Windows 10/11でMedia Feature Packが見つからない時の完全解決ガイド

はじめてPSリモートプレイを導入したとき、インストーラーの途中でMedia Feature Packが無いと言われて戸惑った経験はありませんか。この記事では、Windows 10/11におけるMedia Feature Packの仕組みや対処法を分かりやすく解説していきます。私自身、最初は設定画面に見当たらず途方に暮れましたが、正しい手順を踏めば意外と簡単に解決できました。ぜひ参考にしてみてください。

Windows 11 Pro/EnterpriseでMedia Feature Packが見つからない理由

Windows 11 Pro/Enterpriseは標準搭載

Windows 11のProやEnterpriseエディションでは、あらかじめメディア機能が含まれています。N版(欧州向けなどでメディア機能を省いたバージョン)でなければ、基本的にMedia Feature Packを追加で入れる必要はありません。もしオプション機能の一覧に見当たらない場合は、既に標準実装されていると考えて大丈夫です。

PSリモートプレイなどでエラーが出るときの対処法

手持ちのアプリでMedia Feature Packが必要と表示されても、Pro/Enterprise(N版を除く)なら機能自体は最初から入っています。それでもエラーが出る場合は、Windows Media Player(legacy)の有効・無効を切り替えることで解決することがあります。

Windows Media Player(legacy)の有効化

1. コントロール パネルを開いて表示方法を「大きいアイコン」に変更
2. プログラムと機能から「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック
3. 「メディア機能」の中にある「Windows Media Player(legacy)」を一度チェックオフにして再起動
4. 再起動後、同じ場所で再度チェックオンして再起動
5. その状態でPSリモートプレイなどを再インストール

この手順を行うと、アプリのインストーラーがMedia Feature PackやWindows Media Playerを正しく検出する可能性が高まります。

Windows 11 Pro/Enterpriseは標準機能が豊富で、マルチメディア系の作業も快適にこなせるところが魅力です。

Windows 10 Pro 22H2でMedia Feature Packが見つからない理由

Nエディションかどうかの確認

Windows 10 Pro 22H2でも、NエディションでなければMedia Feature Packは標準搭載です。もしOptional FeaturesやMicrosoft公式サイトのインストーラーを探しても見つからない場合は、まずエディションを確認してみましょう。エディション確認は「スタート」→「設定」→「システム」→「バージョン情報」から行えます。

Nエディションの場合

Nエディションと表示されていたら、Microsoftのサイトや「設定」→「アプリ」→「オプション機能」からMedia Feature Packをダウンロード・インストールする必要があります。Windowsのバージョン(22H2等)と一致するパックを選ばないと「このインストールは適用できない」というエラーが出ることがあるので注意してください。

通常版Proを使っているのにエラーが出るとき

Windows 10 Pro(Nエディションではない)を使っているのに、PSリモートプレイなどがエラーを出す場合も、先ほど紹介したWindows Media Player(legacy)の有効化を試してみると解決することがあります。

企業環境のEnterpriseで管理ポリシーが厳しい場合は、ユーザー権限ではメディア機能を追加・修正できない可能性があります。

標準版とN版の違いを比較する表

以下の表に、Windowsの標準版とN版の主な違いをまとめました。もし自分のエディションがN版である場合は、表を参照して必要な手順を確認してみてください。

エディション メディア機能 Media Feature Packの扱い
Windows Pro/Enterprise(通常版) 標準でメディア機能が含まれる インストール不要
Windows Pro/Enterprise N メディア機能が省かれている 手動でMedia Feature Packを追加インストール

私も以前PSリモートプレイが「Media Feature Packが見つからない」と警告を出して焦りました。結局、N版ではなかったのにエラーが出ていたので、Windows Media Player(legacy)をチェックオフ→オンで再起動したら無事に動作しました。

まとめ

Media Feature Packが必要となるケース

N版を使っているか、アプリ側がMedia Feature Packの存在を正しく認識できていないケースがほとんどです。Windows 11/10 ProやEnterpriseの通常版であれば、すでにメディア機能が揃っているため見当たらなくても問題ありません。

トラブル回避のポイント

Windows Media Player(legacy)を確認する

Windowsのメディア関連の設定を確認するだけで、インストールエラーがスムーズに解消される場合があります。特にPSリモートプレイをはじめとしたゲーム系アプリでは必須のことも多いです。

バージョンに合うMedia Feature Packを選ぶ

Nエディションの場合は、自身のWindowsバージョン(例: 22H2)に合わせたMedia Feature Packを公式サイトからダウンロードするのがポイントです。間違ったバージョンを選ぶとエラーになるので注意してください。

もしどうしても解決できない場合は、Windowsのエディション情報を再チェックして、会社PCならシステム管理者に相談しましょう。意外とポリシーや設定の問題で弾かれていることもありますよ。

コメント

コメントする