Microsoft Edge の『起動時に開くページ』をグループポリシー(GPO)で指定する方法

本記事ではMicrosoft 旧Edge の起動時に開くページをグループポリシーで設定する方法を解説します。別の言い方をするとブラウザのホームページのことです。新Edge(Chromium版)の場合はやり方が全く異なりますので、以下の記事をご参照ください。

グループポリシー(GPO)でChromium版Edgeの起動時のページを指定する方法

目次

グループポリシー(GPO)の作成と適用手順

「グループポリシーて何?」という方は「グループポリシーの作成と適用手順」Active Directoryをフル活用して端末を完全制御しちゃおう!!で細かい説明をしていますのでご参照ください。実例を用いて説明をしていますので、全くの初心者でもグルーポプリシーが自由に扱えるようになります。

Microsoft Edgeのグループポリシーが無い場合の対応

Microsoft Edgeのグループポリシーが無い場合は、Windows10管理テンプレートをダウンロードしてインストールする作業が必要になります。Microsoft Edgeのグループポリシーが無い場合には下記の記事を参考に作業をしてください。

Microsoft Edgeのグループポリシーが無い場合の解決方法

Edgeの起動時に開くページを指定する設定

以下のポリシーを開いてください。

ポリシー:スタートページを構成する
パス:コンピュータの管理 or ユーザーの管理 ⇒ 管理用テンプレート ⇒ Windows コンポーネント ⇒ Microsoft Edge ⇒ スタートページを構成する

「未構成」を「有効」にし、<>区切りでスタートページのURLを記入します。下記の図の例では、<https://google.com><http://www.itmedia.co.jp/>と記入しています。

参考までに、以下はポリシーの説明を抜粋したものです。

このポリシー設定では、ドメインに参加しているデバイスに対して 1 つまたは複数のスタート ページを構成できます。組織での設定後、従業員はこの設定を変更できません。

この設定を有効にした場合は、1 つまたは複数のスタート ページを構成できます。また、この設定を有効にした場合は、そのページの URL も指定する必要があります。複数のページを指定する場合は、山かっこを使用して次の形式でページを区切ります:
<support.contoso.com><support.microsoft.com>

1703 以降のバージョン: Microsoft へのトラフィック送信を回避するには、<about:blank> という値を使用します。これが唯一の URL 構成であれば、ドメインに参加しているデバイスとドメインに参加していないデバイスの両方に使用できます。

この設定を無効にした場合または構成しなかった場合は、アプリの設定で指定された Web ページが既定のスタート ページになります。

起動時に開くページが指定できたか確認

Microsoft Edgeを起動すると、上記で指定した二つのサイトが初回表示されました。成功です!

また、設定を開くと特定のページに上記で指定した二つのサイトが記載されていて変更できなくなっています。これは一元管理に役立ちますね。

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