インストールディスクがないアプリを新PCへ移行する方法|再入手・互換性と移行例

ひと昔前のアプリはパッケージ式となっていてインストールCDやDVDからインストールするのが一般的でした。ただ、インストールディスクって無くすんですよね~。そこで本記事では、インストールディスクを無くした場合に確認する順番と、2020年に行った移行ソフトの利用例を紹介します。全アプリが無料で移行・動作することを保証する方法ではありません。

目次

前提条件

この方法は、EaseUS Todo PCTransを使った過去の例です。当時の無料枠は現行条件として使わないでください。無料版・有償版で利用できる転送方式、アプリ数、データ量、対応OSは、利用するバージョンの公式比較表と実際の画面で確認します。購入前に対象アプリが対応しているかも確認してください。

古いディスク版でも容量や認証方式はさまざまです。ディスクがないことと、別PCで使用できるライセンスを持つことは別問題です。

EaseUS Todo PCTransにした理由

当時は移行ソフトの一例として選びました。以下の企業ロゴを含む画像は2020年の掲載画面で、現行の採用状況や個別アプリの安全性・移行成功を証明するものではありません。無料版でも重要データのバックアップと、対象アプリの対応確認が必要です。

先に確認する:公式インストーラー・ライセンス・対応OS

まずアプリ提供元の公式サイトや購入アカウントで同じ製品・版のインストーラーを再入手できるか確認します。入手できる場合は正規の再インストールを優先し、設定やデータはアプリ公式の移行機能を確認します。非公式配布サイトから古い実行ファイルやライセンス回避ツールを入手しないでください。

新PCのOS・CPUに対応しているか、再認証や旧PCの認証解除が必要か、利用台数制限に抵触しないかを確認します。移行ツールでコピーできても動作や認証まで保証されません。旧PCとデータは、新PCで起動・保存・主要機能を確認するまで消去しません。

アプリの移行方法(2020年の画面例)

以下の画像・CubePDF Utilityの動作結果は当時の記録です。現行版を再検証した結果ではなく、ボタン名・無料枠・対応機能が異なる場合があります。

アプリ移行の具体的な解説をする前に、移行の方法を簡単に説明します。アプリの移行方法は以下の2パターンあります。

1.新旧のPCをネットワーク接続させて移行する方法

アウトプットせずに直接移行できるので簡単、手間いらず

2.アプリデータを旧PCからエクスポートしておいて、新PCへインポートする方法

同一ネットワーク上にないPC間でも移行ができる。とりあえずアプリをバックアップしておくといった使い方も可能

環境に応じて利用方法をチョイスしてください。本記事では、2通りのパターンを解説します。

EaseUS Todo PCTransのインストール方法

移行元のパソコンと移行先のパソコン両方に無料版のEaseUS Todo PCTransをインストールしてください。EaseUS Todo PCTransのレビューを以下の記事で行っているので参考にインストールしてください。特段迷うようなところは無いかと思います。

PC引っ越しソフト『EaseUS Todo PCTrans』を徹底レビューしてみた!

新旧のPCをネットワーク接続させて移行する方法

さて移行する具体的な方法を解説していきます。まずは、新旧のPCをネットワーク接続させてアプリを移行する具体的な方法です。新旧両方のPCにEaseUS Todo PCTransをインストールして起動してください。

新旧PC上で起動しているEaseUS Todo PCTransのキャプチャで説明をしていきます。下図は起動している状態で、新旧PCの画面を並べた過去の例です。左右の配置ではなく、画面内のPC名で「移行元=旧PC」「移行先=新PC」を確認します。

