Slidoの代替はKOEQ?登録不要・無料の匿名Q&Aを徹底比較

主催者登録をせず、無料で匿名Q&Aを始めたいなら、声Q(KOEQ)はSlidoの代替候補になります。一方、スライドや会議ツールとの公式連携を重視するなら、Slidoの導入条件を確認する価値があります。

選ぶポイントは機能の数だけではありません。「どう参加してもらうか」「誰が質問を整理するか」「終了後に何を残すか」を、予定しているイベントに合わせて比べましょう。

ITtripは、この記事で紹介する声Q(KOEQ/コエキュー)の運営元です。機能・利用条件は2026年9月10日に公開画面と公式情報を確認しました。画像中の操作デモは説明用のサンプルで、実際のイベントや利用実績ではありません。

声QとSlidoの比較案内ページ
現在の声Q・Slido比較ページ。ページ内の写真は利用イメージです。
目次

Slidoと声Qの違いを比較

SlidoはBasicの無料条件を中心に比較します。有料機能は該当欄に示しています。価格や契約条件は、利用時点の公式案内を優先してください。

比較項目声QSlido
主催者登録不要。任意のGoogleログインでの保存ありアカウントが必要
参加者の入口QR・URL・参加コード。登録不要通常はQR・URL・イベントコード。認証設定時は条件が異なる
人数の目安・無料枠1受付500人程度まで推奨。固定上限や処理保証ではないBasicは1イベント100人まで
匿名Q&A・支持票対応対応
質問数1受付最大1,000件、同一ブラウザの参加者1人最大30件BasicのQ&A質問件数は上限なし
投票・アンケート・クイズ現在の公開機能は無料Basicは投票3件+クイズ1つ/イベント
質問の公開前確認公開前承認を無料で利用できるQ&AモデレーションはProfessional以上
結果のファイル出力質問CSV・回答運用CSV・グラフ付きPDFデータ出力は有料プラン
日本語の画面日本語で基本操作参加者・主催者のWeb画面を日本語に設定できる
スライド・会議との連携参加案内画像とブラウザの投影画面を利用PowerPoint・Google Slides・Webex・Teams・Zoomなどと連携
終了後の回答回答状態や担当・期限を管理し、選んだ回答を専用URLへ公開文章で返信し、参加用URLを共有できる

人数の欄は同じ種類の制限ではありません。声Qの500人は運用上の推奨規模、Slido Basicの100人はプランの利用枠です。「声Qなら500人の同時操作を保証する」という比較にはなりません。

声Qが合いやすい使い方

  • 主催者のアカウント作成をせずに、受付をつくりたい
  • 匿名質問を公開前に確認し、必要なら参加者同士には見せずに集めたい
  • 質問への支持票だけでなく、投票・アンケート・クイズも使いたい
  • 当日の質問を整理して担当と期限を決め、後日回答につなげたい
  • 質問や回答をCSVへ出力し、次回の資料づくりに使いたい

公開料金ページにはワードクラウド、会場投影、PDF出力も掲載されています。開催前に必要な形式を実際の画面で確認し、当日の手順を試しておきましょう。声Qの現在の公開機能に有料契約やカード登録はありません。

Slidoが合いやすい使い方

既にSlidoを導入している組織や、PowerPoint・Google Slides・会議ツールとの公式連携を軸に進行するイベントでは、Slidoを継続する利点があります。多言語運用や組織での利用条件も、該当プランと連携環境を確認して判断できます。

Slidoにも主催者の文章返信があり、終了後に未回答の質問へ返信して参加用URLを案内できます。後日回答の有無だけで優劣を付けるより、運営担当者が使いやすい整理方法と共有方法を比べることをおすすめします。

Slido Basicの無料範囲で注意したいこと

  • 人数:1つのイベントにつき100人まで。Q&Aの質問件数には上限がありません。
  • 投票・クイズ:1イベントにつき投票3件とクイズ1つ。「クイズ1つ」は設問が1問だけという意味ではありません。
  • モデレーション:質問を公開する前の承認はProfessional以上です。公開後に質問を削除する操作とは別です。
  • 出力:データのエクスポートは有料プランです。閲覧やURL共有と、ファイル保存を分けて確認します。

