旧作Call of DutyはGame Passで遊べる?気になる配信時期と今後の展望

近年、Microsoftが積極的に進めているActivision Blizzardの買収に関して、古いCall of Duty(以下、CoD)シリーズがGame Passに追加される可能性を期待する声が高まっています。特に、過去作品をセールや中古以外で安価に遊びたい方にとっては朗報となるかもしれませんが、現状では公式な発表がないため、不透明な部分も多いといえます。そこでこの記事では、旧作CoDのGame Pass対応にまつわる最新情報や予想、具体的な楽しみ方のアイデアを幅広く紹介していきます。

旧作Call of DutyがGame Passに登場する可能性

過去のCoDシリーズは、いずれも非常に多くのファンを抱えています。特に、オンラインマルチプレイが前提となっている作品も多いため、ユーザーコミュニティを維持する意義から、Game Passなどのサブスクリプションサービスで配信されると嬉しいと感じる方は少なくありません。実際に買収後のタイトルがGame Passに追加されるケースは、Microsoftによる他社の買収事例でもたびたび見られる傾向です。たとえば、Bethesdaが手がけるFalloutやThe Elder Scrollsといった人気シリーズがMicrosoft傘下となり、旧作まで含めてGame Passにそろったことを覚えている方もいるでしょう。

ただし、2024年6月時点では、Activisionの旧作CoDがGame Passにいつ追加されるのか、Microsoft・Activisionの双方から正式な発表が行われていません。そのため、具体的な追加ラインナップや時期は予測の範囲を出ません。たとえば「Modern Warfare」「Black Ops」「Ghosts」「Advanced Warfare」など、ファンの思い入れが強いシリーズが優先的に配信されるのかどうかも未知数です。これらの不透明さゆえに、コミュニティフォーラムなどではユーザーからの問い合わせが殺到する一方で、ボランティアモデレーターも「情報がない」「公式発表を待ってほしい」という返答しかできない状況が続いています。

Black Ops 6と旧作ラインナップへの期待

一方で、2024年10月25日発売予定とされる新作『Black Ops 6』の話題もファンを沸かせています。新作発売のタイミングで旧作のセールが実施される例は過去にもありました。特に、シリーズの過去作が一挙に割引されるタイミングや、期間限定で無料プレイが可能になるイベントが開催されることもあるため、「新作と合わせて旧作も遊びたい」というユーザーは公式アナウンスをチェックしておくと良いでしょう。

しかし、Game Passに旧作がラインナップされるかどうかは依然として不明です。もしGame Passで過去作を手軽に遊べるようになれば、近年CoDを遊び始めたユーザーにとってはシリーズの歴史を振り返る絶好の機会になるでしょう。また、オンライン人口も再び活性化し、懐かしの作品でマッチングが楽しめる可能性も高まります。一方、もし配信が見送られるなら、過去作は引き続きセールや中古で入手するのが現実的な手段になりそうです。

CoD歴代作品の発売年と簡易情報

以下は代表的なCoD作品と発売年の一覧表です。あくまで過去作の主なタイトルのみをまとめた参考情報ですが、Game Pass対応の予想やセールの傾向を検討する際に活用すると良いでしょう。

タイトル発売年主な特徴
Call of Duty2003年WW2を舞台にしたシリーズ初作
Call of Duty 22005年WW2描写の強化、新たなマルチプレイ要素
Call of Duty 4: MW2007年現代戦への転換、マルチ人気の火付け役
Call of Duty: WaW2008年再びWW2を舞台に、ゾンビモードが話題に
Call of Duty: MW22009年シネマティックなキャンペーンが話題
Call of Duty: Black Ops2010年冷戦時代を舞台に、マルチとゾンビが好評
CoD: Modern Warfare 32011年MWシリーズ完結編、協力モードも充実
CoD: Black Ops II2012年近未来要素の取り入れ、分岐ストーリー採用
Call of Duty: Ghosts2013年新エンジン採用、ドッグ(犬)AIが話題
Call of Duty: Advanced Warfare2014年近未来戦、Exoスーツ導入
Call of Duty: Black Ops III2015年サイバネティック強化、ゾンビ人気継続
Call of Duty: Infinite Warfare2016年宇宙戦メイン、近未来要素をさらに拡張
Call of Duty: WWII2017年原点回帰のWW2、シンプルなFPS体験重視
Call of Duty: Black Ops 42018年バトロワモード「Blackout」導入
CoD: Modern Warfare (Reboot)2019年リブート版MW、写実的なグラフィック向上
Call of Duty: Black Ops Cold War2020年冷戦時代再び、ゾンビモードも大幅強化
Call of Duty: Vanguard2021年WW2ベース、Warzoneとの連携強化
Call of Duty: Modern Warfare II2022年MW再構築第2弾、キャンペーンの高評価
Call of Duty: Black Ops 6 (予定)2024年10月25日シリーズ最新作の噂、冷戦と近未来要素の融合か?

