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Microsoft TeamsのWi-Fi勤務場所自動更新とは?変更点・管理者設定・展開時の注意点を解説

Microsoft Teamsの「組織のWi-Fi接続を使って勤務場所を自動更新する機能」は、出社時にユーザーが手動で勤務場所を変更する手間を減らすための新機能です。組織のWi-Fiに接続すると、Teamsが「どの建物で働いているか」を勤務場所として反映できるようになります。

ただし、重要なのはこの機能は既定でオフであり、管理者が有効化したうえで、エンドユーザーの同意が必要になる点です。従業員を無断で追跡する機能として扱うのではなく、ハイブリッドワークで「誰がどの拠点にいるのか」を把握し、会議調整や対面コラボレーションをしやすくする機能として設計されています。Microsoft 365 Roadmap ID 488800では、対象製品はMicrosoft Teams、対象プラットフォームはDesktopとMac、一般提供は2026年6月とされています。(Microsoft)

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目次

Microsoft TeamsのWi-Fiによる勤務場所自動更新とは

Microsoft Teamsでは、ユーザーが自分の勤務場所を「リモート」「オフィス」「特定の建物」などとして表示できます。今回の変更では、ユーザーが組織のWi-Fiに接続したときに、Teamsが勤務場所を自動的に更新できるようになります。

たとえば、東京本社、大阪支社、福岡オフィスのように複数拠点を持つ企業では、ユーザーが東京本社のWi-Fiに接続すると、Teams上の勤務場所が東京本社の建物として反映されるイメージです。これにより、同じ日に出社しているメンバーを探したり、対面で話したい相手が同じ建物にいるかを確認したりしやすくなります。

Microsoft Learnでは、この仕組みは「Workplace check-in」として説明されています。勤務場所には、ユーザーが事前に入力する「予定された勤務場所」と、システム検出または手動設定による「実際の勤務場所」があり、Wi-Fiによる自動更新は後者に関係します。(Microsoft Learn)

何が変わるのか

今回の変更で大きく変わるのは、出社時の勤務場所更新をユーザーの手作業だけに頼らなくてよくなる点です。

従来は、TeamsやOutlookで勤務場所を手動で設定しない限り、実際には出社していても周囲からは分かりにくい場合がありました。新機能を有効化すると、組織で設定済みのWi-Fi情報をTeamsが検出し、勤務場所を自動的に更新できます。

観点これまで新機能の導入後
勤務場所の更新ユーザーの手動設定が中心Wi-Fi接続により自動更新が可能
建物単位の表示ユーザーが自分で選択BSSIDと建物情報の設定により自動反映可能
既定状態手動運用機能はオフのまま。管理者が有効化する必要あり
ユーザー同意ユーザーが勤務場所を共有するか選択TeamsやOS側の位置情報許可、Teams設定での同意が必要
管理者の役割勤務場所機能の周知が中心ポリシー、Microsoft Places、SSID/BSSID、対象ユーザーの設計が必要

特に注意したいのは、Wi-FiのSSIDだけを設定した場合と、BSSIDまで建物にマッピングした場合で精度が変わる点です。Microsoft Learnでは、SSIDリストだけを構成した場合は「オフィスにいる」ことは示せますが、建物レベルの勤務場所を有効にするにはBSSIDリストの構成も必要とされています。(Microsoft Learn)

対象範囲

Microsoft 365 Roadmapの情報では、この機能の対象はMicrosoft Teamsで、プラットフォームはDesktopとMacです。クラウドインスタンスはWorldwide、リリースフェーズはGeneral Availability、GAは2026年6月とされています。(Microsoft)

項目内容
対象サービスMicrosoft Teams
機能名Automatically update your work location via your organization’s Wi-Fi
Roadmap ID488800
状態In development
一般提供予定2026年6月
対象プラットフォームDesktop、Mac
既定状態オフ
主な利用シーンハイブリッドワーク、出社状況の共有、同じ建物にいる同僚との連携

