日常生活の合間に、友人や家族とMinecraftの世界を共有できたら最高ですよね。実は、マルチプレイ用のサーバーを自宅で立てるのは設定や環境に不安がある…という方も少なくありません。そんなときに便利なのがABLENET VPSのマインクラフト向けテンプレートです。私も以前、自宅サーバー構築で手こずったことがあるのですが、VPSを活用することでトラブルも減り、快適にマルチプレイを楽しめるようになりました。本記事では、ABLENET VPSの特徴やプラン内容から、実際のサーバー構築手順、マルチプレイの始め方までじっくりご紹介します。
ABLENET VPSサービスとは
ABLENET VPSは、レンタルサーバーを25年以上提供しているABLENETが運営する仮想専用サーバーサービスです。高い稼働率と柔軟なプラン変更ができる点が注目を集めています。LinuxやWindowsのOSイメージが自由に選べるうえ、サーバーを初期化するテンプレートも豊富にそろっているため、専門知識が少なくてもスタートしやすい仕組みです。
さらに、ABLENET VPSではマイクラ(Minecraft)向けテンプレートを新たにリリースしており、最初から設定済みのサーバー環境を作成できるため、時間や手間を大幅に削減できるのが特徴です。
ABLENET VPSの主な魅力
ABLENETのVPSは幅広いプランバリエーションを備えており、利用者のニーズに応じてメモリやCPUコア数を選択できます。コストパフォーマンスに優れているだけでなく、安定した稼働率も大きなポイントです。
また、無料試用期間が10日間設けられているので、実際に使い勝手を試してから本契約へ移行できるのも大きな安心材料でしょう。
提供プランの豊富さ
ABLENET VPSはLinuxとWindows、両方のOSを選択可能です。Linuxプランではリーズナブルなプランから大容量メモリを搭載したプランまで幅広く揃っています。また、Windowsプランならリモートデスクトップでの操作が直感的にできるため、ソフトウェアの設定などに慣れていない方でも扱いやすいのが特徴です。
私の場合、最初はWindows環境のほうが分かりやすいと思いWinプランを利用しました。慣れてきてからLinuxプランも試してみたら、リソースの使い方やコスト面でさらに自由度を感じましたね。
ABLENET VPSのプラン一覧
ここではLinux VPSとWindows VPS、それぞれのプランを表で整理してみましょう。
Linux VPSプラン
プラン名 | メモリ | CPU | SSD | 月額(税込) | 初期費用 |
---|---|---|---|---|---|
V0プラン | 0.5GB | 仮想1Core | 30GB | 554円 | 1,130円 |
V1プラン | 1.5GB | 仮想2Core | 40GB | 968円 | 0円 |
V2プラン | 2.5GB | 仮想3Core | 60GB | 1,706円 | 0円 |
V3プラン | 6GB | 仮想4Core | 100GB | 3,435円 | 0円 |
V4プラン | 10GB | 仮想5Core | 200GB | 5,739円 | 0円 |
V5プラン | 16GB | 仮想8Core | 200GB | 12,947円 | 0円 |
Windows VPSプラン
プラン名 | メモリ | CPU | SSD | 月額(税込) | 初期費用 |
---|---|---|---|---|---|
Win1プラン | 2GB | 仮想2Core | 60GB | 1,587円 | 0円 |
Win2プラン | 3.5GB | 仮想3Core | 120GB | 2,070円 | 0円 |
Win3プラン | 6GB | 仮想4Core | 150GB | 3,490円 | 0円 |
Win4プラン | 10GB | 仮想5Core | 150GB | 5,325円 | 0円 |
Win5プラン | 16GB | 仮想8Core | 150GB | 14,484円 | 0円 |
プラン選びのポイント
VPSのプランはメモリ量やCPUコア数が増えるほど、より多くのプレイヤーが同時に接続しても安定したパフォーマンスを得られる傾向にあります。Minecraftサーバーの場合、プレイヤー数が多いとメモリを食いやすくなるので、ある程度の余裕を持ったプランを選ぶのが無難です。予算とサーバー利用人数のバランスを見ながら決めると良いでしょう。
マイクラサーバーをVPSで運用するメリット
自宅回線への負荷を軽減
自宅でMinecraftサーバーを運用すると、回線負荷が上がって他のネット利用が遅くなる場合があります。VPS上で運用すれば高速かつ安定したバックボーン回線を利用できるので、プレイ感が良好であるばかりか、自宅のインターネット環境も負荷が軽減されます。
私自身、自宅サーバー時代は動画視聴がカクついてイライラすることもありました。VPSに移行してからは家族にも好評で、生活とゲーム環境の両立が実現しましたね。
外部からのアクセスが容易
自宅サーバーでは固定IPを取得したり、ルーターのポート開放を行ったりする必要がありますが、VPSならその手間も比較的シンプルです。ABLENET VPSの場合は、最初から割り当てられたグローバルIPアドレスを使ってアクセスできるため、フレンドにサーバーアドレスを伝えるだけでスムーズに接続できます。
ABLENETのマインクラフト用テンプレートの特徴
ABLENETでは、OSの初期化テンプレートとして「マインクラフトサーバーイメージ」をリリースしています。これを利用すると、面倒なサーバー環境の構築作業をあらかじめ設定済みにしてくれます。具体的には、サーバー上に必要なJava環境やMinecraftサーバー本体がインストールされた状態でスタートできるため、わずらわしいコマンド操作が少なく済むのです。
導入手順が簡単
ABLENETの管理画面から、サーバー初期化時にマインクラフト用テンプレートを選択するだけでOKです。もしOSの選択を間違えてしまった場合でも、再度テンプレートを適用し直すだけでサーバーをリセットできます。
