グループポリシー(GPO)でスタートメニューのレイアウトを指定する方法

グループポリシー(GPO)でWindowsスタートメニューのタイルを非表示にする方法を解説します。あのタイルって余計なお世話というか、不要な機能だと思うんですが私だけでしょうか。


目次

グループポリシー(GPO)の作成と適用手順

「グループポリシーて何?」という方は「グループポリシーの作成と適用手順」Active Directoryをフル活用して端末を完全制御しちゃおう!!で細かい説明をしていますのでご参照ください。実例を用いて説明をしていますので、全くの初心者でもグルーポプリシーが自由に扱えるようになります。

スタートメニューのレイアウト作成

「Windowsスタートメニューのタイルを無効化する」といったグループポリシーがあればいいんですが、何故かありません。。。

そこで、スタートメニューのレイアウトを一度作成して保存し、ポリシーで保存したレイアウトを適用させる方法をとります。

早速レイアウトを作成します。

タイルを削除します。

タイルを1個づつ右クリックして、「スタートからピン留めを外す」を選択します。

全部消したら、タイル枠の右側をドラッグして左側に移動させます。

下図みたいな感じでになればOkですね。タイルが無くなってスッキリしました。

レイアウトの保存

さて、タイルを削除したスタートメニューのレイアウトを保存します。パワーシェルを開いて以下のコマンドを入力します。

export-startlayout -path C:\StartLayout.xml

注意:Windows11環境で行ったところ、ドライブ直下だとエラーになりました。C:\inetpub\StartLayout.xmlにするなどして階層を一つ挟むと解消されました。

指定したフォルダに StartLayout.xml というファイルが作成されます。このxmlファイルをグループポリシーで展開します。

GPOの設定

「スタート画面のレイアウト」ポリシーを開きます。

<パス>

ユーザーの構成¥ポリシー¥管理テンプレート¥タスクバーと[スタート]メニュー¥スタート画面のレイアウト

管理テンプレートが無い場合は以下の記事を参考に追加してください。

グループポリシー(GPO)をWindows10 Feature Update(FU)に対応させる手順

1.「未構成」を「有効」に変更します。

2.スタート画面のレイアウトファイルに、先ほど作成したStartLayout.xmlをユーザーが参照できる共有フォルダに置き場所を指定します。

タイルが消えたか確認

GPOが正常に適用されれば、作成したレイアウト通りにスタートメニューが表示されます。

ユーザーはタイルを追加することもできません。これでスッキリー

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