システムダイアログとは?毎回使う設定との違い
システムの印刷ダイアログはWindows側の印刷画面です。Chrome内のプレビュー画面とは別で、プリンターと、そのドライバーが提供する印刷設定を選びます。どの設定が使えるかは選択したプリンターによって異なります。
| 目的 | 方法 |
|---|---|
| 今回だけシステム画面を開く | Chromeのプレビューから[システムダイアログを使用して印刷]、またはWindowsでCtrl+Shift+P。 |
| Ctrl+Pなどの通常印刷でも毎回システム画面を開く | WindowsのChromeポリシー DisablePrintPreview を有効にします。この記事の設定です。 |
| Chromeのプレビューへ戻す | DisablePrintPreview を無効または未構成へ戻し、Chromeを再起動して確認します。 |
Chromiumのショートカット定義ではCtrl+Shift+Pが通常のCtrl+Pとは別の印刷操作です。ショートカットで一度システム画面を開いても、既定の印刷画面を変更したことにはなりません。
Google Chromeにおけるシステムの印刷ダイアログ表示方法
本記事の設定をしない場合でシステムの印刷ダイアログを利用する場合は、下図のようにGoogle Chromeの印刷ダイアログの「システムダイアログを使用して印刷」を押下する必要があります。または、Ctrl + Shift + P でシステムの印刷ダイアログを表示する必要があります。次項の対応をすることで常にシステムダイアログが開かれるようになります。
Chromeのローカルグループポリシーを使えるようにする
本記事の対応は、Chromeのローカルグループポリシーを利用します。 Chromeのローカルグループポリシーはデフォルトでは利用できません。GoogleのサイトからChromeポリシーをダウンロードをして、Windows PCに適用する必要があります。管理権限とグループポリシーエディターが利用できる環境で、最新のテンプレートを用意します。管理されたPCは組織の担当者へ依頼してください。導入手順は以下の記事とGoogleの公式案内を参照します。 【超簡単】Chromeポリシーテンプレートのインストール手順(ローカルグループポリシーの場合)GoogleのWindowsポリシーテンプレート案内を確認します。既にGoogle Chromeの管理テンプレートが表示されている場合は、二重に導入する必要はありません。項目がない場合に、非公式ツールで管理機能を追加する方法へ進まず、環境とテンプレートの状態を確認してください。
ローカルグループポリシーの設定変更
ローカルグループポリシーを変更することで常にシステムの印刷ダイアログを表示させます。「Winキー」 + 「Rキー」 を同時タイプ
「gpedit.msc」と入力してOK

ローカル グループポリシーエディターが立ち上がる

未構成を有効にします。
このポリシーを有効に設定した場合、Google Chrome ではユーザーが印刷をリクエストしたときに組み込みの印刷プレビューではなくシステムの印刷ダイアログが開きます。 このポリシーを無効に設定するか未設定のままにした場合、印刷コマンドを実行すると印刷プレビュー画面が表示されます。
ポリシーが適用できたのか確認する
グループポリシーを更新する場合は、次を実行します。ただし、これはWindows側のポリシー更新です。Chromeへの反映確認はその後に行います。 gpupdate /force 作業中の入力を保存してChromeを終了し、起動し直して通常のページでCtrl+Pを試します。システムの印刷ダイアログが直接表示されるか確認してください。下図は表示例です。設定しただけで反映済みと判断せず、次の値と状態を確認します。
DisablePrintPreviewの一次仕様では、有効(true)でシステムダイアログ、無効(false)・未設定でプレビューを開くと定義されています。また動的な反映に対応しないため、設定変更後はChromeを再起動します。
- Chromeのアドレスバーへchrome://policyを入力します。
- [ポリシーを再読み込み]を押し、DisablePrintPreviewが表示されるか、値がtrueか、状態にエラーがないか確認します。
- 表示されない場合は、テンプレートだけを導入して設定を有効にしていない、対象ユーザーやPCが違うなど、配布・適用の範囲を確認します。別の管理元と競合している場合は、画面に表示される情報を添えて管理者へ確認します。
ポリシー確認はGoogleの管理Windows端末向け手順でも案内されています。値が正しいのに印刷画面が開かない場合は、別の一般的なWebページで比較し、画面の切替とプリンター本体の印刷失敗を分けて調べます。
設定を解除してChromeの印刷プレビューへ戻す
元のポリシー編集画面で[印刷プレビューを無効にする]を[無効]または[未構成]へ戻して適用します。必要に応じグループポリシーを更新し、Chromeを再起動してchrome://policyとCtrl+Pの結果を確認します。組織の別の管理元が設定を強制している場合は、ローカル変更だけで解除されるとは限りません。

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