VPS FAQ徹底解説！クラウドPC・VPSのよくある質問をまとめて解消しよう

クラウドPCやVPSって、一度は気になったことがあるけれど「どこから手をつければいいのか」「料金やサポート面は大丈夫なのか」と不安に思いませんか。この記事ではそんな疑問をスッキリ解消するため、XServer クラウドPC、シンクラウドデスクトップ for FX、ABLENET VPSサービスの3つを比較しながら、それぞれのよくある質問にまとめて回答していきます。私自身、初めてVPSを使ったときは専門用語が多くて戸惑ったことがあるので、そんな経験を踏まえつつ分かりやすく解説していきますね。

クラウドPCとVPSの基本をおさらい

そもそもクラウドPCとVPSって何が違うの？

クラウドPCとVPSはどちらも自分専用の仮想環境を使えるサービスです。けれど、利用目的や提供される機能、サービスの背景が少し異なります。

クラウドPCの概要

クラウドPCとは、インターネットを介してアクセスできる「仮想のデスクトップ環境」です。実際のパソコンのようにマウスやキーボード操作ができ、WindowsやLinuxといったOS上でソフトウェアを動かしたり、ファイルを保管したりします。利用者のデバイスに左右されないため、外出先からスマホやタブレットでも同じデスクトップを利用できるのが魅力です。

VPSの概要

VPSは「仮想専用サーバー」のことで、クラウド上に用意された独立したサーバー環境を使うサービスです。自分だけのサーバー領域を持つため、ソフトウェアのインストールやサーバー設定などを自由に行えます。サーバー運用や、FXの自動売買システム（MT4やMT5など）を動かす際にもよく使われます。

この3サービスをピックアップした理由

1つは「XServer クラウドPC」。多くの人がFX自動売買やテレワークで利用しているクラウド型Windowsデスクトップです。次に「シンクラウドデスクトップ for FX」。こちらはFX自動売買に特化したVPSで、ものすごく高性能なCPUや高速ストレージを備えているのがポイント。最後に「ABLENET VPSサービス」。こちらは運営歴が長く、WindowsやUbuntuなど幅広いOSに対応していて、特に手頃な料金プランがそろっているんですよ。

XServer クラウドPCのよくある質問

XServer クラウドPCの特徴は？

XServer クラウドPCは、24時間365日のサポートと高性能なハードウェアが魅力です。AMD EPYCというハイスペックなCPUやNVMe SSDを採用しているので、処理速度が非常に速いんです。また、稼働率99.99％以上を保証するSLAがあり、長時間の安定稼働が期待できます。

ハイスペックなCPUと高速NVMe SSDで、テレワークや動画編集、FXの自動売買でもストレスフリーに使える

Q1. 契約プランはどれがいい？

XServer クラウドPCには5つのプランがあります。メモリ2GBの最小構成から、16GBでCPU16コアというハイエンドプランまでそろっているため、用途に応じて選びやすいです。最初は小さめのプランから始めて、必要に応じて上のプランにアップグレードする方が多いですね。

Q2. 何に使われている？

利用シーンは多岐にわたります。リモートワークや外出先でのデータ処理、FX自動売買などが代表的な使い方です。会社のPCにリモートアクセスするのとは違い、自分専用のWindows環境なので業務用のソフトを入れても問題ありません。Microsoft Office Professional Plus 2021が利用できるのも魅力でしょう。

Q3. 料金は高くない？

月額2860円から始められます。CPU2コア、メモリ2GBというプランでもNVMe SSD100GBが使えるのは魅力です。もっと大きいプランが必要なら、月額18840円の16GBプランまであります。自分の作業量や運用目的に合わせると無駄がないですよ。

一方で、自宅PCと比べてコストが高いと感じる人もいるかもしれません。長期間使わない時期があるなら、プラン選択を慎重にしましょう。

Q4. 24時間使って大丈夫？

停電や故障のリスクは、XServerのデータセンター側で対策されているので問題ありません。安定稼働の実績が高いので、夜通し自動売買のソフトを走らせたり、リモートで大きな処理を任せるといった使い方でも安心できます。

シンクラウドデスクトップ for FXのよくある質問

FX自動売買に特化した理由は？

シンクラウドデスクトップ for FXは、名前の通りMT4やMT5などのFX自動売買ソフトを快適に動かすためのVPSです。CPU性能やメモリ処理速度、ディスクアクセス性能、約定速度が他社と比べて高く、専門特化型ゆえのメリットが際立ちます。

メンテナンスによる再起動時も「自動ログオン設定」があるので、再起動後も自動売買が止まらない

Q1. どれくらい性能が高いの？

CinebenchやCrystalMarkのベンチマーク結果を見ると、CPU性能は他社比で約2.1倍、メモリ処理速度も約2倍速いというデータがあります。ディスクアクセスでは読み込みが約34倍、書き込みが約30倍という衝撃的な数値を公表していて、バックテストや大量のチャート稼働でもスムーズに動作します。