一方で、Microsoft LearnのWorkplace check-in説明では、Teamsデスクトップアプリが必要で、WindowsまたはmacOSが対象とされています。Web版やモバイル版Teamsはサポート対象外と明記されています。(Microsoft Learn)

管理者が最初に確認すべきポイント

この機能は、Microsoft Teamsの設定だけをオンにすれば終わりではありません。Microsoft Places、Teamsポリシー、Exchange管理権限、Wi-Fi情報、ユーザー同意の導線まで含めて準備する必要があります。

機能を有効化するかどうかを決める

まず判断すべきなのは、自社でこの機能を使う目的が明確かどうかです。

次のような組織では導入メリットが出やすいでしょう。

  • 複数拠点や複数ビルで勤務している
  • ハイブリッドワークで出社日が人によって異なる
  • 同じオフィスにいる人を探して対面相談したい場面が多い
  • TeamsやOutlookの勤務場所情報を会議調整に活用している
  • Microsoft Placesを使った座席、会議室、勤務場所管理を進めている

逆に、単一拠点で全員がほぼ毎日出社している組織や、勤務場所を共有する文化がまだ整っていない組織では、急いで有効化する必要はありません。先に運用ルールやプライバシー説明を整える方が重要です。

Ask modeとInform modeの違いを理解する

Wi-FiベースのWorkplace check-inでは、管理者がユーザーへの出し方を設計する必要があります。Microsoft Learnでは、Inform mode、Ask mode、Offの3種類が説明されています。(Microsoft Learn)

モード動作向いているケース
Ask modeユーザーに案内を表示し、ユーザーがオプトインした場合のみ共有プライバシー配慮を重視する企業、初回展開、労使説明が必要な環境
Inform mode有効になったことを通知し、ユーザーはオプトアウト可能勤務場所共有を標準運用にしたい企業、既に社内合意がある環境
Off機能を無効化し、ユーザーにも表示しない導入しない、または準備が整うまで停止したい場合

今回のRoadmap説明では、テナント管理者が有効化するかを決め、エンドユーザーにオプトインを求めるとされています。実務上は、まずAsk modeを前提に小規模展開し、ユーザーの反応や問い合わせ内容を確認するのが安全です。(Microsoft)

Microsoft Placesの建物情報を整備する

建物単位で勤務場所を表示したい場合は、Microsoft Places側に建物やフロアの階層が正しく設定されている必要があります。

Microsoft Placesでは、建物、フロア、セクション、会議室、ワークスペース、デスクなどの階層情報が重要です。Microsoft Learnでは、Initialize-Placesコマンドで既存の会議室やワークスペース情報から階層を作成する方法と、管理ポータルまたはPowerShellで手動設定する方法が案内されています。(Microsoft Learn)

ここで失敗しやすいのは、建物名の揺れです。

たとえば、同じ建物を以下のように登録していると、別の建物として扱われる可能性があります。

表記ゆれの例問題
Tokyo HQ英語表記
東京本社日本語表記
東京本社ビル別名として登録
Tokyo Head Office別表記

Wi-FiのBSSIDを建物に紐付ける前に、Microsoft Places上の建物名を正式名称に統一しておく必要があります。Microsoft Learnでも、CSV内の建物、フロア、セクション名を確認してからアップロードする流れが示されています。(Microsoft Learn)

展開前に準備すべき設定

Microsoft TeamsのWi-Fi勤務場所自動更新を導入する場合、管理者は少なくとも次の設定を確認します。

確認項目内容つまずきやすい点
TeamsポリシーWorkplace check-inを有効化するいきなり全社展開せず、対象ユーザーを分ける
Microsoft Places建物、フロア、ワークスペースを構成する建物名の表記ゆれ、未登録拠点
SSIDリスト対象となる組織Wi-FiのSSIDを登録するゲストWi-Fiや共用SSIDを含めるかの判断
BSSIDリストアクセスポイントのBSSIDを建物にマッピングするAP交換・増設時のメンテナンス漏れ
権限Teams管理者、Exchange管理者、Places管理権限を確認する担当部門が複数に分かれやすい
ユーザー同意Teams設定とOSの位置情報許可を案内する同意しないユーザーへの説明不足
サポート体制誤検出、表示されない、場所を消したい場合の手順を用意するヘルプデスクに問い合わせが集中する

