Apacheを新しいバージョンにアップグレードする手順【yum/apt対応】

Apache HTTPサーバーは、世界中で広く利用されているWebサーバーソフトウェアです。セキュリティの脆弱性対策や新機能の追加、パフォーマンス向上のためには、Apacheを定期的に最新バージョンへアップグレードすることが不可欠です。
特にインターネットに公開しているサーバーでは、古いバージョンを放置するとサイバー攻撃の標的となり、Webサイトの安全性が損なわれるリスクがあります。

本記事では、CentOSやUbuntuといった主要なLinuxディストリビューションで、yumやaptを使用してApacheを安全にアップグレードする手順を詳しく解説します。さらに、アップグレード前後のバックアップや動作確認、問題が発生した場合のトラブルシューティングについても触れ、安心してサーバーの運用が行えるようにします。

Apacheの最新バージョンへのアップグレードをスムーズに進めるためのガイドとしてご活用ください。

目次
  1. アップグレードの必要性とメリット
    1. セキュリティの強化
    2. パフォーマンスの向上
    3. 新機能の追加
    4. サポートの維持
  2. 事前準備:アップグレード前のバックアップと確認事項
    1. 設定ファイルとサイトデータのバックアップ
    2. 稼働中のApacheバージョンを確認
    3. 現在の設定ファイルの構文チェック
    4. 依存関係とリポジトリの確認
  3. yumを使用したApacheのアップグレード方法(CentOS/RHEL系)
    1. 1. 現在のApacheバージョンを確認
    2. 2. リポジトリを最新の状態に更新
    3. 3. Apacheをアップグレード
    4. 4. Apacheの再起動
    5. 5. サービスの状態確認
    6. 6. 設定ファイルの構文チェック
  4. aptを使用したApacheのアップグレード方法(Ubuntu/Debian系)
    1. 1. 現在のApacheバージョンを確認
    2. 2. パッケージリストの更新
    3. 3. Apacheをアップグレード
    4. 4. Apacheの再起動
    5. 5. サービスの状態確認
    6. 6. 設定ファイルの構文チェック
  5. アップグレード後の動作確認方法
    1. 1. Apacheのバージョン確認
    2. 2. サービスの状態確認
    3. 3. 設定ファイルの構文チェック
    4. 4. ポートのリスニング状態確認
    5. 5. Webページへのアクセス確認
    6. 6. エラーログの確認
  6. トラブルシューティング:アップグレード後にApacheが起動しない場合の対処法
    1. 1. サービスの状態確認とエラーログの確認
    2. 2. 設定ファイルの構文エラーを修正
    3. 3. ポート競合の確認
    4. 4. モジュールの互換性確認
    5. 5. Apacheの再インストール
    6. 6. SELinuxの設定確認(CentOS/RHEL)
  7. 自動アップグレードの設定方法(cronやunattended-upgrades)
    1. 1. CentOS/RHEL系での自動アップグレード設定
    2. 2. Ubuntu/Debian系での自動アップグレード設定
    3. 3. 自動アップグレードの動作確認
    4. 4. cronを利用した手動アップグレードの自動化
  8. まとめ

アップグレードの必要性とメリット


Apacheを定期的にアップグレードすることは、サーバーの安定性やセキュリティを維持するために非常に重要です。以下に、Apacheのアップグレードが必要な理由と、そのメリットを詳しく解説します。

セキュリティの強化


古いバージョンのApacheには、既知の脆弱性が存在する可能性があります。これらは攻撃者に悪用され、サーバーが不正アクセスやデータ漏洩のリスクにさらされることがあります。アップグレードにより、これらの脆弱性が修正され、安全性が向上します。

パフォーマンスの向上


最新のApacheでは、リソースの効率的な利用や高速処理が可能になる場合があります。これにより、Webサイトの表示速度が向上し、ユーザーエクスペリエンスが改善されます。特に大量のアクセスを受けるサーバーでは、パフォーマンスの違いが顕著になります。

