Azure Monitor agentのWindows VMトラブルシューティング|DCR・移行・展開の確認ポイント

2026年5月更新のMicrosoft公式情報を読むうえで、Windows VMや仮想マシン スケール セットのAzure Monitor agent(AMA)で最初に確認すべき答えは明確です。エージェントを入れ直す前に、拡張機能のプロビジョニング、Heartbeat、DCRの関連付け、マネージドID、IMDS、AMCSからの構成取得を順番に切り分けることです。今回の内容は新機能の紹介というより、Windows環境で「Azure Monitor agentが入っているのにログやメトリックが来ない」状況を、管理者が迷わず調査できるように整理したトラブルシューティング指針と捉えると実務で役立ちます。Microsoft Learnの該当ページは、Windows VM/スケールセット上のAMAとData Collection Rules(DCR)に関する問題の確認手順を示しています。(Microsoft Learn)

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目次

WindowsのAzure Monitor agentトラブルシューティングで何が変わるのか

Azure Monitor agentは、Windows VMのゲストOS内にあるイベントログ、パフォーマンスカウンター、IISログなどをAzure Monitorへ送るためのエージェントです。Microsoftの公式説明では、AMAはゲストOSデータ収集でサポートされるエージェントであり、収集内容はDCRによって定義されます。DCRは「何を収集するか」「どう処理するか」「どこへ送るか」を管理する設定です。(Microsoft Learn)

実務上の変更点は、トラブル対応の発想が次のように変わることです。

これまで起きがちな対応今回の公式情報を踏まえた確認
エージェントが入っているかだけを見る拡張機能の状態、プロセス、Heartbeat、DCR取得まで見る
Log Analytics workspace側だけを疑うDCR、DCR関連付け、マネージドID、IMDS、AMCSも確認する
すぐ再インストールする10〜15分のプロビジョニング待ち、ログ確認、設定不備の切り分けを先に行う
すべてのデータ欠損を同じ原因として扱うパフォーマンスカウンター、Windowsイベントログ、Custom Metricsで確認点を分ける
旧Log Analytics agentと併用したまま様子を見る二重収集や移行漏れを前提に、段階的にAMAへ切り替える

重要なのは、AMAの問題を「Windowsサービスが動いているか」だけで判断しないことです。公式手順では、Azure Portal上の拡張機能、MonAgentCore.exe、Heartbeatクエリ、ローカル構成ファイル、DCR関連付けを組み合わせて判断します。(Microsoft Learn)

影響範囲:確認すべきWindows環境

今回のトラブルシューティング指針の主な対象は、Azure上のWindows仮想マシンと仮想マシン スケール セットです。特に次の環境では、早めに確認しておく価値があります。

対象環境確認すべき理由
Windows VMでAMAを使っている環境Heartbeatやイベントログが止まると、監視・アラート・分析に影響する
VMSSでAMAを展開している環境インスタンス増減時に、拡張機能・DCR関連付け・マネージドIDの漏れが起きやすい
Log Analytics workspaceへログを送っている環境DCRのリージョン、関連付け、送信先設定の不備でデータが欠損する可能性がある
Custom Metricsを送っている環境Heartbeat確認だけでは判断できない場合があり、別の確認手順が必要
旧Log Analytics agent、WAD/LADから移行中の環境二重収集、移行漏れ、旧エージェント停止によるデータ欠損に注意が必要
Microsoft Sentinel、VM insights、Change Trackingなどと連携している環境収集データの欠損がセキュリティ監視や運用レポートに波及する

オンプレミスや他クラウド上のWindows ServerをAzure Arcで管理している場合もAMAを利用できますが、Arc-enabled server向けのパスや前提条件はAzure VMとは異なる場合があります。Azure VM向け手順をそのまま当てはめず、対象リソース種別に合った公式手順で確認してください。

まず確認するべき基本チェック

AMAでデータが来ないときは、いきなりDCRを書き換えるのではなく、下の順番で確認します。この順序にすると「インストールされていない」「動いていない」「設定が届いていない」「データソース定義が間違っている」を切り分けやすくなります。

順番確認項目判断基準次の対応
1拡張機能のプロビジョニングAzure Portalの「Extensions + applications」でAzureMonitorWindowsAgentProvisioning succeededになっている失敗していれば拡張機能ログを確認
2エージェントプロセスタスクマネージャーでMonAgentCore.exeが動作している動いていなければコアエージェントログを確認
3HeartbeatLog AnalyticsでAMAのHeartbeatが確認できるCustom MetricsのみのDCRではHeartbeat確認をスキップ
4DCRの存在と関連付け対象VMがDCRのResourcesに含まれている関連付けがなければDCRへ追加
5DCRのダウンロードVM内にmcsconfig.latest.xmlconfigchunksが存在するなければマネージドID、IMDS、AMCS到達性を確認
6データ種類別設定performanceCounterswindowsEventLogs、Custom Metrics送信先などがDCRにある不足していればDCRを修正

