するため、物理PCの故障リスクや電気代の心配がほとんどありません。

アクセス先がクラウド上にあるため、旅先や移動中でも安定して取引できるのが助かります。

料金プランの例

プラン名月額料金(税込)メモリvCPUディスク容量
お試しプラン2860円2GB2コア100GB(NVMe)
エントリープラン3590円3GB3コア200GB(NVMe)
スタンダードプラン5680円5GB4コア300GB(NVMe)

導入事例:週末トレーダーAさん

平日は会社勤務で帰宅後にFXチャートをざっと見るAさん。以前は自宅PCを長時間つけっぱなしにして自動売買させていましたが、冷却ファンの騒音や電気代が気になっていたそうです。そこでXServer クラウドPCに切り替えたところ、自宅PCの負担は減り、外出先のスマホからも簡単に注文状況をチェックできるようになりました。

電源管理を気にしなくなったのはもちろん、テレワーク用にも使えて一石二鳥だとAさんは話しています。

シンクラウドデスクトップ for FX

特徴と機能

シンクラウドデスクトップ for FXは、名前の通りFX自動売買に特化したVPSです。MetaTrader4(MT4)やMetaTrader5(MT5)の自動ログオン設定、約定速度の速さ、そしてCPU・メモリ・ディスク性能の高さを重視しているため、本格的にFXトレードをする方に人気があります。

圧倒的なパフォーマンス

CinebenchやCrystalDiskMarkによるテスト結果で、一般的なFX向けVPSを上回る性能が実証されています。約定速度も早く、EAを多めに稼働させてもストレスが少ないと評判です。

FX取引に必要な機能だけにフォーカスしているから、ムダが少なく安定感があります。

料金プランの例(Windowsプラン)

プラン1ヶ月契約6ヶ月契約メモリvCPUディスク
スタートアップ 2GB1625円2990円2GB2コア150GB(NVMe)
スタンダード 5GB3125円5615円5GB4コア300GB(NVMe)
プレミアム 10GB4680円8600円10GB8コア500GB(NVMe)

導入事例:専業トレーダーBさん

専業でトレードを行うBさんは、朝から夜までずっとEAを複数動かすスタイル。自宅PCの再起動やWindowsアップデートのタイミングでEAが止まることに悩んでいました。シンクラウドデスクトップ for FX導入後は、24時間通しての売買機会を逃さなくなり、成績向上にもつながったとのことです。

ただしFX特化機能が多いため、テレワークのように一般業務で使いたいときは少しカスタマイズが必要となります。

ABLENET VPSサービス

特徴と機能

ABLENETは25年以上のサーバー運用実績を持つ老舗で、VPSサービスが豊富にそろっています。Windowsサーバーが使えるプランは「稼働率99.99%以上」でMT4やMT5を安定運用したい方に人気です。Ubuntu DesktopにWineを導入して、Windowsアプリを使えるイメージを提供している点もユニークです。

マインクラフトのマルチプレイサーバーなど、トレード以外の使い方も手軽に試せる柔軟さが魅力です。

プラン例

プラン月額料金(税込)メモリCPUSSD
Win1プラン1,587円2GB2Core60GB
Win2プラン2,070円3.5GB3Core120GB
Win3プラン3,490円6GB4Core150GB

導入事例:副業トレーダーCさん

ABLENETのWinプランを使い始めたCさんは、リモートデスクトップで自宅以外の場所から作業する機会が多いそうです。データセンター側の安定度が高く、サーバーダウンの経験がほぼないため、平日の昼休みやカフェからもMT4を快適に稼働できます。シンプルなコントロールパネルがあり、プラン変更もスムーズと話しています。

ゲーム用のサーバーを試したい場合にも選択肢が多く、幅広い用途に使えて便利だとの声がよく聞かれます。

テレワーク活用例

社内リモートワークに導入する場合

業務用ソフトやファイルをクラウドPCにまとめれば、パソコンそのものを持ち歩かなくても遠隔でデスクトップにアクセスできます。さらにオフィスにあるPCを遠隔操作するよりも、クラウドPCを中心に据えたほうがセキュリティ面で安心という声が多いです。

外部スタッフとのプロジェクト連携

外注スタッフにクラウドPCのアカウントを渡すことで、機密ファイルのやりとりやソフト利用を中央管理できます。特にXServerやABLENETは複数ユーザーでのリモート操作を想定したプランがあるため、プロジェクト単位でもコストが予測しやすいメリットがあります。

端末ごとにOfficeのインストールやバージョン管理が必要ないので、導入後はシンプルに運用できるとの声があります。

まとめ:目的別に選ぶクラウドPC

FX重視ならシンクラウドデスクトップ for FX

約定速度やメモリ速度を追求する人、EAの同時稼働数を増やしたい人にはシンクラウドデスクトップ for FXがおすすめです。

多用途に使えるXServer クラウドPC

テレワークから自動売買まで幅広い業務を安定させたいならXServerが使いやすいでしょう。サポート体制が手厚く初心者でも導入しやすいと評判です。

コスパ重視や特殊用途ならABLENET VPS

プランのバリエーションが多く、LinuxやWindowsなど環境を自由に選べるABLENETは、FXやリモートワーク以外にも幅広く使う方に向いています。

各社とも「24時間稼働」「安定性」「サポートの良さ」が評価されており、あとは目的と予算に合わせて選ぶと満足度が高いようです。

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