Microsoft Learnでは、Workplace check-inを有効化するにはTeams管理者であること、SSIDリストやBSSIDリストの構成にはExchange管理者が必要であることが説明されています。また、Teamsデスクトップアプリが必要で、Web版やモバイル版Teamsは対象外です。(Microsoft Learn)

PowerShellで確認する設定の考え方

Workplace check-inのポリシーはTeams PowerShellコマンドレットで構成します。Microsoft Learnでは、New-CsTeamsWorkLocationDetectionPolicyでポリシーを作成し、Grant-CsTeamsWorkLocationDetectionPolicyでユーザーに割り当てる例が示されています。(Microsoft Learn)

New-CsTeamsWorkLocationDetectionPolicy -Identity wld-enabled -EnableWorkLocationDetection $true

Grant-CsTeamsWorkLocationDetectionPolicy -PolicyName wld-enabled -Identity [email protected]

SSIDリストはMicrosoft Places側で設定します。たとえば、複数のSSIDを登録する場合は、セミコロンで区切って指定する形が案内されています。(Microsoft Learn)

Set-PlacesSettings -Collection Presence -WorkplaceWifiNetworkSSIDList 'Default:SSID-1;SSID-2'

建物単位で反映するには、BSSIDと建物名をCSVで用意し、Placesディレクトリ上の建物にマッピングします。Microsoft Learnでは、CSVにBSSIDBuildingNameのヘッダーを含めること、Add-WifiDevicesでマッピングとアップロードを行うことが説明されています。(Microsoft Learn)

BSSID,BuildingName
D0:4D:C6:AA:1B:20,Tokyo HQ
A1:4D:B6:25:1B:40,Tokyo HQ
15:AD:C6:AF:1B:11,Osaka Office
Add-WifiDevices -Action MapBuildings -InputFilePath wifi-bssid.csv

Add-WifiDevices -Action UploadEntries -InputFilePath wifi-bssid.csv -BuildingMappingFile mapping-file.csv

本番環境では、いきなり全BSSIDを登録するよりも、まず1拠点・1フロア・少人数で検証する方が現実的です。Wi-Fiアクセスポイントの交換や増設が頻繁にある企業では、ネットワーク部門とMicrosoft 365管理部門の間で、BSSID更新時の運用フローを決めておきましょう。

ユーザー側の同意と操作

この機能は、管理者が有効化しただけで無条件に勤務場所が共有されるものではありません。

Microsoft Learnでは、Workplace check-inにはTeamsデスクトップアプリがOSのLocation APIへアクセスすることに対するユーザー同意が必要であり、ユーザーはTeams設定からWi-FiベースのWorkplace check-inをオン・オフできると説明されています。(Microsoft Learn)

また、Teamsの位置情報共有について、ユーザーはTeamsが位置情報をどのように使うかを選択でき、Teamsの「Settings > Privacy > Location」から位置情報の設定を変更できると案内されています。(Microsoft Support)

社内展開時には、ユーザー向けに次のような説明を用意しておくと問い合わせを減らせます。

ユーザーの疑問説明すべき内容
勝手に居場所が共有されるのか機能は既定でオフ。管理者設定とユーザー同意が必要
どこまで表示されるのか組織の設定により、オフィスまたは特定の建物として表示される
自分で変更できるのかユーザーは手動で勤務場所を設定、上書き、クリアできる
勤務時間外も反映されるのか勤務時間外に接続しても自動更新されない
履歴は残るのかMicrosoft Learnでは、管理者向けの監視・レポート画面や履歴データは提供されないと説明されている
Web版やスマホでも使えるのかWorkplace check-inはTeamsデスクトップアプリが対象

プライバシー面で不安を持つユーザーは少なくありません。展開前に「何が共有されるのか」「誰に見えるのか」「ユーザーがオフにできるのか」を明文化しておくことが重要です。

