プリントサーバーに構築した共有プリンターをグループポリシー(GPO)でユーザー毎に割り当てる方法を解説します。共有プリンターへの接続を一元配布できますが、ドライバーのインストール権限は別の条件です。GPOへ登録すれば全端末で無条件に完了するわけではありません。
グループポリシー(GPO)の作成と適用手順
「グループポリシーて何?」という方は「グループポリシーの作成と適用手順」Active Directoryをフル活用して端末を完全制御しちゃおう!!で細かい説明をしていますのでご参照ください。実例を用いて説明をしていますので、全くの初心者でもグルーポプリシーが自由に扱えるようになります。
プリントサーバーの構築
この記事をご覧の方は、プリントサーバーの構築が済んでいると思われますが、まだの方は以下記事をご参照の上プリントサーバーを構築してください。簡単です。
【Windows Server】プリントサーバーの構築方法と利用方法|プリ鯖の解説やメリットも
先に確認:接続の配布とドライバーの導入は別
2021年8月10日以降の更新が適用されたWindowsでは、Point and Printによる新規ドライバーのインストールや更新は、既定で管理者権限を必要とします。標準ユーザーにプリンター接続を配布しても、必要なドライバーがない・更新が必要な場合は管理者対応が必要です。管理者が適切なドライバーを事前配布するなど、組織で承認された導入方法を用意してください。
管理者要求を避けるために保護設定や警告を無効化する方法は推奨しません。対象OS、ドライバーの対応、プリントサーバーとクライアントの版を確認し、少数のテスト端末で接続と印刷まで検証してから展開します。Microsoft公式のPoint and Print既定動作を参照してください。
グループポリシーの設定
プリントサーバーで印刷の管理を開いて、下の図を参考にしプリントサーバ配下にあるプリンターを選択してください。
割り当てたいプリンターを右クリックして、「グループポリシーの展開」をクリックしてください。

展開先のGPOを選択します。ユーザー単位なら対象ユーザー、コンピューター単位なら対象PCに適用されるGPOか確認してください。作成や一覧への追加だけで適用されるわけではないため、リンク先・対象OU・セキュリティフィルターも確認します。
ユーザー単位で設定したい場合は、「このGPOが適用されるユーザー」にチェックを入れてください。
コンピューター単位で設定したい場合は、「このGPOが適用されるコンピューター」にチェックを入れてください。
※両方チェック可能です。
終わったら、追加をクリックします。

下の枠内に内容が転記されたら、配布設定への登録を確認できた段階です。これだけではクライアントへの適用や印刷成功は確認できていません。

GPOの確認をしましょう。以下の図のようになっていればOKです。

クライアントPCでの検証
対象ユーザーでサインインしたテスト端末で、GPOの適用結果と共有プリンターの表示を確認します。表示されても印刷が成功するとは限らないため、ドライバー導入の要求やエラーを確認し、許可されたテスト印刷まで行います。配布されない場合はGPOのリンク先・対象・アクセス権を、管理者要求が出る場合はドライバーの導入状態を分けて調べます。

別の方法(デフォルトプリンターを指定したい場合)
上記で説明した以外の方法があり、デフォルトプリンターを指定したい場合はこの方法を利用します。別記事をご参照ください。
GPOでデフォルトプリンター(通常使うプリンターに設定)を指定する方法
まとめ
GPOで接続先を一元管理できますが、プリンターや端末の入替時は、共有名・ドライバー・適用対象・印刷結果も確認します。配布設定の登録、クライアントへの適用、ドライバー導入、印刷成功を別々に確認することが重要です。
また、分かりにくり共有プリンターにおけるプリンタードライバーついて、以下の記事に纏めましたのでご参照ください。理解が深まると思います。


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