Fallout 76のマルチプレイエラーを解消するためのXboxアカウント設定ガイド

新たな世界を仲間と一緒に冒険する醍醐味がある「Fallout 76」。しかし、いざマルチプレイを楽しもうとしたらエラーで弾かれてしまう──そんな事態に直面するとがっかりしてしまいますよね。本記事では、この問題を解消するための方法を分かりやすく解説しながら、Fallout 76ならではの魅力も合わせてご紹介します。気持ちよく荒廃した世界を旅するために、ぜひ最後までお読みいただき、マルチプレイを復活させるヒントを見つけてください。

Fallout 76のマルチプレイエラーの概要

Fallout 76は、Bethesdaが手掛ける人気シリーズ「Fallout」のオンライン専用タイトルとして登場しました。荒廃したアメリカが舞台となり、プレイヤー同士が協力し合ったり、場合によっては対立したりと、プレイスタイルによってさまざまなドラマが生まれるのが魅力です。しかし時に、マルチプレイに参加しようとすると、エラー文が表示されてゲーム自体を楽しめないケースがあります。


具体的には、「お使いのプロフィールにはマルチプレイを許可する権限がありません。別のプロフィールを選択してください」といったメッセージが表示され、オンラインプレイが制限されることがあるのです。この問題が発生したときは慌てずに、Xboxアカウントの設定をチェックしてみましょう。

多くのプレイヤーが経験する共通の原因

Fallout 76に限らず、Xboxでマルチプレイを行う際に「権限がありません」などのエラーが出る原因は、主にプライバシー設定やオンラインセーフティの制限に起因することが多いです。こうした設定は、未成年ユーザーの安全を守るためや、保護者が子どものオンライン活動をコントロールする目的で導入されています。成人アカウントであっても、何らかの理由で制限がかかっている場合は、マルチプレイができなくなります。

Xbox側のオンラインプライバシーとセーフティ設定

Xboxアカウントには「プライバシー設定」と「オンラインの安全性と家族設定」の2種類があり、それぞれで細かい制御が可能です。

  • プライバシー設定:他のプレイヤーからの視認性や、プロフィール情報の公開範囲などを調整
  • オンラインの安全性:メッセージのやり取り、フレンド追加、マルチプレイの可否などを細かく制限

これらがデフォルトで厳しめに設定されていると、Fallout 76のオンライン機能が利用できない場合があります。

Fallout 76でマルチプレイができなくなる具体的な症状

マルチプレイができなくなる症状はさまざまですが、代表的なものをいくつか挙げてみましょう。下記のような症状に心当たりがある方は、アカウント設定を見直す必要があるかもしれません。

代表的なエラーメッセージ一覧

以下のようなエラーが表示されたら、オンラインセーフティかプライバシー関連の設定をチェックしてみてください。

エラー内容原因の可能性
「お使いのプロフィールにはマルチプレイを許可する権限がありません」Xboxアカウントのプライバシー設定でマルチプレイが制限されている
「別のプロフィールを選択してください」現在のアカウントがオンラインプレイを許可していない
「フレンドの追加が行えません」フレンドや他のユーザーとのやり取りが制限されている
「コミュニケーションが制限されています」チャットやメッセージの機能がオフになっている

Xboxアカウント設定の変更で解決する方法

Fallout 76でマルチプレイを楽しむために、Xboxアカウントの設定を適切に変更していきましょう。具体的な手順は以下のとおりです。

1. Xboxアカウント管理ページへアクセス

まずは公式サイトのXboxアカウント管理ページにアクセスしてください。ここから、プライバシーやオンラインセーフティの設定を行います。

正しいアカウントでログインしているか確認

複数のMicrosoftアカウントを使い分けている場合は、間違ったアカウントでログインしているケースがあります。該当のアカウントでログインしていることを再度確認しましょう。

2. 「プライバシー」タブを開き、各項目を確認

管理ページを開いたら、「プライバシー」や「オンラインの安全性」などのタブが表示されます。まずは「プライバシー」タブで、下記のような項目をオープンにしていきます。

プライバシー設定のポイント

  • 「他の人のXbox Liveプロフィールを表示する」:これを「すべて」または「フレンド」に設定
  • 「コミュニティの作成物を表示およびアップロードする」:こちらも「すべて」か「フレンド」に
  • 「Xbox Live以外での音声とテキストによるやり取り」:ボイスチャットやメッセージが制限されないよう「許可」に

これらの項目が「ブロック」になっていると、別のユーザーと交流するオンラインゲーム全般に支障をきたします。Fallout 76では世界に散らばるプレイヤーと協力やコミュニケーションを取ることが重要なので、しっかりとオープンにしておきましょう。

3. 「Xbox One/Windows 10 オンラインの安全性」タブへ

続いて「Xbox One/Windows 10 オンラインの安全性」のタブに移動し、下記の項目を確認します。

オンラインセーフティで確認すべき項目

  • 「Xbox Live以外のユーザーとプレイすることを許可する」:ここを「許可」に変更
  • 「マルチプレイゲームへの参加を許可する」:こちらも「許可」に設定
  • 「フレンドの追加を許可する」:フレンド機能も正常に使えるよう「許可」に

Fallout 76はオンライン専用ゲームですので、マルチプレイに関わる設定がブロックされていると、そもそも他プレイヤーとの接続すらままなりません。この3項目は特に重要なので、忘れずに変更しておきましょう。

変更内容は必ず保存する

設定内容を変更したら、ページ下部などにある「送信」や「保存」ボタンを忘れずに押してください。ボタンを押さないと変更が反映されないため、エラーの原因が残ったままになってしまいます。

設定変更後にすべきこと

設定を完了したら、一旦ログアウトしたうえで再度ログインし、Fallout 76を起動してみましょう。もし設定が反映されていれば、これまで表示されていたエラーメッセージが出なくなるはずです。