プライバシーと監視に関する注意点

この機能は、名前だけを見ると「TeamsがWi-Fiで居場所を追跡する」と受け取られがちです。しかし、Microsoft Learnでは、Workplace check-inは従業員の出勤監視や追跡のためのツールではなく、コラボレーションを促進するための機能と説明されています。また、管理者向けの監視ビュー、レポートビュー、過去の位置情報データは提供されないとされています。(Microsoft Learn)

さらに、実際の勤務場所は勤務時間の終了時にクリアされ、勤務時間外に周辺機器やWi-Fiに接続しても自動更新されないと説明されています。(Microsoft Learn)

ただし、技術的に「監視機能ではない」と説明できることと、従業員が安心して受け入れられることは別問題です。管理者は、少なくとも次の3点を社内で合意しておくべきです。

  • 勤務場所情報を何のために使うのか
  • マネージャーや同僚がどのように参照してよいのか
  • 勤怠管理や評価に使わない場合、その方針を明記するのか

特に日本企業では、勤怠管理、在席確認、評価制度と混同されると反発が起きやすくなります。Teamsの勤務場所は、勤怠打刻や入退室ログとは目的も粒度も異なるものとして説明した方がよいでしょう。

管理者向けの展開手順

実務では、次の順序で進めると失敗しにくくなります。

手順作業成果物
事前整理導入目的、対象拠点、対象ユーザーを決める展開方針
権限確認Teams管理者、Exchange管理者、Places管理者を確認する作業担当表
Places整備建物、フロア、会議室、ワークスペースを登録するPlaces階層
Wi-Fi棚卸しSSID、BSSID、建物対応表を作るWi-Fi台帳
ポリシー設定Workplace check-inポリシーを作成するTeamsポリシー
小規模検証IT部門や一部拠点でテストする検証結果
ユーザー周知共有範囲、同意方法、無効化方法を案内するFAQ、社内告知
段階展開拠点・部門単位で展開する展開状況表
運用移行AP追加、建物名変更、問い合わせ対応を定常化する運用ルール

特に重要なのは、小規模検証です。Wi-Fi環境は企業ごとに構成が大きく異なります。フロアごとにアクセスポイントが密集している場合、BSSIDと建物の紐付けはうまくいっても、フロアや座席単位の精度を過度に期待すべきではありません。公式情報でも、Wi-Fiによる更新は建物レベルの勤務場所を反映するものとして説明されています。(Microsoft)

開発者・情シスが確認すべき影響

この機能自体は、Teamsアプリのカスタム開発者がコードを移行するタイプの変更ではありません。ただし、Teams、Outlook、Microsoft Graph、勤怠システム、座席予約システム、社内ポータルなどで勤務場所情報を参照・表示している場合は、表示内容やユーザー説明を見直す必要があります。

勤務場所を使う社内アプリの表示ルールを確認する

社内ポータルに「本日の勤務場所」を表示している場合、今後はユーザーが手動入力した予定だけでなく、Teams側で更新された実際の勤務場所が見えるケースがあります。アプリ側で「予定の勤務場所」と「実際の勤務場所」を区別して扱っているかを確認してください。

たとえば、次のような表示は誤解を招く可能性があります。

表示例問題
「本日は東京本社に出社しています」自動検出なのか本人の予定なのか分からない
「出社済み」勤怠打刻のように見える
「在席中」実際に席にいることまで保証しているように見える

より安全な表現は、次のようなものです。

推奨表現理由
「勤務場所: 東京本社」勤怠や在席と切り分けやすい
「Teamsの勤務場所情報に基づく表示です」情報源を明確にできる
「本人が共有している勤務場所」ユーザー制御を示せる

勤怠・評価システムと混同しない

Teamsの勤務場所情報を、出退勤判定や勤務実績の証跡として扱うのは避けるべきです。Microsoft Learnでは、Workplace check-inは監視や出勤管理のためのツールではなく、ユーザーは勤務場所を手動で設定・上書き・クリアできると説明されています。(Microsoft Learn)

