Windowsのファイルサーバーを自動圧縮して容量を節約する超簡単な方法

Windowsには標準機能でファイルやフォルダを圧縮してストレージの容量を節約してくれる便利機能があります。この機能をファイルサーバーに適用して賢くストレージを有効活用する方法を解説します。

目次

「内容を圧縮してディスク領域を節約する」を有効にする。

ファイルサーバー上で共有フォルダにしているフォルダーに対して、「内容を圧縮してディスク領域を節約する」という属性を有効にします。

ファイルサーバー上の容量を節約したい共有フォルダのプロパティを開き、属性の詳細設定をクリックします。

「内容を圧縮してディスク領域を節約する」にチェックを入れます。

「変更をこのフォルダー、サブフォルダーおよびファイルに適用する」を選択します。フォルダー内の全てが圧縮される対象となります。

すると以下のように、アイコンの右上に青いマークがつきます。

圧縮の確認

圧縮ができているのか確認をしてみます。

左が「変更をこのフォルダー、サブフォルダーおよびファイルに適用する」にチェックが入っていない通常のフォルダー、右が今回設定したチェックが入っているフォルダーになります。

フォルダー自体のサイズは同じですが、ディスク上のサイズを見ると圧縮されていることが分かります。圧縮率はファイルによって異なるので一概に〇%圧縮されるとは言い切ることはできませんが、チェックをつけておくだけでストレージ容量を節約することが可能です。

一度設定をすると、このフォルダーに新規作成されるフォルダー、ファイルが自動的に圧縮されます。便利でしょ?

ファイルサーバー運用テクニックまとめ

ファイルサーバーの運用テクニックを以下の記事でまとめました。知っておくと情シスの運用がかなり楽になりますのでご一読ください。

Windowsファイルサーバーの運用テクニックまとめ|容量制限、圧縮、リストア、etc

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