Heartbeat確認では、次のKQLが実務での最初の確認に向いています。

Heartbeat
| where Category == "Azure Monitor Agent"
| where Computer == "<computer-name>"
| take 10

公式手順では、拡張機能が表示されない場合にAzure CLIで対象リージョンの拡張機能バージョンを確認する方法も示されています。プロビジョニング中の状態が続くこともあるため、10〜15分待ってから再確認し、それでも改善しない場合にアンインストールと再インストールを検討します。(Microsoft Learn)

az vm extension image list-versions \
  --location <machine-region> \
  --name AzureMonitorWindowsAgent \
  --publisher Microsoft.Azure.Monitor

DCR関連の不具合は「作成済み」ではなく「関連付け済み」まで見る

Azure Monitor agentのトラブルで多いのは、DCRを作っただけで安心してしまうケースです。AMAはDCRを取得して、その内容に従ってデータを収集します。DCRが存在していても、対象VMやVMSSに関連付けられていなければ収集は始まりません。

DCRはAzure上に保存され、複数リソースへ関連付けられます。また、1つのリソースに複数DCRを関連付けることもできます。そのため、環境ごとに柔軟な管理ができる一方、重複収集や意図しないDCRの適用も起こり得ます。(Microsoft Learn)

DCR関連で確認するポイントは次の通りです。

確認項目見る場所・内容注意点
DCRとVMの関連付けAzure PortalのDCR > ResourcesVMSSでは新規インスタンスにも適用される設計にする
Log Analytics workspaceとのリージョンDCRとworkspaceの物理リージョン公式手順では、Log Analytics workspaceを送信先にする場合は同じ物理リージョンか確認する
ローカル構成ファイルC:\WindowsAzure\Resources\AMADataStore.<virtual-machine-name>\mcs\mcsconfig.latest.xmlファイルがない場合はDCR未関連付け、マネージドID、IMDS、AMCS到達性を疑う
DCR取得済み構成...\mcs\configchunksここに最新DCRが落ちているか確認する
IMDS関連エラー...\Tables\MAEventTable.tsfVMメタデータ取得に失敗している可能性がある

特にVMSSでは、既存インスタンスでは動いていても、新しく作られたインスタンスにDCR関連付けやマネージドIDが適用されていないことがあります。スケールアウト後のインスタンスをサンプルで確認し、Azure PolicyやIaCで一貫して適用される状態にしておくことが重要です。

マネージドIDとIMDSは見落としやすい

Azure Monitor agentでは、マネージドIDが重要な前提になります。Microsoftの要件では、Azure VMでマネージドIDを有効にする必要があり、ユーザー割り当てマネージドIDとシステム割り当てマネージドIDの両方がサポートされています。大規模展開ではユーザー割り当てマネージドIDが推奨され、システム割り当ては初期テストや小規模展開に適していると説明されています。(Microsoft Learn)

実務では、次のように判断するとよいでしょう。

展開規模推奨される考え方
数台の検証環境システム割り当てマネージドIDでも管理しやすい
サブスクリプション全体、VMSS、大量VMユーザー割り当てマネージドIDを使い、ポリシーやテンプレートで統一する
Azure Arc-enabled serverシステム割り当てマネージドIDが基本となるため、Azure VMと混同しない

IMDS(Instance Metadata Service)に到達できない場合、AMAはVMの情報を取得できず、DCR取得や構成反映に影響する可能性があります。DCRが正しいのにmcsconfig.latest.xmlが作られない場合は、マネージドIDの有効化だけでなく、IMDSへの到達性も確認してください。

ネットワーク制御をしている環境ではエンドポイント到達性を確認する

閉域化、Azure Firewall、NSG、プロキシ、Private Linkを使っている環境では、AMAの通信先が許可されていないだけでデータが止まることがあります。公式のネットワーク構成では、Azure Monitor agentはダイレクトプロキシ、Log Analytics gateway、Private Linkをサポートし、仮想ネットワークではAzureMonitorAzureResourceManagerのサービス タグが必要とされています。(Microsoft Learn)

ただし、すべてをサービス タグだけで解決できるとは限りません。公式情報では、DCE(Data Collection Endpoint)のパブリックIPはAzure Monitorのネットワークサービス タグに含まれないため、Custom LogsやIISログのDCRを使う場合はDCEのパブリックIP許可を検討する必要があるとされています。(Microsoft Learn)

