【2025年最新版】クラウドPOS 比較:機能・料金・サポートを徹底解説

近頃、店舗運営を効率化するクラウド型POSレジが注目を集めています。実はわたしも小さなショップを経営している友人から相談を受けて、導入をサポートした経験があるんです。結論からいえば、本当に便利でした。この記事では、そんなクラウド型POSレジのメリットや導入事例、そしてAirレジ・POS+・Square・スマレジを中心に、機能や料金を分かりやすくご紹介していきます。

目次

クラウド型POSレジとは

クラウド型POSレジは、端末にアプリをインストールして利用し、そのデータをオンライン上のサーバーで管理するシステムです。従来のレジスターよりも導入コストが抑えられ、データをリアルタイムで集計できるといったメリットがあります。さらに、QRコード決済やクレジットカードなど、多様化するキャッシュレス決済にも簡単に対応できるのが特徴です。

クラウドPOSが求められる背景

いまや街中の小さなカフェから全国展開の大型チェーンまで、キャッシュレス決済のニーズは急速に高まっています。レジの操作をスムーズにし、売上データを自動でクラウドに記録してくれるクラウドPOSは、コストパフォーマンスにも優れた選択肢となっています。また、新人スタッフでも直感的に操作できるなど、使いやすさも普及の大きな要因です。

クラウド型POSレジの導入メリット

いつでもどこからでも売上データを確認できる

周辺機器を追加するだけでクレジットカードや電子マネー対応が可能

クラウド会計や在庫管理との連携で経理・在庫業務を効率化

直感的な操作でスタッフの教育コストも低減

わたしがサポートした友人の店舗では、開店当初はアナログなレジでしたが、クラウド型に切り替えてから売上把握がしやすくなり、仕入れ計画も立てやすくなったとのことです。

主要クラウド型POSレジ4社の比較

ここからは「Airレジ」「POS+(ポスタス)」「Square」「スマレジ」の4サービスについて、機能や料金、サポート体制を分かりやすくご紹介します。まずは、それぞれの初期費用と月額費用を表でまとめてみました。

導入コストを一目で把握できるように整理してみましたので、店舗形態や予算に合わせて選択する際の参考にしてください。

サービス名初期費用月額費用サポート体制
Airレジ周辺機器(3万円~)のみ無料オンライン・対面サポート、FAQ
POS+(ポスタス)機器費用などは都度見積14,000円(税別)~365日電話サポート、訪問サポート
Square端末(4,980円~)やスタンド(29,980円~)無料(決済手数料のみ)電話・メールサポート、オンラインFAQ
スマレジ端末やレシートプリンター等0円~12,000円(プラン別)365日電話・メールサポート

比較ポイント

クラウド型POSレジを導入する際には、以下のような観点で比較をすると分かりやすいです。

導入・初期費用

AirレジやSquareは無料プランがあり、始めやすい

無料とはいえ、周辺機器購入費用は別途かかる

月額費用

ランニングコストを抑えたいなら、AirレジやSquareが有力候補

機能を追加するとオプション料金が発生する場合がある

機能の充実度

在庫管理や顧客管理など、トータルでサポートしてくれるサービスは多い

業種によっては必要な機能が限定されるため、使わない機能も出てきてしまう

サポート体制

店舗スタッフや初心者向けの初期設定サポートや対面サポートが充実

対応が混雑するときは待ち時間が発生することも

Airレジ

Airレジは、リクルートが提供する無料のPOSレジアプリとして有名です。飲食店や小売店、サロンなど、幅広い業種に対応できる汎用性の高さが魅力です。月額費用が無料なので、個人事業主の方やスタートアップにも導入しやすい点が支持されています。

Airレジの特徴

インターフェースがシンプルで、触ってみると直感的に操作ができると評判です。売上管理や在庫管理、さらに顧客管理といった基本的な機能を揃えており、周辺機器を追加するだけでクレジットカードや電子マネー、QRコード決済にも対応できます。

導入コストとランニングコスト

Airレジ自体は無料で利用できます。ただし、レシートプリンターなどの周辺機器は別途購入が必要になります。例えば、スター精密製のレシートプリンターは3万円ほどしますが、一度導入してしまえば追加の月額費用はかからない点は大きなメリットです。

サポート体制

オンラインサポートに加え、ビックカメラなどに設置された対面サポートカウンターでも設定やトラブルの相談ができます。筆者が実際に体験してみたところ、初心者に対してもしっかりと丁寧に説明してくれたのが印象的でした。

Airレジを導入したカフェの店主さんは「無料でこの機能はありがたいし、十分に使いこなせる」と大満足していました。最初は導入方法で戸惑っていましたが、サポートカウンターで全部解決できたそうです。

POS+(ポスタス)

POS+(ポスタス)はポスタス株式会社が提供するクラウド型POSレジで、飲食店や小売店、美容・サロンなど幅広い業態に合わせて最適化された機能を取り揃えています。月額14,000円(税別)からというランニングコストはやや高めに感じるかもしれませんが、その分サポートや機能が充実しています。

POS+の基本機能

売上管理、在庫管理、顧客管理といったベーシックな機能に加え、セルフレジやモバイルセルフオーダー、データ分析ツールなど追加オプションが豊富に用意されています。特に飲食店向けのキッチンプリンター連携やテーブルオーダー機能は、忙しい店舗運営を大いに手助けしてくれます。