新機能の追加


新しいバージョンのApacheには、HTTP/2対応やTLS 1.3サポートなど、新しい技術が導入されることがあります。これらの機能は、サイトの信頼性やユーザーの利便性を向上させるだけでなく、検索エンジンの評価にもプラスに働くことがあります。

サポートの維持


開発元は最新バージョンを中心にサポートを行っています。古いバージョンではセキュリティパッチの提供が停止されることがあるため、サポートが継続して受けられる最新バージョンに移行することが推奨されます。

Apacheのアップグレードは、サーバーを安定して運用するための基本的な施策です。次のセクションでは、アップグレード前に必要な準備について解説します。

事前準備:アップグレード前のバックアップと確認事項


Apacheをアップグレードする際には、万が一のトラブルに備えて事前に環境を整えておくことが重要です。アップグレードによって設定ファイルが上書きされたり、サービスが正常に起動しなくなる可能性もあるため、慎重に進めましょう。

設定ファイルとサイトデータのバックアップ


アップグレード前に、Apacheの設定ファイルやサイトデータをバックアップしておきます。特に以下のディレクトリは重要です。

  • Apache設定ファイル
  sudo cp -r /etc/httpd /etc/httpd_backup  # CentOS/RHEL  
  sudo cp -r /etc/apache2 /etc/apache2_backup  # Ubuntu/Debian  
  • Webサイトデータ
  sudo cp -r /var/www /var/www_backup  
  • SSL証明書や鍵ファイル
  sudo cp -r /etc/ssl /etc/ssl_backup  


バックアップは外部ストレージやクラウドストレージに保管しておくと、より安全です。

稼働中のApacheバージョンを確認


現在稼働しているApacheのバージョンを確認し、アップグレードが必要かどうかを判断します。

httpd -v  # CentOS/RHEL系  
apache2 -v  # Ubuntu/Debian系  

現在の設定ファイルの構文チェック


Apacheの設定にエラーがないことを確認します。エラーがある状態でアップグレードを行うと、アップグレード後にApacheが起動しない可能性があります。

sudo apachectl configtest  


「Syntax OK」と表示されれば問題ありません。

依存関係とリポジトリの確認


使用しているLinuxディストリビューションのリポジトリが最新であることを確認し、必要に応じて更新します。

sudo yum update  # CentOS/RHEL系  
sudo apt update  # Ubuntu/Debian系  

事前準備が完了したら、次は具体的なアップグレード手順に進みます。

yumを使用したApacheのアップグレード方法(CentOS/RHEL系)


CentOSやRHELなどのRed Hat系ディストリビューションでは、パッケージマネージャであるyumを使用してApacheを簡単にアップグレードできます。以下に具体的な手順を示します。

1. 現在のApacheバージョンを確認


まず、現在インストールされているApacheのバージョンを確認します。

httpd -v


例:

Server version: Apache/2.4.37 (centos)  
Server built:   Nov  5 2022 08:00:00  


この例ではバージョン2.4.37がインストールされています。

2. リポジトリを最新の状態に更新


最新のApacheパッケージを取得するために、yumリポジトリを更新します。

sudo yum update -y

3. Apacheをアップグレード


次に、Apacheをアップグレードします。

sudo yum upgrade httpd -y


アップグレードが完了したら、もう一度バージョンを確認して、更新が反映されているかをチェックします。

httpd -v

4. Apacheの再起動


アップグレード後はApacheを再起動して、変更を適用します。

sudo systemctl restart httpd

5. サービスの状態確認


Apacheが正常に動作しているか確認します。

sudo systemctl status httpd


「active (running)」と表示されていれば、正常に動作しています。

6. 設定ファイルの構文チェック


アップグレード後、設定ファイルに問題がないか再度確認します。

sudo apachectl configtest


「Syntax OK」と表示されれば問題ありません。

これでCentOS/RHEL環境でのApacheアップグレードは完了です。次はUbuntu/Debian系でのアップグレード手順を解説します。

aptを使用したApacheのアップグレード方法(Ubuntu/Debian系)


UbuntuやDebianなどのDebian系ディストリビューションでは、aptを利用してApacheを簡単にアップグレードできます。以下に具体的な手順を示します。

