Copilot individual plan sign-ups are reopeningの変更点|料金と確認手順

2026年6月17日、GitHubは「Copilot individual plan sign-ups are reopening」を公開し、GitHub Copilot Student、Pro、Pro+、Maxの新規申し込みを段階的に再開すると発表しました。全ユーザーが同時に申し込めるわけではなく、対象プランが表示されない場合は、後日あらためて確認する必要があります。(The GitHub Blog)

今回の変更では、新規申し込みの再開に加え、利用上限に近づいた際のアップグレードと、追加利用分を支払って現在のプランを継続する仕組みも改善されています。既存ユーザーは再契約する必要はありませんが、利用量、追加課金の予算、クライアントの更新状況を確認しておくと安心です。

目次

Copilot individual plan sign-ups are reopening の変更点

今回のGitHub Changelogで押さえるべき変更点は、次の3つです。(The GitHub Blog)

変更点内容適用時期
個人向けプランの新規申し込み再開Student、Pro、Pro+、Maxを段階的に再開2026年6月17日から数週間かけて展開
アップグレード方法の改善上限接近時に次のプランが案内され、差額のみで変更可能即時
追加利用後の継続方法の改善現在のプランを維持したまま、追加利用分を支払って継続可能即時

停止されていた個人向けプランが段階的に再開

GitHubは2026年4月20日、サービス品質を維持するため、Copilot Student、Pro、Pro+の新規申し込みを一時停止しました。この期間もCopilot Freeは利用でき、既存契約者はプラン間のアップグレードが可能でした。(The GitHub Blog)

その後、2026年6月1日にCopilot Maxが既存契約者向けのアップグレード先として提供されましたが、新規ユーザーによるStudent、Pro、Pro+、Maxへの申し込みは引き続き停止されていました。(The GitHub Blog)

6月17日の発表により、これら4プランの新規申し込みが順次再開されます。ただし、GitHubは全アカウントへの提供完了日を明示していません。申し込みボタンが表示されなくても、アカウントの不具合とは限らないため、数日空けて再確認してください。

上限に近づくと上位プランが案内される

月間の付与量や追加利用上限に近づくと、Copilotの画面上に次のプランへのアップグレード案内が表示されます。

アップグレード時に支払うのは、新旧プランの料金差額です。同じ期間について、旧プランと新プランの料金を二重に支払う仕組みではありません。変更後は、新しいプランの月間付与量から、その月にすでに使用した分を差し引いた残量をすぐに利用できます。(GitHub Docs)

たとえば、Copilot Proで当月に1,200 AI Creditsを使用した後、合計7,000 AI Creditsが含まれるPro+へ変更した場合、考え方としては残り5,800 AI Creditsを利用できます。実際の請求金額や利用可能量は、アップグレード確認画面を優先してください。

プランを変えずに追加利用できる

含まれるGitHub AI Creditsを使い切っても、追加利用の予算を設定すれば、現在のプランを維持したまま利用を続けられます。

ただし、追加利用枠は必ずしも無制限ではありません。利用状況、支払い履歴、アカウントの確認状態などに応じて上限が設けられる場合があります。上限に達した後は、利用済みの追加分を支払うことで、再び利用を継続できる仕組みです。(The GitHub Blog)

誰に影響する変更なのか

今回の発表は、個人アカウント向けのCopilotプランが対象です。

対象者主な影響確認すべきこと
有料プランを待っていたユーザーPro、Pro+、Maxへの新規申し込みが順次可能になる希望プランの「Get started」が表示されるか
Copilot Freeユーザー利用上限到達時に有料プランへ移行できる必要なAI Creditsと月額料金
認証済みの学生Copilot Studentへの新規申し込みが順次再開GitHub Educationの認証状態
既存の有料契約者再契約は不要。アップグレードと追加利用の方法が改善現在の利用量、予算、請求サイクル
組織・企業の管理者今回の再開対象ではないBusiness、Enterpriseとの混同に注意