サポート体制

POS+は365日電話サポートだけでなく、初期設定や現地訪問サポートも行っています。導入時にスタッフが現場まで来てくれるので、店舗オーナーは操作方法の研修までしてもらえます。多店舗展開をしているチェーン店でも、導入時の負担が少ないのは魅力的です。

料金プラン

月額費用は14,000円(税別)から。決済サービスやオプションを追加する場合、見積もりによって金額が変わります。ただし、下記のようなサポートがすべて含まれているため、サポートを重視する店舗にとってはコスパが悪くありません。

充実した対面サポートを求めるならPOS+はおすすめ

月額費用がやや高めなので、小規模店舗にはハードルを感じるかもしれない

Square

Squareは、アメリカで創業し、モバイル決済の代名詞として日本でも人気を集めています。決済端末が手頃な価格で購入でき、かつ月額無料で利用できるのが大きな強みです。実店舗での対面決済だけでなく、オンラインショップ構築や請求書発行など、幅広い機能を展開しています。

Squareの特長

Squareの無料POSレジアプリをスマホやタブレットにインストールするだけで、売上管理や在庫管理をすぐに始められます。また、最近話題のタッチ決済「Tap to Pay」にも対応しており、iPhoneやAndroid端末だけで決済を完結できるのは非常に魅力的です。

料金と入金サイクル

月額費用は無料ですが、決済が発生した際に決済手数料が必要です。例えば、対面決済は3.25パーセント、オンライン決済は3.6パーセントなど、利用形態によって手数料が変わります。入金サイクルは最短で翌営業日入金が可能なので、キャッシュフロー面でも安心できます。

オンライン販売サポート

Squareオンラインビジネスを使えば、ドラッグアンドドロップでネットショップを作成可能で、顧客に決済リンクを送信するだけでオンライン販売をスタートできます。実店舗とネットショップの売上を一元管理できるのも便利です。

コストを抑えながらキャッシュレス決済を導入したいビジネスにピッタリ

決済手数料は売上に応じて負担が増えるため、大きな売上のある店舗は注意

スマレジ

スマレジは、高機能さと柔軟なカスタマイズ性が魅力のクラウド型POSです。iPadやiPhoneで利用するスタイルが中心ですが、オフラインでも使える仕組みがあるため、ネット接続が不安定な環境でも安心して使えます。無料プランから本格的なビジネスプランまで、複数の料金体系が用意されています。

スマレジの機能

会計・レジ機能はもちろん、飲食店向けのオーダー機能や小売店向けの在庫管理機能など、業種に合わせた拡張性が幅広いです。さらに、スマレジAPIを使った外部システム連携や、スマレジ・アプリマーケットから好みの機能を追加することも可能です。

料金プランと特徴

大きく分けてスタンダード、プレミアム、プレミアムプラス、フードビジネス、リテールビジネスの5つ。スタンダードプランは月額無料で基本的なPOSレジとして使えますが、在庫管理や高度な売上分析が必要ならプレミアム以上がおすすめです。

機能が豊富でカスタマイズ性が高い

業務を効率化するにはある程度システムの理解が必要になる

サポートと導入事例

スマレジは電話やチャット、メールだけでなく、全国6箇所にショールームを設けていて、実機を体験しながら相談することもできます。また飲食店やアパレル、小売店など多様な導入実績があり、店舗の規模に合わせてプランを選べる柔軟さが喜ばれています。

筆者の知り合いが経営するアパレルショップでは、スマレジの在庫管理機能が大いに役立ったそうです。複数店舗の在庫を一括で把握でき、シーズンごとの仕入れ予測にも活かせるのが便利とのことでした。

クラウドPOS選びのポイント

クラウド型POSレジを検討する場合、以下のポイントをチェックすると失敗しにくいです。

業種・業態に合った機能があるか

飲食店ならテーブル管理やキッチンプリンター連携、小売店ならバーコードスキャンや在庫管理、美容院なら予約機能や顧客カルテなど、業種によって求める機能は異なります。そのサービスが自店の課題を解決してくれるかを見極めましょう。

周辺機器のコストと拡張性

クラウドPOSの本体料金が安くても、レシートプリンターやバーコードリーダーなどの周辺機器でコストがかさむ場合があります。また、今後店舗を拡張する際やキャッシュレス決済の種類が増えたときに柔軟に対応できるかも重要です。

サポートと使いやすさ

システムの操作性が難しすぎると、スタッフのトレーニングに時間がかかります。さらに、導入後すぐにトラブルが発生した場合に、問い合わせ先がしっかりしているかどうかはとても大切です。

まとめ

クラウド型POSレジを導入すると、売上や在庫、顧客情報を一括管理でき、キャッシュレス決済にも柔軟に対応できます。Airレジなら無料で始められ、POS+は充実したサポート、Squareはオンラインとオフラインの両方を効率化、スマレジは高機能と拡張性が魅力です。店舗規模や業種、必要なサポート体制、予算などを考慮して選びましょう。導入後は、リアルタイムで売上を見れる便利さや効率化による人件費削減など、想像以上のメリットを実感できるはずです。

筆者自身も、カフェを経営する友人の横で一緒にクラウド型POSを使ってみましたが、在庫や売上の管理がとてもラクになり、スタッフさんとのやり取りもスムーズになったと聞いています。店舗運営に悩んでいる方は、ぜひ導入を検討してみてください。

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