1. 現在のApacheバージョンを確認


まず、インストールされているApacheのバージョンを確認します。

apache2 -v


例:

Server version: Apache/2.4.41 (Ubuntu)  
Server built:   Aug 10 2022 15:00:00  


この例ではバージョン2.4.41がインストールされています。

2. パッケージリストの更新


最新のApacheパッケージを取得するために、リポジトリを更新します。

sudo apt update

3. Apacheをアップグレード


Apacheをアップグレードするには、以下のコマンドを実行します。

sudo apt upgrade apache2 -y


アップグレードが完了したら、再度バージョンを確認して、更新が反映されているかを確認します。

apache2 -v

4. Apacheの再起動


アップグレード後はApacheを再起動して、設定を反映させます。

sudo systemctl restart apache2

5. サービスの状態確認


Apacheが正常に動作しているか確認します。

sudo systemctl status apache2


「active (running)」と表示されていれば、Apacheは正常に稼働しています。

6. 設定ファイルの構文チェック


アップグレード後に設定ファイルが正しく動作するか確認します。

sudo apache2ctl configtest


「Syntax OK」と表示されれば問題ありません。

これでUbuntu/Debian環境でのApacheアップグレードは完了です。次は、アップグレード後の動作確認について説明します。

アップグレード後の動作確認方法


Apacheのアップグレードが完了した後は、サーバーが正常に動作しているかを確認することが重要です。以下に、Apacheの動作確認手順を示します。

1. Apacheのバージョン確認


アップグレードが正しく適用されたかを確認するため、Apacheのバージョンを再度確認します。

httpd -v  # CentOS/RHEL系  
apache2 -v  # Ubuntu/Debian系  


出力されるバージョン番号が最新であることを確認してください。

2. サービスの状態確認


Apacheのサービスが正しく稼働しているか確認します。

sudo systemctl status httpd  # CentOS/RHEL系  
sudo systemctl status apache2  # Ubuntu/Debian系  


結果が「active (running)」であれば、Apacheは正常に動作しています。

3. 設定ファイルの構文チェック


アップグレード後は、設定ファイルの互換性に問題がないか確認します。

sudo apachectl configtest  # CentOS/RHEL系  
sudo apache2ctl configtest  # Ubuntu/Debian系  


「Syntax OK」と表示されれば問題ありません。エラーが表示された場合は、該当の設定ファイルを修正してください。

4. ポートのリスニング状態確認


Apacheがリクエストを受け付けているか確認します。

sudo netstat -tulnp | grep httpd  # CentOS/RHEL系  
sudo netstat -tulnp | grep apache2  # Ubuntu/Debian系  


デフォルトではポート80や443でリスニングしているはずです。リストに表示されない場合は、Apacheが正しく起動していない可能性があります。

5. Webページへのアクセス確認


ブラウザでApacheサーバーのIPアドレスやドメイン名を入力し、Webページが表示されるか確認します。

http://<サーバーのIPアドレス>  


デフォルトのApacheウェルカムページや、自身のサイトが表示されれば問題ありません。

6. エラーログの確認


万が一、Apacheが動作しない場合は、エラーログを確認して原因を特定します。

sudo tail -f /var/log/httpd/error_log  # CentOS/RHEL系  
sudo tail -f /var/log/apache2/error.log  # Ubuntu/Debian系  


エラーログに記載された内容を参考に、設定ミスや依存関係の問題を修正してください。

これでApacheの動作確認は完了です。次は、アップグレード後に起こりやすい問題とその対処法について解説します。

トラブルシューティング:アップグレード後にApacheが起動しない場合の対処法


Apacheをアップグレードした後に、サービスが正常に起動しない場合があります。これは設定ファイルの不整合や依存関係の問題が原因で発生することが多いです。ここでは、代表的な問題とその対処法を解説します。

1. サービスの状態確認とエラーログの確認


まずはApacheのサービス状態を確認します。

sudo systemctl status httpd  # CentOS/RHEL系  
sudo systemctl status apache2  # Ubuntu/Debian系  