ネットワーク面では、次の確認を行います。

環境確認ポイント
NSG・Azure Firewall利用AzureMonitorAzureResourceManagerサービス タグの許可
DCE利用DCEの名前解決、到達性、必要に応じたIP許可
プロキシ利用AMA拡張機能のプロキシ設定、認証方式
Private Link利用すべてのDCRでDCEを使い、Azure Monitor Private Link Scopeに追加されているか
Custom Metrics利用プロキシ非対応の制約が影響しないか確認

「Azure Portalではエージェントが成功しているが、ログが入らない」という場合は、ネットワークでAMCSや取り込み先に届いていない可能性があります。特にセキュリティ要件の強いWindows Server環境では、拡張機能の状態だけで正常と判断しないようにしましょう。

パフォーマンスカウンターが収集されない場合

CPU、メモリ、ディスクなどのパフォーマンスカウンターがLog Analyticsに入らない場合は、DCRのperformanceCountersセクションを確認します。DCRに定義がなければ、エージェントが正常に動いていても収集は行われません。

確認手順は次の通りです。

確認項目具体的な見る場所
DCRにperformanceCountersがあるかAzure Portal、ARM/Bicep、JSON定義
ローカル構成が反映されているかC:\WindowsAzure\Resources\AMADataStore.<virtual-machine-name>\mcs\mcsconfig.lkg.xml
CounterSetがあるかmcsconfig.lkg.xml内のCounterSetノード
カウンター名が正しいか\Processor(_Total)\% Processor Timeなど、Windowsの実在するカウンター名

パフォーマンスカウンターは、DCRのサンプリング間隔や対象カウンターの指定ミスで、意図した粒度にならないことがあります。移行時は旧エージェント時代の収集間隔やカウンター名をそのまま信じず、実際に入っているレコード数と時系列を確認してください。

Windowsイベントログが収集されない場合

Windowsイベントログが入らない場合は、DCRにwindowsEventLogsセクションがあるかを確認します。さらに、ローカルに反映された構成ファイルでSubscriptionノードが作られているかを見ると、DCRが実際にエージェントへ届いているかを判断しやすくなります。

公式情報で特に重要なのは、Azure Monitor AgentによるWindowsイベントログ収集は、Windows Event Logファイルがローカルディスク上に保存されている場合のみサポートされるという点です。ネットワーク共有やUNCパスに置いたイベントログはサポートされません。(Microsoft Learn)

よくある失敗例は次の通りです。

失敗例影響対応
windowsEventLogsをDCRに入れていないイベントログがまったく収集されないDCRを修正する
クエリ条件が狭すぎる重要イベントが対象外になるLevel、チャネル、プロバイダー条件を見直す
イベントログをUNCパスに置いているAMAで収集できないローカルディスク上のイベントログを対象にする
Securityログの扱いを未確認監査・セキュリティ監視に抜けが出るSentinelやDefender連携も含めて検証する

Windowsイベントログは、監視だけでなくセキュリティ調査にも使われます。移行後は「ログが来ている」だけでなく、必要なチャネルとイベントレベルが来ているかをKQLで確認してください。

Custom Metricsを使う場合はHeartbeatだけで判断しない

Custom MetricsをDCRの送信先にしている場合、公式手順ではHeartbeat確認をスキップする条件が示されています。つまり、Custom Metricsだけを送る構成では「Heartbeatが見えないからAMAが壊れている」とは判断できません。(Microsoft Learn)

Custom Metricsで見るべきポイントは次の通りです。

確認項目具体的な内容
DCRの送信先destinationsazureMonitorMetricsがあるか
Metrics拡張プロセスMetricsExtension.Native.exeのコマンドラインに-TokenSource MSIがあるか
MSIトークンファイルAuthToken-MSI.jsonが存在するか
MonitoringAccount構成CUSTOMMETRIC_<subscription>_<region>_MonitoringAccount_Configuration.jsonが存在するか
エラーログMaMetricsExtensionEtw.csvでLevel 2エラーを確認

PowerShellでは、次のようにプロセスのコマンドラインを確認します。

Get-WmiObject Win32_Process -Filter "name = 'MetricsExtension.Native.exe'" |
  select Name, ExecutablePath, CommandLine |
  Format-List

Custom Metricsの問題は、DCRの送信先設定、マネージドID、ネットワーク制御、メトリック名や名前空間の扱いが絡みます。Log Analyticsのログ収集と同じ手順だけでは原因を見落としやすいため、専用の確認項目を用意しておくことが重要です。

移行上の注意:旧Log Analytics agentとWAD/LADは放置しない

Azure Monitor agentのトラブルシューティングを考えるとき、旧Log Analytics agent(MMA/OMS)やAzure Diagnostics拡張機能(WAD/LAD)からの移行状況も確認が必要です。