Q2. 料金プランはどんな感じ？

Windowsプランで月額1625円から。メモリ2GB、vCPU2コア、NVMe SSD150GBの構成が14日間無料で試せるキャンペーンも実施中です。プランは上にいくとメモリ20GBまで選べるので、EAを複数同時に動かしたい方に向いています。Ubuntuプランならさらに低コストで始められるのも特徴ですね。

Q3. メンテナンスによる取引停止が怖い

FX自動売買を行う際、途中でVPSが再起動するとシステムが止まってしまうのではないかと不安になりますよね。シンクラウドデスクトップ for FXでは、再起動が発生しても自動ログオン設定を備えているため、MT4やMT5が自動的に再起動し、売買を継続させる仕組みがあります。

Q4. 長期間契約はお得？

キャンペーン期間中に6ヶ月や12ヶ月の契約を結ぶと、月額費用が最大50％オフになります。EAをずっと動かし続けるのが前提であれば、長期割引を利用するのがおすすめです。逆に、短期間だけ試したい場合は1ヶ月契約がいいでしょう。

もしEAの利用をやめると決めたあと、長期契約が余っていると無駄になる可能性があります。ライフサイクルを見極めて契約しましょう。

ABLENET VPSサービスのよくある質問

ABLENET VPSサービスの強みは？

ABLENETは26年を超える運営実績がある老舗のホスティング企業であり、VPSサービスも長年のノウハウが詰まっています。特に「格安」「高速」「安定」を掲げていて、WindowsプランとLinuxプラン両方を幅広くサポートしています。稼働率99.99％以上も公表していて、コストパフォーマンスがかなり高いと評判です。

10日間の無料お試し期間があるので、実際に使ってみて納得してから契約できる

Q1. どんなプランがあるの？

Linuxなら「V0」から「V5」まで、Windowsなら「Win1」から「Win5」まで用意されています。たとえばWin1プランではメモリ2GB、SSD60GBで月額1,587円(税込)から。LinuxのV1プランならメモリ1.5GB、SSD40GBで968円(税込)と、かなりリーズナブルですね。

Q2. VPSを使って何ができる？

MT4やMT5によるFX自動売買のほか、マインクラフトサーバーで仲間と一緒にマルチプレイ環境を構築したり、VPNサーバーを立てて自分専用のセキュアな通信環境を作ることもできます。さらに最新のWindows Server 2022も選択可能なので、ビジネス用途でリモートデスクトップを使う方にも向いています。

Q3. 本当に格安で安定なの？

最低月額554円(税込)のV0プランなどもありますが、これはメモリ0.5GBで少し特殊です。何か軽めの実験サーバーを立てるなど、限られた用途向けですね。それでも会社全体がバックボーンネットワークを充実させているので、安定した通信が期待できます。プランの豊富さと価格帯の広さは強みといえます。

Q4. 10日間無料お試しのメリットは？

いきなり費用を払う前に、サーバーの操作感や速度感を確かめられるのは大きいです。そこで気に入れば本契約に移行して継続できますし、もし合わなかったら契約しないという選択もできます。まず使ってみることができるのは初心者にも助かりますよね。

3サービス比較表

項目	XServer クラウドPC	シンクラウドデスクトップ for FX	ABLENET VPSサービス
特徴	テレワークや一般利用に最適。ハイスペックCPUとNVMe SSD採用。24時間365日サポート	FX自動売買特化。CPU・メモリ・ディスク性能が他社比で段違いに高い	幅広いOS選択と格安プラン。26年以上の運営実績で安定稼働
主なプラン例	お試しプラン：月額2860円（メモリ2GB、vCPU2コア、NVMe 100GB）	スタートアップ 2GB：月額1625円（初月キャンペーン時）、14日間無料お試し	Win1プラン：月額1587円（2GB、vCPU2コア、SSD60GB）、10日間無料お試し
用途	外出先からのリモート作業、Officeの利用、FX自動売買など	MT4/MT5によるEA運用、複数口座での高速トレード	FX自動売買、ゲームサーバー、ビジネスリモート接続など多用途
サポート	24時間365日。メールと平日電話	メール対応、初心者にも丁寧	メール対応が中心。実績豊富
SLA稼働率	99.99％	99.99％	99.99％
こんな人におすすめ	高いパフォーマンスを求めつつ、一般的な操作に慣れたWindows環境を使いたい人	FX専用に最適化されたVPSを探している人	なるべくコストを抑えながら多用途にVPSを使いたい人