「failed」と表示されている場合は、エラーログを確認して原因を特定します。

sudo tail -n 50 /var/log/httpd/error_log  # CentOS/RHEL系  
sudo tail -n 50 /var/log/apache2/error.log  # Ubuntu/Debian系  

2. 設定ファイルの構文エラーを修正


設定ファイルにエラーがある場合、Apacheは起動しません。以下のコマンドで構文チェックを行います。

sudo apachectl configtest  # CentOS/RHEL系  
sudo apache2ctl configtest  # Ubuntu/Debian系  


エラーが表示された場合は、指示に従って設定ファイルを修正します。

Syntax error on line 45 of /etc/httpd/conf/httpd.conf  


この場合、/etc/httpd/conf/httpd.confの45行目を確認し、記述ミスを修正します。

3. ポート競合の確認


Apacheが使用するポート(通常は80や443)が他のプロセスと競合している可能性があります。

sudo netstat -tulnp | grep :80


他のプロセスが80番ポートを使用している場合は、Apacheのポート設定を変更するか、競合しているプロセスを停止します。

sudo systemctl stop nginx  # Nginxが競合している場合  

4. モジュールの互換性確認


アップグレード後に古いモジュールが原因でApacheが起動しないことがあります。モジュールのロード状況を確認し、不要なモジュールを無効化します。

sudo apachectl -M  # CentOS/RHEL系  
sudo apache2ctl -M  # Ubuntu/Debian系  


該当するモジュールが見つからない場合は、conf.modules.d/またはmods-enabled/から該当モジュールを無効化します。

sudo a2dismod モジュール名  # Ubuntu/Debian系  

5. Apacheの再インストール


それでも問題が解決しない場合は、Apacheを再インストールすることで解決する場合があります。

sudo yum reinstall httpd  # CentOS/RHEL系  
sudo apt reinstall apache2  # Ubuntu/Debian系  

6. SELinuxの設定確認(CentOS/RHEL)


CentOS/RHEL環境では、SELinuxの制約が原因でApacheが起動しないことがあります。SELinuxの状態を確認し、一時的に無効化してみます。

sudo setenforce 0  
sudo systemctl restart httpd  


起動が成功した場合は、SELinuxの設定を適切に調整します。

これらの手順でApacheが正常に起動することを確認してください。次は、Apacheの自動アップグレード設定について解説します。

自動アップグレードの設定方法(cronやunattended-upgrades)


Apacheを自動で最新バージョンに保つためには、定期的なアップデートを自動化することが効果的です。これにより、セキュリティパッチや機能追加が迅速に反映され、サーバーの安全性と安定性を維持できます。ここでは、cronやunattended-upgradesを利用した自動アップグレードの方法を解説します。

1. CentOS/RHEL系での自動アップグレード設定


CentOS/RHELではyum-cronを使用して自動アップグレードを設定できます。

yum-cronのインストールと設定

sudo yum install yum-cron -y


インストール後、設定ファイルを編集します。

sudo vi /etc/yum/yum-cron.conf


以下の項目を変更し、自動でアップデートを適用するように設定します。

apply_updates = yes


yum-cronを有効化して自動実行されるようにします。

sudo systemctl enable yum-cron  
sudo systemctl start yum-cron

2. Ubuntu/Debian系での自動アップグレード設定


UbuntuやDebianでは、unattended-upgradesを使用して自動アップグレードを行います。

unattended-upgradesのインストール

sudo apt install unattended-upgrades -y


インストール後、自動アップグレードを有効化します。

sudo dpkg-reconfigure --priority=low unattended-upgrades

設定ファイルの確認と編集


設定ファイルを編集してApacheのアップグレードを確実に行うようにします。

sudo vi /etc/apt/apt.conf.d/50unattended-upgrades


以下のセクションを確認・追加します。

Unattended-Upgrade::Allowed-Origins {
    "${distro_id}:${distro_codename}";
    "${distro_id}:${distro_codename}-security";
};