Microsoftは、Log Analytics agentがAzure Monitor Agentに置き換わること、そしてLog Analytics agentは2024年8月31日に廃止済みであることを示しています。さらに、2026年3月2日以降はLog Analytics agentからのデータアップロードが予告なく停止する可能性があると説明されています。(Microsoft Learn)

WAD/LADについても、公式情報では2026年3月31日に廃止されるとされ、AMAとDCRへの移行が案内されています。AMAではDCRによる集中管理、変換、マネージドIDベースのアクセス、標準化されたエンドポイントが特徴として整理されています。(Microsoft Learn)

移行時の実務手順は、次の流れが安全です。

手順実施内容失敗しやすいポイント
棚卸しMMA、WAD/LAD、AMAの導入状況を確認VMSSや停止中VMを見落とす
パイロット少数のWindows VMでAMAとDCRを検証本番相当のイベント量・負荷で検証しない
データ比較Heartbeat、イベントログ、パフォーマンスデータを比較「一部だけ来ている」を正常と判断する
二重収集対策旧エージェントの収集設定を止めるコスト増や重複アラートが発生する
本番展開Azure PolicyやIaCで拡張機能とDCRを展開新規VMやVMSSインスタンスへの自動適用漏れ
旧エージェント削除データ同等性確認後に削除SCOM連携など例外を考慮しない

移行期間中は「旧エージェントも動いているから安心」ではありません。二重取り込みによるコスト増、同じイベントに対する重複アラート、KQLの結果差分が起きるため、どのエージェントがどのデータを送っているかを明確にしてください。

展開時はAzure Policyとバージョン管理をセットで考える

Windows VMやVMSSへAMAを広く展開する場合、手作業で拡張機能を追加する運用は避けるべきです。公式情報では、Azure Policyを使って既存および新規の仮想マシンにAzure Monitor agentを自動インストールし、関連するDCRを自動的に関連付けられると説明されています。VMとVMSSでは、ポリシーによる展開でユーザー割り当てマネージドIDを利用する方針も示されています。(Microsoft Learn)

また、AMAのバージョン管理も重要です。Microsoftは、過去1年以内にリリースされたAzure Monitoring Agentバージョンをサポート対象とし、バグ修正は最新バージョンに提供すると説明しています。古いバージョンへ固定したままにすると、既知不具合の修正を受けられない可能性があります。(Microsoft Learn)

展開設計では、次の方針をおすすめします。

項目推奨方針
VMSSAzure Policyやテンプレートで新規インスタンスにもAMAとDCRを適用
マネージドID大規模展開ではユーザー割り当てマネージドIDを標準化
DCROS別、用途別、環境別に分け、重複収集を避ける
バージョン自動アップグレードを有効化し、古い固定バージョンを避ける
検証パイロット環境でHeartbeat、イベントログ、パフォーマンス、Custom Metricsを確認
コストDCR変換や収集対象の絞り込みで不要データを減らす

管理者と開発者が今すぐ確認すべきチェックリスト

最後に、Windows環境のAzure Monitor agentで確認すべき項目を、運用チーム向けにまとめます。

チェック確認内容
拡張機能AzureMonitorWindowsAgentProvisioning succeeded
プロセスMonAgentCore.exeが動作しているか
HeartbeatAMAカテゴリのHeartbeatがLog Analyticsに届いているか
DCR対象VM・VMSSがDCRに関連付けられているか
リージョンLog Analytics workspace送信時にDCRとworkspaceのリージョン整合性が取れているか
マネージドIDVMにマネージドIDがあり、AMAの認証設定と一致しているか
IMDSVMからIMDSへ到達できるか
ネットワークAzureMonitor、AzureResourceManager、DCE、Private Link、プロキシ設定を確認したか
Windowsイベントログローカルディスク上のイベントログを対象にしているか
Custom MetricsHeartbeatではなく、Metrics拡張とMSIトークン、設定ファイルで確認しているか
旧エージェントMMA、WAD/LADとの二重収集や移行漏れがないか
バージョンサポート対象期間内のAMAを使い、最新修正を受けられる状態か

Azure Monitor agentのWindowsトラブルシューティングでは、単に「エージェントを再インストールする」対応では原因を取り切れません。まず拡張機能、プロセス、Heartbeat、DCR、マネージドID、IMDS、ネットワークの順で切り分け、データ種類ごとの確認に進むことが重要です。移行中の環境では、旧Log Analytics agentやWAD/LADの残存もあわせて確認してください。次に取るべき行動は、代表的なWindows VMまたはVMSSインスタンスを1台選び、この記事のチェックリストに沿って現在のAMA構成を点検することです。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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