つまり、Teams上で「オフィス」と表示されていることは、勤怠システム上の出勤打刻を意味しません。逆に、Teams上で勤務場所が空欄でも、実際には出社している可能性があります。

移行・展開時に失敗しやすいポイント

ゲストWi-Fiや共用SSIDを含めてしまう

来客用Wi-Fiやイベント用Wi-FiをSSIDリストに含めると、想定外のユーザーや端末で勤務場所が反映される可能性があります。対象にするのは、管理対象デバイスや社内利用者が使う業務用Wi-Fiを基本にした方が安全です。

BSSID台帳が更新されない

アクセスポイントの交換、増設、移設があると、BSSIDと建物の紐付けが古くなります。ネットワーク機器の変更申請に「Microsoft PlacesのBSSID更新」を含めるなど、運用プロセスに組み込む必要があります。

建物名の整備を後回しにする

Teams上で建物名をきれいに表示したい場合、Microsoft Placesの建物情報が土台になります。建物名が古い、部署ごとに表記が違う、統廃合済みの拠点が残っている、といった状態では、ユーザーにとって分かりにくい勤務場所表示になります。

Microsoft Placesでは、建物が既定ではMicrosoft Placesの各体験に表示されないため、必要に応じてSet-PlacesSettings -EnableBuildings 'Default:true'で建物の表示を有効化する案内もされています。(Microsoft Learn)

ユーザー説明を管理者目線だけで済ませる

「Microsoftの新機能なので有効化します」だけでは、従業員の不安を解消できません。

社内告知では、次のような実務的な説明を入れましょう。

  • この機能で共有されるのはTeamsの勤務場所情報である
  • 勤怠打刻や人事評価のための機能ではない
  • ユーザーは共有設定を確認・変更できる
  • 勤務時間外は自動更新されない
  • 正しく表示されない場合の問い合わせ先
  • 共有したくない場合の操作手順

ユーザー向けFAQを先に作っておくと、展開後の問い合わせを大幅に減らせます。

導入すべき組織・様子を見るべき組織

すべての企業がすぐに有効化すべき機能ではありません。次のように判断するとよいでしょう。

判断条件
導入を前向きに検討ハイブリッドワークが定着しており、複数拠点・複数ビルで勤務している
小規模検証から開始勤務場所共有のニーズはあるが、Wi-Fi台帳やPlaces設定が未整備
いったん様子見単一拠点中心、勤務場所共有の文化がない、プライバシー説明が未整備
導入を避ける勤怠管理や監視目的で使おうとしている

この機能の価値は、「誰が出社しているかを管理する」ことではなく、「出社している人同士が会いやすくなる」ことにあります。導入目的が後者に寄っているほど、ユーザーにも受け入れられやすくなります。

展開前チェックリスト

最後に、管理者が展開前に確認すべき項目を整理します。

チェック項目確認
Roadmap ID 488800の最新状態を確認した
対象プラットフォームがDesktop/Macであることを確認した
Teams Web版・モバイル版は対象外として案内した
Workplace check-inを有効化する対象ユーザーを決めた
Ask mode、Inform mode、Offの運用方針を決めた
Microsoft Placesで建物・フロア情報を整備した
建物名の表記ゆれを修正した
SSIDリストを整理した
BSSIDと建物の対応表を作成した
Teams管理者とExchange管理者の作業分担を決めた
OSとTeamsの位置情報許可についてユーザー向け手順を作った
勤怠管理や評価に使わない場合、その方針を明記した
小規模テストの対象者と期間を決めた
問い合わせ対応用FAQを用意した

Microsoft TeamsのWi-Fiによる勤務場所自動更新は、ハイブリッドワークの調整を楽にする一方で、プライバシー面の説明を誤ると不信感につながりやすい機能です。まずはMicrosoft Placesの建物情報とWi-Fi台帳を整備し、Ask modeを前提に小規模な検証から始めるのが現実的です。展開時は、管理者の都合ではなく、ユーザーが安心して勤務場所を共有できる運用設計を優先しましょう。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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