「PCからPCへ」を押下してください。

新しいパソコンに起動しているEaseUS Todo PCTransのみを操作していきます。旧PC側は待機させます。「続ける」ボタンを押下します。

古いパソコン側のコンピューター名(ホスト名)が新しいパソコン側に表示されるので押下します。

古いパソコン側に接続しようとしているので、パスワードの入力要求がありますので、入力します。

「このPCから他のPCへ転送する」と「他のPCからこのPCへ転送する」の2択が表示されます。古いパソコン側から新しいパソコン側へのアプリデータの移行なので、「他のPCからこのPCへ転送する」を選択します。最終確認でも旧PCから新PCへの方向であることを確認してください。

データの初期化が始まりました。

転送したい項目を選択します。

アプリの移行なので、アプリのみを選択します。利用版の制限を画面で確認し、必要なアプリだけ選びます。

今回の検証では、CubePDF Utilityという割と一般的なフリーソフトを移行したいと思います。

CubePDF Utilityを選択します。当時の表示は13MBで、当時の無料枠に収まっていました。

選択したら「転送」ボタンを押下します。

転送が開始されました。進捗が分かるので分かり易いです。

完了しました。

転送に失敗しました。Microsoft Visual C++ 2005 Redisributable エラー

が出ていますが、Microsoft Visual C++ 2005 Redisributableは転送できなかったという記録です。必要なランタイムはアプリ提供元の要件に従い、公式配布元から正しい版を導入します。ただ、CubePDF Utilityは無事に転送が完了していました。そもそも、間違ってMicrosoft Visual C++ 2005 Redisributableを選択していただけで本来は選択不要です。

最後にCubePDF Utilityが移行できていたのか確認したみました。起動もするし、ブログラムと機能の中にもありました。

アプリデータを旧PCからエクスポートしておいて、新PCへインポートする方法

一旦移行する予定のアプリデータをエクスポートとしておき、新しいパソコンへインポートする具体的な方法を解説していきます。

まずは、移行元のパソコンでEaseUS Todo PCTransを立ち上げます。イメージ転送メニューから「スタート」を押下します。

イメージの作成を行います。

ファイル名と保存先を指定します。選択したデータの実容量と作業用領域に足りる空きを確保します。外部媒体には個人情報や設定が含まれ得るため、管理できる媒体を使い、検証完了まで元データも保持します。

アプリを選択します。全て選択されていて7GBを超えています。この2020年の例では当時の無料枠に合わせて対象を絞りました。現行版の上限を示す画像ではありません。

今回も検証として、CubePDF Utilityを選択します。

当時は1アプリ・13MBが選択され、当時の無料枠で利用できました。

転送が開始されます。進捗が確認できます。

完了です。CubePDF Utilityが保存されました。

以下がファイルの実態です。

続いて、移行先のパソコンでEaseUS Todo PCTransを起動します。

イメージファイルから復元を選択します。

先ほど保存したファイルを選択します。

中を見てきましょう。

先ほど保存したCubePDF Utilityのみしかありませんね。

転送が開始されます。

完了です。

正常にインストールが完了しました。

2通りの方法を解説しましたが、私はこちらの方が好きですね。

応用的な使い方

その他の応用的な使い方を考えてみました。

1.インストールが手間なアプリの移行

インストールするのが手間なソフトを移行する時にも役立つかなと思いました。特にDTMやゲームのソフトってインストールが手間だったりするんですよね。

2.設定を引き継ぎたいアプリの移行

アプリにもよりますが設定項目も移行されるので、再インストールとは違って古いパソコンで設定したアプリの状態をそのまま移行可能です。

まだまだ、ありそうです。

当時使ってみての感想と現在の注意点

以下は2020年の個別の移行結果についての感想です。現在の全アプリの安定性を示すものではありません。

EaseUS Todo PCTransを使って無料でアプリの移動をしてみましたが、使い勝手が良く無料でここまでできるのかと驚愕しました。また、なんといっても安定している点は高評価です。フリーソフトでパソコンがクラッシュしたことが何度もあったので、安定性はかなりありがたいです。

今後もインストールディスクを無くしてしまっているけど新しいパソコンでも使いたい、といった場合に積極的に利用していきたいと思います。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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