本体の再起動も忘れずに

設定を変更した直後、Xbox本体を再起動しないと古いキャッシュが残り、設定が即時に反映されない場合があります。Xbox本体を再起動してからFallout 76を起動すると、スムーズにオンラインに入れることが多いです。

Xbox Live GoldやGame Passの契約状況をチェック

Xboxでマルチプレイを楽しむには、Xbox Live GoldまたはGame Pass Ultimateなどの有料サービスが必要となる場合があります。特に、新規でアカウントを作成した方は無料体験期間が過ぎている可能性もあるため、契約が有効かを改めて確認しましょう。

アカウント状態の確認方法

  • Xbox本体のホーム画面から「設定」へ
  • 「アカウント」→「サブスクリプション」を選択
  • 有効期限や契約内容が表示されるので、期限切れになっていないかチェック

もし有効期限が切れていれば、更新手続きを行わないとオンラインプレイは利用できません。契約が切れていることを知らずに「エラーが出てる」と勘違いするケースも多いので注意しましょう。

Fallout 76をより快適に楽しむための追加アドバイス

設定変更によってマルチプレイが可能になったとしても、さらに快適に遊ぶための工夫をしておくとより一層ゲーム体験が向上します。ここでは、Fallout 76ならではの楽しみ方や利便性を高めるヒントをご紹介します。

ゲーム内のコミュニケーションツールを活用する

Fallout 76では、他プレイヤーとテキストチャットやボイスチャットでコミュニケーションを図ることができます。協力プレイがメインの場面では、素早い意思疎通がとても重要。マイク付きヘッドセットを使用すれば、戦闘中やクエスト中の打ち合わせがスムーズになるでしょう。

ボイスチャットのトラブル防止策

  • マイクの音量や感度を適切に調整
  • 雑音を拾いやすい環境であれば、Push to Talk(必要時だけ通話)を活用
  • 不要なチャットや誤爆を防ぐために、マイクミュートの使い方を覚えておく

こうした小さな工夫をすることで、フレンドや知らないプレイヤーともより円滑に協力できるようになります。

キャンプ機能を最大限に活かす

Fallout 76では自分好みの拠点を建築し、キャンプとして運用することができます。他プレイヤーと一緒にキャンプを使い、物資や弾薬の共有を行うなど、マルチプレイならではの協力体制を敷くと、ゲームを有利に進められます。


特に、レアアイテムの交換や助け合いが本作の醍醐味の一つです。自分が持っていない武器や防具、逆に自分だけが豊富に持っている素材を交換するなど、シングルプレイ時とは違った楽しみが広がります。

トラブルシューティングの基本

もし再度エラーが発生したり、落ちやすい状況が続いたりする場合は、以下の点を改めて確認するのがおすすめです。

  • Xboxネットワークの接続状況:ネットワーク診断機能で速度と安定性をチェック
  • ゲーム本体のアップデート状況:Fallout 76が最新バージョンになっているか確認
  • サーバーステータス:Bethesdaの公式サイトやSNSなどでメンテナンス情報を確認
  • 本体アップデート:Xbox本体のシステム更新がある場合は適用しておく

これらを定期的に行うことで、エラーを未然に防ぐことができます。

もっとFallout 76を楽しむために

オンライン要素が魅力のFallout 76ですが、初期設定のままでプレイするとエラーや制限に悩まされることが少なくありません。しかし、Xboxアカウントのプライバシーとオンラインの安全性を正しく設定すれば、本来の醍醐味であるマルチプレイを存分に味わうことができるでしょう。

クエストやイベントに積極的に参加しよう

Fallout 76では期間限定イベントや季節イベントなど、多彩なコンテンツが用意されています。こうしたイベント時には経験値やアイテムを効率よく稼げるだけでなく、プレイヤー同士の交流も活発になります。たくさんの人と関わりたい方は、イベント開催情報を見逃さないようにしましょう。

フレンドを増やして世界を広げる

ソロプレイでも楽しめるのがFalloutシリーズの特徴ですが、オンライン専用の本作ではフレンドが多いほど有利になるシーンも多いです。コミュニティサイトやSNSなどを活用して、同じ時間帯やプレイスタイルで遊ぶ仲間を募り、自分なりの「ウェイストランド生活」をさらに充実させてみてはいかがでしょうか。

フレンド機能の活用方法

  • フレンドリストの管理:コンソールやPC版、モバイルアプリなどから簡単に追加・管理が可能
  • グループ機能:ボイスチャットしながら計画的にクエストを攻略
  • イベントのお誘い:協力して大型クリーチャーを狩ったり、建築アイデアをシェアしたり

こうした機能を活かすことで、ゲーム内での体験がより豊かになります。

まとめ:設定を見直して心置きなく冒険しよう

Fallout 76のマルチプレイエラーは、ほとんどの場合Xboxアカウントのプライバシー設定やオンラインの安全性設定を見直すことで解決できます。具体的には「プライバシー」タブで他のユーザーとの交流を許可したり、「Xbox One/Windows 10 オンラインの安全性」タブでマルチプレイをオンにしたりするだけでOKです。


ただし、設定変更の保存を忘れてしまうと、せっかくの調整が反映されませんし、Xbox本体の再起動も見逃しがちな手順なので気を付けましょう。さらに、Xbox Live GoldやGame Passの利用期限を確認しておくことも大切です。


マルチプレイが問題なく行えるようになったら、あとは冒険を満喫するのみ。広大なアパラチアの世界を仲間とともに巡り、思い出に残るエピソードをたくさん作ってください。「Fallout 76」でしか味わえないオンライン体験を存分に楽しんでみましょう!

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