Windowsの新しい設定がGPMCに表示されない場合は、参照中の管理テンプレート(ADMX/ADML)と対象OSの対応を確認します。Central Storeを利用するドメインでは、管理端末を更新しただけではSYSVOLのテンプレートは更新されません。本記事では既存構成を残し、検証してからCentral Storeを切り替える方法を説明します。テンプレート更新だけで端末のGPO設定値を変更するわけではありません。
最新の管理テンプレートを取得
最新の管理テンプレートをマイクロソフトのサイトから取得します。
以下のMicrosoft公式ページから、管理対象OSに対応する管理テンプレートを選びます。掲載順だけで選ばず、バージョン・適用対象・既知の問題を確認してください。日本語の表示には、ADMXと対応するja-JPフォルダーのADMLが必要です。以下のWindows 10 21H1の画像は旧版の展開例であり、現在選ぶべき最新版を示すものではありません。
ダウンロードをクリックします。
インストールと言う名の展開
取得した公式パッケージを、組織が承認した管理用端末で展開します。製品名・配布元・利用条件を確認してください。ドメインコントローラー上で実行する必要はありません。ダウンロード版はCentral Store向けであり、通常の更新手順として各PCのC:\Windows\PolicyDefinitionsへ上書きするものではありません。
[Next]を選択してください。
利用条件を読み、組織として受け入れ可能であることを確認してから同意して進めます。
[Next]を選択してください。
[Install]を選択してください。
[Finish]を選択してください。
C:\Program Files (x86)\Microsoft Group Policy\Windows 10XXXX
に移動すると「PolicyDefinitions」がありますが、これが今回欲しかったフォルダになります。
最新の管理テンプレートを適用
既存のPolicyDefinitionsへ無差別に上書きせず、変更前のフォルダー全体と必要なアプリ用テンプレートを保全します。対象ドメインのSYSVOL共有に版別の新フォルダーを準備し、採用するWindows版のADMXと対応ADMLをそろえ、Office等の必要なテンプレートを統合します。古いOS用ファイルを一括混在させると、名前空間重複やADMX/ADMLの不整合が起こる場合があります。
Central Storeの例は \\example.com\SYSVOL\example.com\Policies\PolicyDefinitions です。example.comは自分のドメインに置き換えます。DC上のローカルパスだけで対象を判断せず、実際にGPMCが参照するストアを確認してください。
新フォルダーを検証後、変更時間帯に既存PolicyDefinitionsを旧版名へ、新フォルダーをPolicyDefinitionsへ切り替えます。SYSVOLの複製完了と、複数管理端末でGPMCがエラーなく開くこと、既存と追加の設定を確認します。問題があれば旧版へ戻せるようにしておき、安定後に旧版をSYSVOL外へ保管します。
ファイル操作だけで完了とはせず、元へ戻す条件・担当者・検証結果を記録します。テンプレートを切り替える作業と、本番GPOの値変更は分けて実施してください。
管理テンプレートadmx,adml の適用方法|ローカルの場合とドメコンの場合の2パターンを解説
Central Storeがない場合も、対応するADMXと言語ADMLをそろえ、正しいドメインのSYSVOL配下へ配置します。新設により管理ツールの参照元が変わるため、既存設定の編集に必要なアプリ用テンプレートも確認します。
GPMCで対象ポリシーの表示と説明を確認してください。表示された設定がすべての管理対象OSで有効とは限らないため、適用先の対応条件も確認します。
グループポリシー管理用テンプレート一覧
グループポリシー管理用テンプレートはMicrosoft OfficeやZoom等様々なアプリケーションで用意されています。以下の記事で一覧として纏めましたので良ければご参照ください。活用することでシステム管理が容易になります。












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