グループポリシー（GPO）でChromium版Edgeの起動時のページを指定する方法

Chromium版Edgeの起動時のページを指定する方法を解説します。起動時のページはホームとは複数指定することができます。ホームのページと異なるのが分かりにくいポイントだと思います。

グループポリシー（GPO）の作成と適用手順

「グループポリシーて何？」という方は「グループポリシーの作成と適用手順」Active Directoryをフル活用して端末を完全制御しちゃおう！！で細かい説明をしていますのでご参照ください。実例を用いて説明をしていますので、全くの初心者でもグルーポプリシーが自由に扱えるようになります。

Chromium版EdgeをGPOで管理するには、Chromium版Edge用の管理テンプレートをActive Directory に反映させる必要があります。以下の記事をご参照いただきご設定ください。慣れた人が行えば5分で終わる内容です。

以下二つのポリシーを設定します。

１．スタートアップ時に実行するアクション

２．ブラウザーの起動時に開くサイト

パス：ユーザーの構成￥管理テンプレート￥Microsoft Edge￥スタートアップ、ホームぺージ、新しいタブページ

※ユーザーに変更を許可するには、Microsoft Edge 既定の設定（ユーザーはオーバーライドできます）の中にあるポリシーを変更してください。

１．スタートアップ時に実行するアクション

・「未構成」を「有効」にする。
・オプションのスタートアップ時に実行するアクションで「URLの一覧を開く」を選択する。

２．ブラウザーの起動時に開くサイト

・「未構成」を「有効」にします。
・オプションのブラウザーの起動時に開くサイトの「表示」ボタンを選択します。

起動時に開くサイトを入力します。複数のURLを登録可能です。

一旦はGPO適用前を見てみましょう。Chromium版Edgeの設定をみてみると「起動時に新しタブを開く」になっています。

適用後を確認してみます。

サインアウトを一度するか、コマンドで[gpupdate /force]をタイプしてGPOを適用してください。

起動時には「特定のページを開く」になっていて、先ほど指定したURLが表示されています。成功です。下の例では、起動時にGoogle先生が立ち上がります。