上記タイトルのうち、特に人気が高いのが「Modern Warfare(2007年版)」と「Black Ops(2010年版)」です。これらはオンライン対戦を盛り上げた中心的な作品でもあり、リマスター版が出ているタイトルもあるため、Game Passで配信されると多くのファンが集まることになるでしょう。

Game Passのメリットと旧作CoDへの影響

Game Passは月額制で多彩なゲームが遊び放題になるサブスクリプションサービスです。加入者にとっては、以下のようなメリットがあります。

  • コストパフォーマンス
    単品購入に比べ、月額料金さえ支払っていれば幅広いタイトルにアクセスできるため、数多くのゲームをプレイする人ほど割安感が増します。古いタイトルでも、いまだに高値がつく人気作品を手軽に遊べる可能性があることは魅力的でしょう。
  • プレイ人口の活性化
    過去の名作を遊ぶ機会が増えるため、マルチプレイの人口も増えやすい傾向があります。例えば旧作CoDは発売から年数が経っているため、オンライン人口が少なくなっているケースも珍しくありません。もしGame Pass入りすれば、懐かしい作品のマルチプレイが再度盛り上がるかもしれません。
  • 新作へのブリッジ
    古い作品をGame Passで遊んだ後、気に入れば最新作を購入するといった流れが自然に生まれることも多いです。開発・販売側にとっても、ゲームコミュニティの拡大と新作購買意欲の刺激につながるため、旧作のサブスク入りはメリットが大きいと考えられます。

一方、Game Passでは常に膨大な数のタイトルが入れ替わりで提供されており、新規の追加スケジュールはMicrosoftから公式発表されるまでは不明確です。だからこそ、旧作CoDがいつGame Passに登場してもおかしくはない、という期待も大きくなるわけです。

旧作CoDを遊ぶならセールかGame Passか?

仮に旧作CoDがGame Passに対応しなかった場合、最も安価に楽しむ手段としては公式セールや中古ソフトの購入、もしくはデジタルキー販売サイトの活用が挙げられます。実際に、CoDシリーズは頻繁に大幅割引セールを行うことで知られています。

  • 公式セールの活用
    新作発売前後や大型イベント時に、旧作がまとめて割引されることがあります。多くの場合、70~80%オフといった大規模な割引が適用されるため、まとめ買いで一気にシリーズをそろえる方も少なくありません。
  • 中古ソフトの検討
    コンシューマ機(XboxやPlayStation)で遊ぶ場合、中古市場を活用すると低価格で手に入る可能性があります。ただし、中古版に関してはオンラインコードやDLCが使用済みになっている場合もあるため、購入時には注意が必要です。
  • キー販売サイト
    PC版においては、SteamやBattle.netのキーが割安で販売されていることもあります。ただし、信頼性の低いサイトで購入したキーはアクティベートできなかったり、アカウント規約違反に問われるリスクもあるので、購入元には注意しましょう。

いずれにしても、Game Passのように「定額で遊び放題」という形で旧作CoDを楽しむ選択肢は現時点では存在していません。そのため、すぐに旧作を楽しみたい方は、セールや中古ソフトなどの購入を検討するのが現実的です。

旧作CoDを遊ぶ際の注意点

  • オンライン人口
    オンライン対戦主体で遊ぶ場合、古いタイトルはマッチングに時間がかかることがあります。発売直後は多くのユーザーが参加していても、年数が経つほどプレイヤー数は減っていきがちです。ただ、特定の人気モードだけは今でも根強いコミュニティが存在しているケースがあります。
  • DLCの追加購入
    マルチプレイのマップパックやゾンビモード追加シナリオが別売りの作品では、DLCを持っていないと参加できないプレイリストがある点に注意が必要です。セール時にDLCがまとめて割引されることもあるため、より安価にコンテンツをそろえることができます。
  • 機種の互換性
    Xbox OneやXbox Series X|SでXbox 360版CoDを遊ぶ場合は後方互換機能を利用できます。ただし、全タイトルに対応しているわけではないため、購入前に確認しましょう。PC版の場合も、Windowsの対応OSや必要スペックを満たしているかどうか事前に調べることが大切です。

MicrosoftとActivisionの今後の展望

MicrosoftによるActivision Blizzard買収が進めば、CoDだけでなく、DiabloやOverwatchといった人気タイトルも含め、Game Passのラインナップが一気に充実する可能性があります。すでにBethesdaの買収によって、The Elder ScrollsシリーズやFalloutシリーズなどがGame Passに追加された事例からも分かるように、買収が完了すると比較的早い段階で旧作がサブスク入りすることも少なくありません。

ただし、買収プロセス自体には各国の規制当局による承認が必要となるため、遅延や条件付き承認などの不確定要素が多く含まれています。また、ActivisionはCoDシリーズに限らず、Battle.netや他ハードへのサポートも強固に展開しているため、すぐにすべての旧作がXbox/PC用のGame Passに移行するかどうかは定かではありません。