ステップとしては以下のような流れになります。「VPS管理パネルにログイン」→「OSテンプレートで初期化」→「Minecraftサーバーイメージを選択」→「実行」これだけで、数分後にはMinecraftサーバーの準備がほぼ整っている状態です。
カスタマイズも自由自在
プレイするバージョンを変更したり、プラグインを導入したりする際も、ABLENET VPSなら自由度が高いのが特徴です。プラグイン導入用にPaperやSpigotなどを選択し、自分だけのサーバーにカスタマイズして楽しむことができます。
マイクラサーバー構築の具体的な手順
ここでは、ABLENET VPSを例にしたマイクラサーバー構築の一般的な流れをご紹介します。
1. アカウント登録とプラン選択
ABLENETの公式サイトにアクセスし、ユーザー登録を行います。その後、無料試用を活用しながら希望のプラン(V1やV2など)を選択しましょう。Minecraft運用ならV1プラン以上が安心です。
2. VPS管理パネルへログイン
契約後、管理パネルにログインします。ここでVPSサーバーの操作やOS再インストールなどを行えます。迷ったら画面内の「サポート情報」からマニュアルを確認するのがおすすめです。
3. OS初期化テンプレートの選択
新しくリリースされた「マインクラフトサーバーイメージ」を選択します。あとは実行ボタンをクリックすれば、自動的に環境が構築される流れです。
なお、OSとしてはLinux(Ubuntu)が採用されているケースが多いですが、もしWindowsサーバーを利用したい場合には別のイメージを適用する形になります。
3.1 パスワードや設定の確認
初期化が完了したら、SSHやRDPなどの接続情報が再発行されます。設定ファイルを直接編集する場合はSSHで入る必要があるため、IDやパスワードは必ずメモしておきましょう。
4. Minecraftサーバープロパティの編集
テンプレートで基本設定は終わっていますが、サーバーの名前や難易度、最大プレイヤー人数などの設定をカスタマイズする場合は「server.properties」ファイルを編集します。
なお、メモリの割り当てもプランに合わせて調整すると、より安定した動作を見込めます。
4.1 ポート番号の確認
Minecraftのデフォルトポートは25565です。VPSのファイアウォールやセキュリティグループにおいて、25565番が開放されていることを確認しておきましょう。
マルチプレイの始め方
マルチプレイを楽しむために、フレンドや他のプレイヤーにサーバーアドレスを共有します。デフォルトでは
「サーバーのIPアドレス:25565」
となるので、これを「マルチプレイ→サーバーの追加」から登録してもらいましょう。
オンラインのフレンドと楽しむコツ
実際に筆者も10人ほどの仲間とVPS上のサーバーで建築合戦をしたり、ちょっとしたイベントを開いたりしています。気軽にログインできるうえ、サーバーが止まらないので深夜にこっそりプレイするメンバーもいて賑わっています。
また、Discordなどのボイスチャットと併用することで、遠くに住む友人ともリアルタイムに会話しながら建築を進められるのも非常に楽しいポイントです。
ABLENET VPSを活用するメリットまとめ
追加オプションサービス
ABLENETでは、VPSに加えてMicrosoft Office SALやSSL証明書取得代行などのオプションも用意しています。特にWindowsプランの場合、リモートワーク中でもOfficeソフトを使った資料作成ができるのが特徴です。
私もWindows VPSでOfficeを使った簡単な仕事を同時に行いつつ、Minecraftサーバーを裏で動かしているなんてこともありましたよ。
注意点やデメリット
技術的サポートは自己解決が前提
VPSは自由度が高い反面、OSやアプリケーションの管理・カスタマイズは原則ユーザー自身で行う必要があります。何らかの設定ミスや不具合が生じた場合、メールでのサポート程度しか提供されない点は留意しましょう。
負荷管理が必要
Minecraftはモッドやプラグインを入れすぎるとメモリ使用量が膨大になる場合もあります。VPSのリソースを超えないよう、適度にプラグインを取捨選択して運営するのがコツです。
導入までの流れ(おさらい)
1. 無料試用でVPSを試す
1.1 アカウント登録とプラン選択
1.2 契約・管理パネルにログイン
2. マインクラフトサーバーイメージを選択
2.1 初期化テンプレートを適用
2.2 環境構築が完了したら接続情報を確認
3. サーバーの基本設定を行う
3.1 server.propertiesやメモリ設定
3.2 ファイアウォールとポートの確認
4. マルチプレイの設定
4.1 フレンドにサーバーアドレスを共有
4.2 実際にログインしてテストプレイ
まとめ:ABLENET VPSで気軽にマルチプレイを体験しよう
マイクラサーバーを運営する上で、「いつでもどこでも安定してプレイできる環境」はゲーマーにとって理想的です。ABLENET VPSなら、10日間の無料試用を含めて初心者でも導入しやすく、必要に応じてプラン変更も柔軟に行えます。マインクラフト用テンプレートを使えば、時間のかかるサーバー設定や環境構築も簡略化され、スムーズにマルチプレイを始められるでしょう。気になる方はぜひ一度、ABLENET VPSを検討してみてはいかがでしょうか。
私自身、ABLENET VPSに乗り換えてからは気軽にゲームサーバーを立てられるようになり、「サーバー管理は難しそう」というハードルが一気に下がりました。快適なマルチプレイ環境はやっぱり最高です。
ABLENET VPSはマイクラサーバーだけでなく、MT4/MT5を用いたFX自動売買やリモートワーク用のOffice環境など、さまざまな用途に対応しています。ぜひあなたの使い方に合ったプランで楽しいVPSライフをスタートしてください。
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