詳しい条件はSlido公式料金表Basicの人数・質問数Basicの投票・クイズ枠をご確認ください。

声Qの始め方:作成・共有・管理の3段階

声Qでタイトルを入力して質問受付を作成する画面
現在の質問受付作成画面。公開範囲や承認などは必要に応じて設定します。
  1. 作成:タイトルを入力し、必要なら公開範囲・公開前承認・パスコードなどを設定する。
  2. 共有:参加者用のQRコード・URL・参加コードを資料や会場に掲示する。
  3. 管理:質問の確認・回答・支持票による整理を行う。管理に戻るためのGoogleログインでの保存やバックアップも用意する。

「みんなで質問を見る」は質問を共有する方式、「発表者だけが見る」は参加者同士には質問を見せない方式です。公開前承認は別の設定です。質問が届くと公開・非公開の方式を変更できないため、受付を始める前に確認してください。

操作画面ごとの説明は声Qの使い方ガイドで紹介しています。

質問を集めた後はAnswer Loopで整理する

声Qの主催者向け操作デモで質問と回答を確認する画面
主催者向けの操作デモ。質問や票数はサンプルで、変更は保存されません。 質問管理の操作デモで、Answer Loopの全設定を表示した画面ではありません。

声QのAnswer Loopは、似た質問を整理し、誰がいつまでに回答するかを決め、回答を共有するための機能です。主催者が候補を見て代表質問を選びます。AIが自動で質問を統合する仕組みではなく、元の質問を残したまま統合を解除できます。

作業声Qでできること
回答の進み具合を把握する未回答・回答準備中・後日回答・回答済みの4状態で整理
運営の仕事を割り振る担当者・期限・回答順を設定
確認済みの回答を共有する回答済みの代表質問から掲載対象を選び、公式回答まとめのURLを公開
記録を持ち出す回答状態・公開回答・担当・期限などを回答運用CSVへ出力

公式回答まとめは初期状態では非公開です。質問者名と票数の表示も選べます。未回答・却下・非表示の質問や内部の担当・期限は掲載されません。非公開方式のQ&Aは公開回答まとめにできないため、用途に合う受付方法を選びましょう。詳細はAnswer Loop公式ページをご覧ください。

人数・保存期間・管理リンクはどう扱うか

500人程度は推奨規模

声Qは1受付あたり500人程度までを推奨しています。実際の反映速度は投稿の集中、会場回線、端末などで変わるため、重要なイベントでは同じ条件でリハーサルします。作成回数にも同じブラウザから直近1時間50受付などの制限があります。

利用期限は90日。期限前に延長できる

作成から90日間利用できます。期限まで残り30日以内になると、所有者が期限前に90日延長できます。期限後は延長できず、期限切れから30日を過ぎたデータは順次完全削除されます。必要な記録はCSV・PDFなどで保存しておきます。

管理リンクを失っても、保存方法によって戻れる

任意のGoogleログインでの保存をしてあれば、「自分の受付」から管理画面を開けます。保存した管理リンク、管理情報ファイル、バックアップコードから戻る方法もあります。Googleログインでの保存がなく、所有者リンクとバックアップコードも失った場合は復旧できません。

バックアップコードで復旧すると、新しい所有者リンクとコードが発行され、古いものは無効になります。管理情報は参加者用リンクと分けて保管してください。

よくある質問

声QはSlidoの完全な上位互換ですか?

そのようには言えません。声Qは登録不要での作成や質問の整理・回答共有を試しやすく、Slidoにはスライド・会議ツールとの公式連携などがあります。必要な運用を実際に試して選んでください。

声Qでは質問への投票しかできませんか?

質問への支持票に加えて、独立した投票・アンケート・クイズに対応しています。現在の公開料金ページにはワードクラウドも掲載されています。機能ごとの操作方法は現在の画面をご確認ください。

声Qを使うにはGoogleログインが必要ですか?

通常の作成・参加には不要です。Googleログインでの保存は、受付をアカウントから開けるようにする任意の方法です。ログインしていない状態でも作成できます。

匿名なら何を書いても大丈夫ですか?

名前の入力が任意でも、本文に個人名や社外秘の内容を書けば、内容から分かってしまう場合があります。質問に書いてよい範囲と、主催者が公開する範囲を事前に案内しましょう。

まずは予定しているイベントの流れで試す

参加者が質問を送る、主催者が整理して答える、終了後に回答を共有する。この一連の流れが、担当者と参加者にとって使いやすいかを確認しましょう。声Qには入力が保存されない操作デモがあります。

主催者デモ参加者デモ質問受付ツール5選を比較する

公式情報・参考ページ

確認日:2026年9月10日。機能、画面表示、利用条件は変更される場合があるため、利用時はリンク先の公式案内をご確認ください。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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