Windows 11でexeファイルが実行できない問題に直面していますか? それぞれのケースに対応する方法を、わかりやすくステップ別に説明します。全てのexeファイルが実行できない場合と一部のexeファイルが実行できない場合、それぞれ異なる解決法があります。
全てのexeファイルが実行できない場合
Windows11の設定>アプリ>アプリの詳細設定 をクリックします。
[アプリを入手する場所の選択]で[場所を選ばない]を選択してください
一部のexeファイルが実行できない場合
一部のexeファイルが実行不能な場合、互換性のトラブルシューティングツールを使用する方法と直接互換モードで実行する方法があります。前者では、トラブルシューティングツールを実行し、推奨設定を使用。プログラムの互換性設定をテストし、成功すれば保存。これで最適なOSでプログラムを起動できるようになります。後者では、アプリのプロパティから互換性タブを選択し、「互換性モードでこのプログラムを実行する」にチェックし、OSを選択して直接実行します。
方法1:互換性のトラブルシューティング ツールの実行
- 実行できないアプリを右クリックしてプロパティを選択します。
- [互換性]タブを選択します。
- [互換性のトラブルシューティング ツールの実行]を選択します。
[推奨設定を使用する]を選択します。
[プログラムのテスト]を選択しまます。exeの起動を確認したら、起動をキャンセルして、次へボタンをクリックしてください
[このプログラムの設定をいくつか変更しました。これらの変更を保存しますか?]と聞かれるので、[はい、このプログラムのこの設定を保存します]を選択してください
問題は解決しましたか?で[はい]を選択してください
トラブルシューティングによって選択された最適なOSでアプリを起動することができるようになりました。このことを互換モードを呼びます。アプリのプロパティを確認すると下図のように互換モードにチェックが入っており、設定されたOSが表示されます。
方法2:いきなり互換モードで実行
方法1の互換性のトラブルシューティング ツールの実行をしないで、いきなり指定したOSによる互換モードで実行させることもできます。手順は以下の通りです。
- 実行できないアプリを右クリックしてプロパティを選択します。
- [互換性]タブを選択します。
- [互換性モードでこのプログラムを実行する]にチェックを入れます。
- 実行させるOSを選択します。
まとめ
この記事では、Windows 11でexeファイルが実行できない問題を解決するための方法をご紹介しました。全てのファイルが実行できない場合はアプリの設定を調整、一部のファイルが実行できない場合は互換性のトラブルシューティングツールを使用するか、直接互換モードで実行する方法があります。これらの方法を試し、問題を解消しましょう。
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