Copilotの漢字が中国語フォントに見えるときは、回答の言語、画面の翻訳、漢字の字形を分けて確認します。職場用の画面へ移動すること自体は、文字表示の故障を意味しません。
「中国語になる」には、メニューが中国語になる、回答が中国語で書かれる、日本語の文章なのに漢字の形が違う、という別の症状が含まれます。設定を一括削除する前に、どこが違うのかを記録してください。

まず同じ文章のひらがな・カタカナも確認しましょう。日本語の文章で漢字の形だけが違うなら、言語そのものとフォントの表示を分けて調べる手掛かりになります。
中国語表示・漢字の字形・文字化けを見分ける
| 症状 | 先に確認すること |
|---|---|
| メニューやボタンが中国語 | ページの翻訳状態、サービスとブラウザーの言語設定 |
| 回答の文章自体が中国語 | 日本語の新しい質問でも同じか、使っているサービスとアカウント |
| 日本語の文章で漢字の形だけが違う | 同じ文字を別のアプリで表示した結果、ブラウザーや端末による差 |
| 文字が「�」等になり読めない | 元の文字列・貼り付けたデータ・表示した場所。字形の違いとは別に記録 |
W3Cは、日本語・中国語・韓国語などで同じUnicodeの漢字を共有しながら、言語ごとに期待する字形が異なることを説明しています。言語情報やページ側のスタイルもフォント選択に関係します。この一般的な仕組みだけで、特定のCopilot画面の原因を確定することはできません。
漢字の見た目が違うことと、回答が中国語へ翻訳されたことは別です。
1.Edgeの翻訳を原文へ戻して比較する
アドレスバーに翻訳アイコンがある場合は、翻訳先と現在の状態を確認します。翻訳済みなら「原文を表示(Show original)」に戻し、同じ場所の表示を比較します。翻訳先が意図しない言語になっている場合は、その設定を見直してください。
これはブラウザーがページに行う翻訳の確認です。Copilotが生成する回答の言語設定や、フォントそのものを修復する操作ではありません。翻訳を戻しても漢字の形だけが違うなら、次の比較へ進みます。

変更前の画面を残して、翻訳を戻したときの差を比べると説明しやすくなります。画面全体ではなく、同じ短い文章で比較してください。
2.Edgeの表示言語と優先言語を確認する
- Edgeの「設定など→設定→言語」を開く。
- 日本語が必要な場合は優先言語へ追加し、言語の順序を確認する。
- Edge自体のメニューを日本語にしたい場合は、対象言語のメニューから「この言語でMicrosoft Edgeを表示」を選ぶ。
- 案内に従いブラウザーを再起動し、元のページで表示を比べる。
ブラウザーのメニューの言語、Webサイトへ伝える優先言語、ページが使うフォントは同じ設定ではありません。日本語を上位にしても、すべてのWebサイトの字形が必ず日本語用へ変わるとは限りません。Windowsの表示言語を変更するだけで解決すると断定しないでください。

会社の端末で設定が固定されている場合は、担当者へ現在の言語と症状を伝えてください。表示がおかしいという理由だけで組織の設定を解除する必要はありません。
3.回答だけが中国語なら新しい会話で確認する
機密情報を含まない短い質問で新しい会話を始め、「日本語で回答してください」と明示して比較します。以前の会話で指定した翻訳や回答言語の条件と、画面の表示を区別するための確認です。既存の履歴を一括削除する必要はありません。
個人向けMicrosoft Copilotは日本語のテキスト入力・応答をサポートしています。ただし、言語によって新機能の提供時期等が異なる場合があります。職場用の機能や独自エージェントは、組織・契約・設定も確認してください。個人向けの対応言語一覧だけで、すべての職場用機能を判断しません。
仕事の情報を個人用アカウントへ移して比較しないでください。確認には機密性のない短い例を使います。
4.職場用画面への移動は、文字の問題と分ける
Microsoftの管理PC向け資料には、個人向けCopilotの利用経路でMicrosoft Entraの職場・学校アカウントを使うと、既定のブラウザーで「m365.cloud.microsoft/chat」へ移動する動作が記載されています。移動したことだけで、設定が壊れたと判断する必要はありません。
一方、旧Microsoft 365 Copilotアプリの現名称はMicrosoft Copilotアプリです。現行の案内では、サインインしたアカウントによって利用体験が変わり、プロフィールの「Work」「Personal」で種類を確認できます。名前だけで個人向け・職場用を判定せず、実際のアカウントとURLを確認します。

リダイレクトと漢字表示を一つの原因として扱うと、必要のないアカウント変更に進みかねません。最終的なURLと、同じ画面で起こる表示の差を別々に残しましょう。
5.同じ文字を別の表示先で比較する
- 機密情報を除いた短い文字列をコピーし、メモ帳等の別アプリで表示する。
- 同じサービス・同じアカウント・同じ文章を、許可された別のブラウザーや端末で比べる。
- Edgeの「設定→Microsoft Edgeについて」で更新を確認する。
- 拡張機能を比較するときは変更前の状態を残し、確認後に戻す。
別アプリでは自然な字形になる場合、元の文字列とWeb側の描画の違いが調査の手掛かりになります。別ブラウザーでも同じならサービス側を含めて調べますが、この比較だけで原因を確定したとは扱いません。

一度に全部の設定を変えると、何が効いたか分からなくなります。翻訳、言語、ブラウザーの順に条件を一つずつ変え、結果を残してください。
直らない場合にサポートへ伝える情報
問い合わせには、表示した場所・アカウントの種類・同じ文字の比較結果を添えます。
- Copilotの入口と最終URL。アプリかブラウザーか。
- Work/Personal等のアカウント種類、OSとEdgeの版。
- メニュー・回答の言語・漢字の字形のどれが違うか。
- 翻訳を原文へ戻した結果、優先言語、別ブラウザー・端末との比較。
- 発生時刻と機密情報を隠した画面。

画面例には、メールアドレスや業務文書が映っていないか確認しましょう。パスワード、認証コード、Cookieを投稿する必要はありません。
Edgeの問題報告は「設定など→ヘルプとフィードバック→フィードバックの送信」から行えます。職場用サービスでは管理者の窓口も使ってください。フォーラムを使う場合も、回答日や対象の版を確認します。英語で投稿すれば早く直る、一定の日数で回答が来る、といった保証はできません。

組織の担当者には「中国語になる」だけでなく、どの文字がどこで違うかを伝えると、言語設定と表示の調査を分けやすくなります。
ブラウザー全体のCookie・保存パスワードやOSの言語を一括削除する前に、症状と影響範囲を確認してください。

漢字の字形が違っても、元の文章が中国語へ変わったとは限りません。まず種類を見分け、必要な範囲の設定だけを確認するのが出発点です。

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