近年は、スマホやタブレットやPCといった様々な媒体やYouTubeやTikTok等のWebサービスで動画ファイルが頻繁に利用されるようになりました。クリエーターは媒体やWebサービスに最適化された動画コンテンツを作成する必要があります。ただ、安易にオンライン動画変換サイトを利用するのは危険が伴います。本記事では、オンライン動画変換サイトの危険性と代替策について紹介します。
オンライン動画変換サイトとは?
オンライン動画変換サイトの危険性を理解するには、オンライン動画変換サイトの仕組みを理解するのが近道ですので簡単に説明します。
下図をご覧ください、オンライン動画変換サイトはSaasと表現されることも多いですが、インターネット上のWebサービスです。作成した動画を他の形式に変換したい場合は、オンライン動画変換サイトへ動画をアップロードします。するとオンライン動画変換サイトで変換処理をしてくれます。変換処理さたファイルを今度はダウンロードするといった流れになります。
オンライン動画変換サイトが危険な理由
オンライン動画変換サイトは、。PCに何もインストールしなくても良いですし、サーバー上で変換処理がされるためPCのスペックも意識する必要が無いので一見便利に感じます。ただ、本記事の本題でもありますが、リスクとして大きく2点あるので注意が必要です。
リスク1:アップロードファイルの流出、データ搾取
オンライン動画変換サイトへアップロードしたファイルはインターネット空間に渡っていますので、オンライン動画変換サイトから外部に流出して勝手に利用される可能性があります。オンライン動画変換サイトが内部のセキュリティポリシーをいくら強化したところで悪意のあるハッカーに細工をされればアップロードしたファイルが犯罪者の手に渡ることになります。プライベートな動画等、流出させたくない動画ファイルをアップロードするのは絶対にやめましょう。
リスク2:ダウンロード時にスパイウェアに感染
変換済ファイルをダウンロードする段階で、コンピューターウイルスを一緒にダウンロードさせられる可能性があります。また、ダウンロードした動画ファイルがコンピューターウイルスに感染している可能性もあります。そして、危険なコンピューターウイルス以外にも購買行動をトラッキングするグレーなコンピューターウイルスに感染する可能性もあります。
安全に動画変換をするには
では安全に動画変換をするにはどうすれば良いのでしょうか。筆者なりの答えとしては、オンラインの動画変換サイトは使わずにローカルで動作するソフトウェアを利用すべきだと考えています。何故ならばローカルで動画変換をした場合は、リスクはゼロだからです。また、最近の動画変換ソフトにはCPUの他にGPUを利用して処理を行うので、かなり高速に動画変換が可能です。一方でオンライン動画変換サイトのサーバーは共同利用しているので変換速度は遅いです。
おススメのソフトの紹介
さて、ローカルの動画変換ソフトが良いといっても種類が物凄く沢山あります。そこで、筆者が利用している動画変換ソフトを紹介します。EaseUS Video Converterというソフトを筆者は利用しています。永続ライセンスで7,909円(税込)とお買い得で安定的に安心して利用できます。また、EaseUSは複数のソフトを展開している会社であることからフォローも良いですし、生涯に渡ってバージョンアップされます。そして何よりもGPUを使った高速変換が可能な点が最高です。以下の記事で紹介していますので興味のある方は是非ご覧ください。
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