特に注意したいのは、今回の発表がCopilot Businessの新規申し込み再開を意味しない点です。2026年6月20日時点の公式ドキュメントでは、GitHub FreeまたはGitHub Teamを利用する組織からのCopilot Businessセルフサービス新規申し込みには、一時停止の注記が残っています。(GitHub Docs)

Copilot個人向けプランの料金とAI Credits

2026年6月時点の有料個人プランには、次の月額料金とGitHub AI Creditsが設定されています。Studentは認証済み学生向けの無料プランです。(GitHub Docs)

プラン月額料金Base CreditsFlex allotment月間合計
Copilot Pro10米ドル1,0005001,500 AI Credits
Copilot Pro+39米ドル3,9003,1007,000 AI Credits
Copilot Max100米ドル10,00010,00020,000 AI Credits

1 AI Creditは0.01米ドルとして扱われます。たとえば、追加利用の予算を10米ドルに設定すると、1,000 AI Credits分に相当します。(GitHub Docs)

Base Creditsはプラン料金に対応する固定分です。一方、Flex allotmentは、モデル料金や提供条件の変化に応じて調整される可能性があります。そのため、契約前には公式の料金ページで最新の合計付与量を確認してください。

AI Creditsを消費する主な機能

GitHub AI Creditsは、主に次の機能で消費されます。

  • Copilot Chat
  • Copilot CLI
  • Copilot cloud agent
  • Copilot Spaces
  • Spark
  • サードパーティ製コーディングエージェント

利用量は、選択したAIモデル、会話の長さ、処理するファイル数、エージェントが実行する作業量などで変わります。高性能なモデルで大規模なコードベースを処理するほど、消費量は大きくなる傾向があります。(GitHub Docs)

有料プランのコード補完とNext Edit SuggestionsはAI Creditsの課金対象ではなく、引き続き無制限です。

新規申し込みと設定の確認手順

希望するプランへ申し込む

  1. GitHubへ個人アカウントでログインします。
  2. GitHub Copilotのプランページを開きます。
  3. Pro、Pro+、Maxのうち、希望するプランの「Get started」を選択します。
  4. 「Subscribe to Copilot Pro」「Subscribe to Copilot Pro+」などを選択します。
  5. 含まれる利用量を超えて使う場合は、追加利用を有効にします。
  6. 支払い情報とプラン内容を確認し、契約を確定します。(GitHub Docs)

希望プランの申し込みボタンが表示されない場合は、段階的な展開がまだアカウントに反映されていない可能性があります。別プランを急いで契約せず、後日再確認するのが安全です。

現在のプランを確認する

現在の契約は、GitHubの次の画面から確認できます。

  1. プロフィール画像から「Settings」を開きます。
  2. 「Billing & licensing」を開きます。
  3. 新しい請求画面では「Licensing」、従来の画面では「Plans and usage」を選択します。
  4. 「Current plan」または「GitHub Copilot」の項目を確認します。(GitHub Docs)

組織やEnterpriseからCopilotライセンスを割り当てられている場合、個人側からプランを変更できないことがあります。

AI Creditsの残量を確認する

GitHub.comでは、Billing and licensingの「AI usage」から次の情報を確認できます。

  • プランに含まれるAI Creditsの使用量
  • 追加利用したAI Credits
  • 使用したAIモデル
  • モデルごとの消費量と料金

VS Code、Visual Studio、JetBrains IDE、Xcode、Eclipseなどでも、Copilotアイコンから利用状況やリセット日を確認できます。(GitHub Docs)

追加課金の予算を設定する

追加利用を有効にする場合は、「Billing and licensing」の「Budgets and alerts」で上限を設定します。

  1. 「Budgets and alerts」を開きます。
  2. 「New budget」を選択します。
  3. AI Credits全体、またはCopilot AI Creditsなど対象範囲を選びます。
  4. 予算額を米ドルで入力します。
  5. 必要に応じて利用停止と通知を設定します。

実務上の注意点は、予算を作成しただけでは必ずしも利用が止まらないことです。「Stop usage when budget limit is reached」を有効にしなければ、上限超過時に通知されるだけで利用が続く場合があります。追加請求を確実に抑えたい場合は、停止オプションの状態まで確認してください。(GitHub Docs)

