Excelパワークエリ入門: 効率的なデータ整理をマスターしよう!(11/11)

Excelのパワークエリを使いこなすことで、データ整理がこれまでになく効率的になります。この記事では、パワークエリの基本的な使い方やクエリの管理方法を徹底解説!手順や実例を交えて学ぶことで、あなたもデータ整理のプロになれるでしょう。ぜひ、この機会にパワークエリをマスターして、Excelワークを劇的に改善しましょう!

パワークエリのマスターへの道を切り拓く、全11講座を用意しました!こちらは、その第11回目の講座になります。ぜひ、他の講座も楽しみながらスキルアップを目指してくださいね 他の講座を見るにはこちら

目次

Excelのクエリ表示方法

Excelに存在しているクエリの表示方法です。

  1. [データ]タブを選択します。
  2. [クエリと接続]をクリックします。

[クエリと接続]という項目が現れました。この中にExcelに存在している全てのクエリが表示されます。

[クエリと接続]の移動方法

[クエリと接続]の表示場所のデフォルトは右側です。気に入らない人もいると思います。その場合は、ドラッグ&ドロップで移動させることができます。

[クエリと接続]をマウスでドラッグして右に移動させます。

以下の図のように、好きな場所に移動させることができます。

左側に固定することもできます。好みの場所に配置しましょう。

クエリのコピー&ペースト

別のExcelファイルにクエリをコピー&ペーストすることができます。

元のクエリを右クリックして、[コピー]を選択して貼り付け先のExcelにペーストします。

また、以下のようにテキストとして、メモ帳等にコードを貼り付けることもできます。

// ピボット解除
let
ソース = Excel.CurrentWorkbook(){[Name=”テーブル1″]}[Content],
変更された型 = Table.TransformColumnTypes(ソース,{{“商品”, type text}, {“1月”, Int64.Type}, {“2月”, Int64.Type}, {“3月”, Int64.Type}, {“4月”, Int64.Type}, {“5月”, Int64.Type}, {“6月”, Int64.Type}}),
ピボット解除された他の列 = Table.UnpivotOtherColumns(変更された型, {“商品”}, “属性”, “値”),
#”名前が変更された列 ” = Table.RenameColumns(ピボット解除された他の列,{{“属性”, “月”}, {“値”, “価格”}}),
変更された型1 = Table.TransformColumnTypes(#”名前が変更された列 “,{{“価格”, Currency.Type}}),
並べ替えられた列 = Table.ReorderColumns(変更された型1,{“価格”, “月”, “商品”}),
置き換えられた値 = Table.ReplaceValue(並べ替えられた列,”みかん”,”オレンジ”,Replacer.ReplaceText,{“商品”})
in
置き換えられた値

クエリをグループ化して整理する

クエリが増えてくると何がなんだか分からなくなります。増えてきた場合は、なるべくグループ化して整理することをおすすめします。グループ化の方法は以下の通りです。

クエリと接続の何も無い場所で右クリックして[グループの作成]をクリックします。

クエリをまとめるグループ名を入力します。

グループ化したいクエリを右クリックして[グループへ移動]から適切なグループへ移動させます。

クエリのエクスポートとインポート

クエリを拡張子[.odc]形式でエクスポートして、自由にインポートすることができます。複数人でクエリを管理する場合には有効な方法です。

STEP
クエリのエクスポート

クエリを右クリックして[接続ファイルのエクスポート]をクリックしてください

STEP
odcファイルの保存

クエリを拡張子[.odc]形式で保存します。好きな場所に保存しましょう。

STEP
クエリのインポート

クエリをインポートします。

  1. [データ]タブの[既存の接続]をクリックします。
  2. ブック内、ネットワーク上、コンピュータ上、の3つのカテゴリーから自動的に拡張子[.odc]形式のファイルを検索してくれます。

ステップを見やすくしてメンテナンス性を高める

後々のメンテナンスを考慮してステップ名やクエリ名を分かり易くしておきましょう。

ステップ名を右クリックして、[名前の変更]をクリックします。するとステップ名を変更することができます。分かり易い表記にしておきましょう。

名称変更だけでは物足りない場合は、説明文を追加しておきましょう。

ステップを右クリックして、[プロパティ]を選択してください

ステップの説明が入力できる画面が表示されるので、説明文を入力してください。

ステップの上にマウスカーソルを合わせると、説明文が表示されます。これで後々の保守が楽になりますね。

さらに、コードの中にも説明文が入力されるので物凄い分かり易くなります。

パワークエリ学習コンテンツ

全11回の学習コンテンツでパワークエリを習得することができます。

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