そもそもWSUSって何!?分かり易く図解解説してみた

WSUSってなんだ?っていう質問を良く受けます。システム構築に関わっていたら当然のように知っているWSUSですが知らない人にしたら( ゚д゚)ポカーンですよね。私も始め聞いた時は( ゚д゚)ポカーンでした。でも本当に単純なものなので理解をしてしまいましょう。WSUSの機能とメリット等を解説したいと思います。

WSUSの語源

WSUSは(Windows Server Update Services)の省略系です。ダブルサスと業界では発音しています。ダブサスとかって言う人もいます。

WSUSの機能

Windows OSというのは常にバージョンアップを繰り返しています。月に2回マイクロソフトがWindowsのバグ改善や、機能改善用のプログラムを配信して、Windows OSがインストールされたパソコンが受け取って適応されるようになっています。Windows OSを利用していると、「Windows更新プログラムを適用しています。電源を切らないようにしてください」といったメッセージが出てきますよね、帰宅時に出て若干帰れなくなるあのウザやつですが、あれがWindows更新プログラムをインストールしている最中なのです。

そしてWSUSとは、サーバーでWindows更新プログラムを代理で取得して一元管理して各パソコンに配布するサーバーの事です。

WSUSがあると良い理由

WSUSを理解するのはWSUSによって生じるメリットを理解するのが近道です。

インターネット速度に影響しない

下図を見てください。WSUSがある場合はインターネット上から一回更新プログラムを取得すれば事足りますが、WSUSが無い場合だとパソコンの台数分プログラムをインターネット上から取得することになります。下図の場合は3台ですが、例えば大企業で1000台パソコンがあった場合、確実に帯域を圧迫するのでインターネットの閲覧が出来なくなります。更新プログラムで多いものだと1GBというのもありますが、その場合は1TBのデータが流れることになります。(ゾッとする)

補足をするとWSUS配下のネットワークは一般的に大量のデータが流れても問題ないよう設計されていて、インターネットへの通信回線(WSUS~インターネット)は太くすると回線使用料が高くなるので細くなっていて大量のデータを流すことができません。

更新プログラムを一元管理する事ができる

WSUSはWindows更新プログラムの配信を一元管理することができます。下図はWSUSのUpdate Servicesというアプリですが、このアプリで内で様々な機能を利用することになります。

WSUSの機能で下記の事ができます。

・更新プログラムの許可不許可の指定
Windows更新プログラムによってシステムが不安定になってしまうことを防止するために、各更新プログラム毎に承認しないと配信されないようになっています。

・配信するコンピュータの指定
コンピューターをグルーピングする事でコンピュータ毎に配信項目を指定する事ができます。

・配信された事の確認
コンピュータにWindows更新プログラムが配信されたことや、インストールがされた事を確認する事ができます。ちなみに最近の資産管理システムでも同等のことが可能です。

・WSUSがダウンロードする配信プログラムの指定
更新プログラムはかなりの量があります。ただ全ての更新プログラムが必要というわけではないので、更新プログラムをダウンロードする時点で振り分けることができます。例えばWindows10だけしかパソコンが無いのにWindows8の更新プログラムをダウンロードするのはナンセンスですよね。

運用上の注意

運用上の注意として、データ容量の監視です。インターネット上から大量のデータをダウンロードするので気付いたら容量オーバーってことも考えられます。容量を減らすにはクリーンアップ機能等を利用したりテクニックが必要です。下記の記事が参考になります。

WSUSのデータ肥大化を抑制する2つの超簡単な設定

まとめ

WSUSはWindows環境を大規模に運用していくうえでは無くてはならないサーバーです。構成としては代理で更新プログラムを取得して配信するといったシンプルなもので分かり易いと思います。ただ、WSUS機能を制御するアプリUpdate Servicesは癖があるので、慣れるまでに時間がかかります。

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