グループポリシーの管理テンプレートは追加が可能です。管理テンプレートは「admxファイルadmlファイルのセット」または「admファイル」といったファイル形式で配布がされていて、それぞれの環境に追加をする流れになっています。追加するメリットの分かり易い具体例だとChromeやMS Officeがグループポリシーで管理可能になるわけです。本記事では、「admxファイルadmlファイルのセット」の適用方法を解説します。
Active Directoryのグループポリシーへ追加する場合
Active Directoryに追加する方法です。
admxファイルを置く
Active Directoryサーバーの以下パスに「admxファイル」を置いてください(admxは言語に依存しないファイル)
C:\Windows\SYSVOL\domain\Policies\PolicyDefinitions
※PolicyDefinitionsが無い場合は作成してください
admlファイルを置く
PolicyDefinitionsの直下の言語フォルダに「admlファイル」を置いてください(admlは言語に依存するファイル)
以下の例では、英語の言語ファイルを格納するen-USを指定しています。GUIが英語で表記されます。日本語のadmlが用意されている場合はjpフォルダ内に格納してください
C:\Windows\SYSVOL\domain\Policies\PolicyDefinitions\en-US
管理テンプレートが追加されているか確認してください。
ローカルグループポリシーに追加する場合
ローカル環境に追加する方法です。
admxファイルを置く
以下のパスに「admxファイル」を置いてください(admxは言語に依存しないファイル)
C:\Windows\PolicyDefinitions
admlファイルを置く
PolicyDefinitionsの直下の言語フォルダに「admlファイル」を置いてください(admlは言語に依存するファイル)
以下の例では、英語の言語ファイルを格納するen-USを指定しています。GUIが英語で表記されます。日本語のadmlが用意されている場合はjpフォルダ内に格納してください
C:\Windows\PolicyDefinitions\en-US
管理テンプレートが追加されているか確認してください。
ADM形式の適用方法
Windows Xp 及び Windows server 2003 以前のOSの場合は、ADMX形式の利用ができません。ADM形式の利用に限られます。方法については下記の記事をご参照ください。
グループポリシー管理用テンプレート一覧
グループポリシー管理用テンプレートはMicrosoft OfficeやZoom等様々なアプリケーションで用意されています。以下の記事で一覧として纏めましたので良ければご参照ください。活用することでシステム管理が容易になります。
コメント