IDEやCopilot拡張機能は更新しておく

利用量ベースの課金表示を正しく確認するには、IDE、Copilot拡張機能、Copilot CLIを最新の安定版へ更新しておくことが推奨されます。

古いバージョンでも基本機能は動作しますが、モデル料金、使用量、請求用語が古いまま表示されたり、利用上限の通知が正しく表示されなかったりする可能性があります。(GitHub Docs)

特に追加利用を有効にするユーザーは、契約前に次の項目を確認してください。

  • IDE本体が最新の安定版か
  • GitHub Copilot拡張機能が更新されているか
  • Copilot CLIが最新か
  • GitHubへ正しい個人アカウントでログインしているか
  • IDEに表示される使用量とGitHub.comの請求画面が一致するか

移行や期限で注意すべきこと

強制的なデータ移行はない

今回の発表は、新規申し込みの再開と課金・アップグレード体験の変更です。リポジトリ、ソースコード、チャット履歴などを別サービスへ移す手順は案内されていません。

既存ユーザーが行うべきことは、プランの再契約ではなく、現在の契約、AI Creditsの使用量、追加利用設定、クライアントの更新状況を確認することです。

申し込み期限は発表されていない

GitHubは「今後数週間かけて段階的に再開する」と説明していますが、展開完了日や申し込み期限は示していません。したがって、6月17日に申し込めなかったからといって、受付が終了したわけではありません。(The GitHub Blog)

一方で、提供条件やFlex allotmentは将来変更される可能性があります。申し込み可能になった時点で、料金、付与量、追加利用設定をあらためて確認してください。

会社のライセンスへ切り替わる場合

個人でCopilot Pro、Pro+、Maxを契約しているユーザーに、会社からCopilot BusinessまたはEnterpriseの席が割り当てられると、個人プランは自動的に解約されます。個人プランの残存期間については、日割り相当の返金が行われます。(GitHub Docs)

会社で導入予定がある場合は、個人プランを新規契約する前に、管理者へライセンス付与の予定を確認すると重複契約を避けられます。

よくある疑問

2026年6月17日から全員が申し込めますか?

全員が同時に申し込めるわけではありません。Student、Pro、Pro+、Maxは数週間かけて段階的に開放されます。希望プランが表示されない場合は、後日再確認してください。

今回の発表で月額料金も変わりましたか?

6月17日の発表の中心は、新規申し込みの再開とアップグレード・追加利用方法の改善です。料金変更を発表したものではありません。契約時には、申し込み画面に表示される最新料金を確認してください。

既存のProユーザーは何か手続きが必要ですか?

再契約や移行手続きは不要です。ただし、AI Creditsの残量、追加利用予算、請求サイクル、IDEや拡張機能の更新状況は確認しておくことをおすすめします。

追加利用を無効にしてもCopilotは使えますか?

プランに含まれるAI Creditsの範囲内では利用できます。付与分を使い切った後は、追加利用を有効にする、上位プランへ変更する、または次の月間サイクルで付与量がリセットされるまで待つ必要があります。(GitHub Docs)

申し込み前に確認すること

Copilot individual plan sign-ups are reopeningにより、個人ユーザーはStudent、Pro、Pro+、Maxを再び新規契約できるようになります。ただし、再開は段階的で、具体的な展開完了日は発表されていません。

申し込みを検討している場合は、次の順番で確認してください。

  1. プランページで希望プランが申し込み可能か確認する
  2. 月間のAI Creditsと自分の利用量を比較する
  3. 追加利用を有効にする場合は、予算と利用停止設定を確認する
  4. IDEとCopilot拡張機能を最新の安定版へ更新する
  5. 会社からBusinessまたはEnterpriseライセンスが付与される予定がないか確認する

迷う場合は、まずCopilot Freeで利用量を確認し、上限に達する頻度を見てからPro以上へ移行すると、過剰なプランを契約しにくくなります。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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