クラウドPC・VPS共通のFAQとトラブルシューティング

Q1. リモート接続が突然切れた場合はどうすればいい？

ネットワーク環境が不安定だと、接続が途切れることがあります。再度リモートデスクトップを開き直すのが手っ取り早い対応策です。もし何度も切れるようであれば、回線速度が速いWi-Fiや有線LANに変えるか、VPS側のサポートに問い合わせましょう。

VPS側の障害があるかどうかは各サービスの公式ステータスページを確認すると良いですが、場合によっては30分ほど待たないと公式アナウンスが出ないことがあります。

Q2. OSやソフトのアップデートって自動？

クラウドPCやVPSは基本的に自己管理です。Windows Updateは手動で実行することが多いですが、システムアップデートが勝手に始まる設定になっているケースもあります。アップデートのタイミングは自分で調整するほうが、自動売買などを止めずに済むので安心です。

Q3. セキュリティソフトは必要？

クラウド上であっても、ウイルスやマルウェアへの対策は必須です。WindowsプランであればWindows Defenderが基本的に入っていますし、他のセキュリティソフトを併用してもいいでしょう。UbuntuなどLinux系OSでもセキュリティ設定を厳重にするに越したことはありません。

Q4. 容量不足になったときはどうする？

NVMe SSDやSSD容量が足りなくなってきたら、プラン変更やオプションディスクの追加を検討しましょう。XServer クラウドPCやシンクラウドデスクトップ for FXは、ブラウザ上から簡単に増設できます。ABLENETも契約プランを上位に変更するなど柔軟に対応可能です。

どうやって選ぶ？サービスの選定ポイント

テレワークやビジネス用途が中心の人

ドキュメント編集やリモート会議が多いなら、XServer クラウドPCのようにWindows環境をフルで使えるサービスがおすすめです。Office製品も使いやすく、サポートが手厚いので安心感があります。

導入事例

外勤が多い営業職の方が、外出先でクラウドPCにアクセスして見積もりや提案書を作成しています。手持ちのタブレットからでもWindows操作ができるので、カフェや新幹線で作業しても効率が落ちません。

FX自動売買をガッツリ行いたい人

自動売買のパフォーマンスを重視するなら、シンクラウドデスクトップ for FXが魅力です。メンテナンス時の再起動対策や、CPU・メモリ・ディスクの高速化が充実していて、約定速度を重視するEA運用には打ってつけです。

導入事例

複数の口座を使って同時にEAを回す上級トレーダーが、ディスクI/Oのスピードを最重要視してシンクラウドデスクトップ for FXを選ぶケースが目立ちます。バックテストもサクサクで、検証作業がはかどります。

コスパ重視でいろいろ試したい人

料金が安い分、運用の柔軟性が高いABLENET VPS。ゲームサーバーや独自サービスの実験など、「まずは試してみたい」「コストを抑えたい」という人にぴったりです。10日間無料で試せるので、気軽に始められます。

導入事例

プログラミング学習中の学生が、Linux V1プランでNode.jsやPythonを動かして、自分のWebアプリのホスティングをしています。部活で作ったゲームのテスト環境を共有する際にも安いので助かっているとの声が。

トラブル事例と解決策

接続先が間違っていてRDPエラーに

Windows環境のVPSやクラウドPCへ接続する際、リモートデスクトップ接続のIPアドレスやポート番号が違うとまったくつながりません。コントロールパネルで正しい接続情報を確認し、ファイアウォール設定やセキュリティソフトのブロックを解除しておきましょう。

VPSが再起動後、MT4やMT5が停止したまま

シンクラウドデスクトップ for FXなら自動ログオン機能で再起動時のMT4/MT5立ち上げまでやってくれますが、手動のサービスではログイン後にEAを再度起動しないと動かないことがあります。自動売買を24時間連続で動かしたい人は、自動ログオン機能の有無を必ず確認しておくと安心です。

ディスク容量が足りなくなって更新できない

バックテストやログファイルが大量に溜まってしまうと、すぐに空き容量が不足してしまいます。定期的に不要ファイルを掃除し、長期的にはプランをアップグレードしてディスク容量を増設するのがベストです。

まとめ

クラウドPCやVPSを使えば、ネットさえあればどこからでも自分専用の環境にアクセスできます。テレワークやFX自動売買などのニーズが高まる中、どのサービスを選ぶかは用途と予算、そして欲しいサポート内容とのバランスで決まります。
XServer クラウドPCは豊富なスペックと手厚いサポートで安心感を提供。シンクラウドデスクトップ for FXはEA運用の高速環境が特徴。ABLENETは安価でいろいろできる柔軟さが光ります。
それぞれの長所を理解した上で、自分の使い方に合ったサービスを見つけてくださいね。