さらに、Apacheなどの重要なパッケージがアップグレード対象であることを確認します。

Unattended-Upgrade::Package-Blacklist {
};


自動で再起動が必要な場合は、以下を有効化します。

Unattended-Upgrade::Automatic-Reboot "true";
Unattended-Upgrade::Automatic-Reboot-Time "03:00";

3. 自動アップグレードの動作確認


自動アップグレードが正しく動作しているかを確認するために、ログをチェックします。

sudo cat /var/log/unattended-upgrades/unattended-upgrades.log  # Ubuntu/Debian系  
sudo cat /var/log/yum.log  # CentOS/RHEL系  

4. cronを利用した手動アップグレードの自動化


cronを利用してyumaptを定期的に実行する方法もあります。

cron設定例

sudo crontab -e


以下を追加して毎週日曜日にApacheをアップグレードします。

0 3 * * 0 yum -y upgrade httpd  # CentOS/RHEL系  
0 3 * * 0 apt upgrade apache2 -y  # Ubuntu/Debian系  

自動アップグレードを設定することで、Apacheのバージョンを常に最新に保ち、サーバーの安全性を確保できます。次は記事のまとめを記載します。

まとめ


本記事では、Apacheを最新バージョンにアップグレードする方法について、CentOS/RHEL系とUbuntu/Debian系それぞれの環境での手順を詳しく解説しました。

アップグレードの重要性として、セキュリティの強化、パフォーマンスの向上、新機能の導入が挙げられます。アップグレード前にはバックアップや設定ファイルの確認を行い、安全に作業を進めることが推奨されます。

yumやaptを利用した具体的なアップグレード方法に加えて、アップグレード後の動作確認、起動しない場合のトラブルシューティング方法、自動アップグレードの設定手順についても説明しました。

定期的なアップデートを自動化することで、サーバーの安定性と安全性を維持し、安心してWebサービスを提供できる環境を整えましょう。

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  1. アップグレードの必要性とメリット
    1. セキュリティの強化
    2. パフォーマンスの向上
    3. 新機能の追加
    4. サポートの維持
  2. 事前準備:アップグレード前のバックアップと確認事項
    1. 設定ファイルとサイトデータのバックアップ
    2. 稼働中のApacheバージョンを確認
    3. 現在の設定ファイルの構文チェック
    4. 依存関係とリポジトリの確認
  3. yumを使用したApacheのアップグレード方法(CentOS/RHEL系)
    1. 1. 現在のApacheバージョンを確認
    2. 2. リポジトリを最新の状態に更新
    3. 3. Apacheをアップグレード
    4. 4. Apacheの再起動
    5. 5. サービスの状態確認
    6. 6. 設定ファイルの構文チェック
  4. aptを使用したApacheのアップグレード方法(Ubuntu/Debian系)
    1. 1. 現在のApacheバージョンを確認
    2. 2. パッケージリストの更新
    3. 3. Apacheをアップグレード
    4. 4. Apacheの再起動
    5. 5. サービスの状態確認
    6. 6. 設定ファイルの構文チェック
  5. アップグレード後の動作確認方法
    1. 1. Apacheのバージョン確認
    2. 2. サービスの状態確認
    3. 3. 設定ファイルの構文チェック
    4. 4. ポートのリスニング状態確認
    5. 5. Webページへのアクセス確認
    6. 6. エラーログの確認
  6. トラブルシューティング:アップグレード後にApacheが起動しない場合の対処法
    1. 1. サービスの状態確認とエラーログの確認
    2. 2. 設定ファイルの構文エラーを修正
    3. 3. ポート競合の確認
    4. 4. モジュールの互換性確認
    5. 5. Apacheの再インストール
    6. 6. SELinuxの設定確認(CentOS/RHEL)
  7. 自動アップグレードの設定方法(cronやunattended-upgrades)
    1. 1. CentOS/RHEL系での自動アップグレード設定
    2. 2. Ubuntu/Debian系での自動アップグレード設定
    3. 3. 自動アップグレードの動作確認
    4. 4. cronを利用した手動アップグレードの自動化
  8. まとめ