GPOでモバイルホットスポットを制御する方法|設定ページの非表示と共有禁止の違い

Windowsのモバイルホットスポットを組織で制御するときは、設定画面を隠すことと、インターネット接続共有を禁止することを区別します。この記事の画像付きGPO手順は設定ページの非表示です。ページが消えただけで機能全体を無効化できたとは判断できません。

目次

グループポリシー(GPO)の作成と適用手順

「グループポリシーて何?」という方は「グループポリシーの作成と適用手順」Active Directoryをフル活用して端末を完全制御しちゃおう!!で細かい説明をしていますのでご参照ください。実例を用いて説明をしていますので、全くの初心者でもグルーポプリシーが自由に扱えるようになります。

設定ページを非表示にするGPO

グループポリシーの設定をしていきます。

以下のポリシーを開いてください。

ポリシー:設定ページの表示

パス:コンピュータの構成¥ポリシー¥管理用テンプレート¥コントロールパネル

未構成を有効にします。

設定ページの表示に「 hide:network-mobilehotspot 」と入力します。

動作確認

さてGPOを適用して動作確認をしましょう。

<GPO適用前>

GPO適用前は、設定にモバイル ホットスポットのメニューがあり設定をONにすることが可能です。

<GPO適用後>

GPO適用後にモバイルホットスポットの項目が表示されないことを確認します。これは設定ページの非表示の確認であり、共有機能そのものの停止を証明するものではありません。

以前の記事ではONからOFFになったと記載していましたが、Settings Page Visibilityの仕様として既存の共有接続を必ず停止すると一般化はできません。実際の接続・通信状態は対象端末で別に確認してください。

共有そのものを制限したい場合

管理要件が共有の禁止なら、対象OS・エディション・管理方式に対応したInternet Connection Sharing(ICS)の制御を検討します。MicrosoftのWiFi Policy CSPではAllowInternetSharingの0が禁止に対応します。対応するGPOはコンピューターの構成→管理用テンプレート→ネットワーク→ネットワーク接続の「Prohibit use of Internet Connection Sharing on your DNS domain network」です。設定ページの表示とは別のポリシーです。

公式にはWireless Hosted NetworkingによるDHCP利用に関する注意もあります。この設定だけであらゆる共有機能が完全停止すると断定せず、承認済みの検証端末でポリシーの適用結果と共有動作を確認してから展開してください。既存業務の通信への影響と元に戻す設定も事前に確認します。

参考:設定ページの表示ポリシー/AllowInternetSharingの対応範囲と注意点

その他の項目についても設定する場合

今回紹介した以外の設定変更も可能です。より深く理解して他の項目も制御したい方は以下の記事をご参照ください。

グループポリシー(GPO)で『Windowsの設定』を制御する具体的な方法

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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