2022年6月14日にIE11のサポートが終了しWindows10ではIEの起動すらできなくなります。Edgeへの移行についてのポイントを纏めましたのでご参考にしてください。
6月14日以降でIEが利用できなくなるOSはWindows10
6月14日以降でIEが利用できなくなるOSとしては、Windows10のみです。Windows11は最初からIEが利用できませんし、Windows8.1以下は継続して利用することができます。Windows10であってもWindows10 LTSBだとIEを継続利用することができます。
Windows10でIEを継続利用するには
Windowsの更新プログラムによってIEが利用できなくなります。よって、更新プログラムの更新をしなければIEの継続利用が可能です。オフライン環境やWSUSで制御している場合は、6月14日以降でもIE廃止を回避することが可能です。
IEモードも使えるよ
IEでしか動作しな業務アプリケーションは多々あります。マイクロソフトも認識していて新EdgeでIEを動作させるIEモードが用意されています。20個程度のIE依存の業務アプリを検証しましたが、全てIEモードで利用することができました。腹を括ってIEを廃止して新Edgeへ移行するのも良いかと思います。
IEモードの使い方
新EdgeによるIEモードの使い方は以下の記事を参考にしてください
Windows11でEdgeのIEモードを利用する方法|EdgeでIE11を動作させる方法
IEモードの利用期限を30日から無期限にしよう
IEモードのデフォルトの設定では30日間で再度IEモードで開きなおす必要があります。ただ、設定変更によりIEモードの期限を延ばす裏ワザがあります。詳細については、以下の記事をご参照ください
Chromium版EdgeのIEモードの有効期限を無期限にする方法
新Edgeのお気に入り
IEのお気に入りを新Edgeへ移行する方法は以下の記事をご参照ください
組織で新Edgeを利用する場合は、事前に作成したお気に入りリストをGPOで配布する方法もあります。
グループポリシー(GPO)で新Edgeの「お気に入りを構成」する方法
新Edgeの最初に開くページ
GPOで新Edgeの最初に開くページを指定する方法は以下の記事をご参照ください、IEの設定は引き継げません
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