一方で、Call of Dutyシリーズ自体が持つブランド力を考えると、Microsoftとしてはなるべく早期にGame Passのラインナップを強化し、ユーザーの注目度を高めたい思惑があると考えられます。特に、2024年にBlack Ops 6のリリースが予定されている以上、同作のプレイヤー基盤を盤石にするためにも旧作をサブスク化して新旧ファンを取り込みたいという戦略も見逃せません。

コミュニティの声と公式発表の行方

Game Pass加入者やCoDファンからは、「旧作をもう一度プレイしたい」「今からシリーズを追いかけたい」という声が絶えず上がっています。一方、ボランティアモデレーターや関係者が現時点で具体的な日程を答えられないのは、権限や情報が限られているためです。公式アナウンスがない限り、内部情報を漏らすこともできませんし、そもそも詳細を知らされていないケースも多いでしょう。

よくある質問としては「旧作のDLCも含めて配信されるのか」「マルチプレイサーバーは維持されるのか」などが挙げられます。CoDのようにオンライン要素が強いタイトルでは、サーバーの維持コストや開発元のサポート体制も問題になります。Game Passで配信したい意向があっても、契約面や技術的な課題を調整しなければなりません。

とはいえ、一般ユーザーができることは、現段階では公式発表を待ち、セールや中古購入などの代替手段を活用するしかないのが実情です。Gamingメディアや公式SNS、あるいは大きなイベント(E3やXbox Showcaseなど)での発表があれば、すぐにコミュニティ内で拡散されるでしょう。

旧作CoDを楽しむためのヒント

Game Passでの配信を待つか、セール購入するかを悩む間にも、実際に旧作CoDをプレイしたい気持ちは高まるばかりかもしれません。そこで、少しでも楽しみを増やすためのヒントをいくつか紹介します。

  • フレンドやコミュニティとの協力プレイ
    友人と一緒に旧作のキャンペーンを協力プレイできる作品もあり、またゾンビモードなどの協力コンテンツはシリーズの醍醐味です。マルチプレイの人口が減っていても、身近な仲間やDiscord等のコミュニティを探せば、カスタムマッチで遊ぶ方法もあります。
  • 実績解除やトロフィーコンプリート
    旧作CoDには凝った実績やトロフィーが多いのも特徴です。普通にストーリーを進めるだけでは達成が難しいチャレンジ要素もあるため、やり込みたいプレイヤーにとっては良いモチベーションとなるでしょう。
  • 時代背景やストーリーの考察
    CoDシリーズは各作品で舞台となる時代背景が異なります。特に第一次世界大戦や第二次世界大戦、冷戦、近未来戦など、多彩な戦争観を描いている点が大きな魅力です。あえてストーリーを時系列順に並べてプレイし、歴史の流れを感じ取るのも面白い楽しみ方です。
  • 特定ルールのプレイ
    例えば「ハンドガンだけでクリアを目指す」「難易度ベテランでクリアする」など、ユーザー主導の縛りプレイを行うと、旧作にも新鮮味を見いだせます。こういった遊び方はSNSやYouTubeで動画投稿するプレイヤーも多いので、情報交換するのもおすすめです。

ロードアウトの工夫やカスタムクラスの活用

マルチプレイで最も肝心となるのは、ロードアウト(カスタムクラス)の組み合わせです。旧作CoDによって使用できる武器やPerk、フィールドアップグレードなどのシステムが異なりますが、どのタイトルでも自分のプレイスタイルに合ったロードアウトを考える時間は大きな楽しみの一つです。古い作品ほど選択肢が少なくシンプルな分、バランスが取れた試合が行われやすいともいえます。

同じ作品でも時期やコミュニティによって「強武器」や「おすすめPerk」は変わります。攻略サイトやSNSなどで研究しつつ、自分で試行錯誤を重ねてみましょう。これも旧作CoDをプレイする醍醐味といえます。

まとめ

現時点(2024年6月)では、旧作のCall of DutyシリーズがGame Passに追加される時期やラインナップについて、公式発表はありません。しかし、MicrosoftによるActivision Blizzard買収が進めば、他の買収タイトルと同様に旧作CoDがGame Passに登場する可能性は十分にあります。そうなれば、過去作をもう一度遊びたいファンや、新作からシリーズに入ったユーザーにとって大きなメリットとなるでしょう。

ただし、今すぐ旧作をプレイしたいのであれば、公式セールや中古ソフトの利用、キー販売サイトの活用などが現実的な選択肢です。特にセールはまとめ買いがお得になりやすく、新作『Black Ops 6』のリリース前後にはセール率が高まる傾向もあります。オンライン人口やDLCの有無など、各作品ならではの特徴を踏まえながら、懐かしの名作を再体験してみてはいかがでしょうか。

いずれにしても、Game Pass向けの正式発表が行われれば、SNSやゲーミングサイトなどで大々的に報じられるはずです。興味を持っている方は、今後のXboxイベントや公式ブログ、プレスリリースを注意深くチェックしておきましょう。盛り上がる旧作CoDのマルチプレイやゾンビモードの人口が再復活する日が来るかもしれません。今後の展開を楽しみに待ちつつ、自分に合った方法でCoDシリーズを遊び尽くしましょう。

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