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Logicool M720 Triathlonは今でも買いか?コスパ・弱点・比較で判断

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Logicool M720 Triathlonをオフィスデスクで使うイメージ
M720 Triathlonは複数デバイス切り替えと実用性を重視する人向け。
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目次

導入: M720 Triathlonは派手さより「実務で困りにくい」マウス

Logicool M720 Triathlonは、最新のMXシリーズほど華やかなスペックを持つマウスではありません。8000 DPI、静音クリック、Logi Boltといった現行上位モデルの言葉に比べると、Bluetooth Low EnergyとUnifying、単三電池、デュアルモードスクロールという構成は少し古く見えるかもしれません。

しかし、M720の強みはまさにそこにあります。フルサイズ寄りの握りやすい形状、最大3台のデバイス切り替え、Unifyingレシーバー対応、単三電池式、追加ボタンという「仕事で必要なもの」を堅実にまとめたモデルです。最新機能を追うより、会社PCと自宅PCを切り替え、文書やブラウザを快適に操作できればいい人には、今でも候補に残ります。

一方で、購入前に知るべき弱点もあります。M720はLogi Bolt世代ではありません。MX Master 3SやMX Anywhere 3Sのような8000 DPIセンサーでもありません。縦型のLiftのように手首姿勢を大きく変える製品でもありません。この記事では、M720 Triathlonを現在のロジクール製品群の中でどう位置づけるべきかを整理します。

購入判断の早見表

判断軸 M720を選びやすいケース 別モデルを検討したいケース
レシーバー規格 Unifying対応機器をまだ使っている Logi Bolt対応機器で新しくそろえたい
価格と機能 3台切り替え、戻る/進む、スクロール切替があれば十分 サムホイールや静音クリックまで欲しい
電源 単三電池式で長く使いたい USB-C充電式に統一したい
持ち運び 固定デスクや半固定デスクで使う 毎日バッグに入れて移動する
姿勢 普通のマウス形状で問題ない 手首のひねりが気になり縦型を試したい

スペック要約

項目 内容
製品名 Logicool M720 Triathlon
サイズ 高さ115mm、幅74mm、奥行き45mm
重量 約135g、単三電池込み
接続 Bluetooth Low Energy、Unifying 2.4GHz
通信範囲 約10m
デバイス切り替え 最大3台
スクロール デュアルモードスクロール
電池 単三形乾電池1本
ソフトウェア Logi Options+対応
同梱物 マウス、Unifyingレシーバー、単三電池、ドキュメント
想定用途 事務作業、複数PC切り替え、普段使い、コスパ重視

M720の仕様で重要なのは、BluetoothとUnifyingの両対応です。Unifyingはロジクールの従来世代のレシーバー規格で、対応キーボードやマウスをまとめて使ってきた人にはなじみがあります。既存のUnifying環境があるなら、M720は導入しやすい選択肢です。

ただし、近年の上位モデルで採用されるLogi Boltとは別規格です。MX Master 3S、MX Anywhere 3S、Lift for BusinessなどはLogi Bolt対応として案内されています。これから周辺機器を新しくそろえるなら、Unifying資産を活かすか、Logi Bolt世代へ寄せるかを考える必要があります。

使い心地の読み解き

M720は、標準的な右手用マウスに近い形状です。高さ45mm、幅74mm、長さ115mmというサイズは、モバイルマウスより大きく、MX Master 3Sほど幅広ではありません。手のひらをある程度支えつつ、過度に大きすぎない中間的なポジションです。

約135gという重量は軽量ではありません。単三電池込みの重さなので、充電式の小型マウスよりはしっかりした存在感があります。軽快に振り回すより、デスク上で安定して操作するタイプです。長時間の文書作成やブラウジングでは安定感につながる一方、軽量マウスを好む人には重く感じられるかもしれません。

デュアルモードスクロールは、M720の魅力の一つです。長いページを一気に移動したい場面と、1行ずつ正確に動かしたい場面を切り替えられます。MX Master 3SのMagSpeedほど上位感を求めないなら、普段使いでは十分に便利です。

複数デバイス切り替えも、M720の名前にある「Triathlon」らしい部分です。仕事用PC、私物PC、タブレットなどを切り替えられるため、机上のマウスを1台にまとめたい人に向いています。最新MX系のような高機能センサーより、この実用性に価値を感じる人も多いでしょう。

向いている人

M720が向いているのは、価格と機能のバランスを重視する人です。上位MXシリーズほどの予算は出したくないが、安価な2ボタンマウスでは物足りない。戻る/進む、デバイス切り替え、スクロール切り替え、Logi Options+での設定が欲しい。そういう実務派に合います。

既存のUnifying環境を使っている人にも向きます。古いロジクールキーボードやマウスをUnifyingレシーバーでまとめているなら、M720は自然に候補になります。USBポートの少ないPCで、レシーバーを増やしたくない場合にも利点があります。

乾電池式を好む人にも選びやすいです。充電式マウスは便利ですが、バッテリー劣化や充電忘れを気にする人もいます。M720は単三電池式なので、電池を交換すれば使い続けられる安心感があります。

向かない人

まず、現行の上位機能を求める人には向きません。8000 DPI、サムホイール、静音クリック、Logi Boltのセキュア接続を重視するならMX Master 3SやMX Anywhere 3Sを選ぶべきです。M720は、最新スペックで勝つモデルではありません。

手首の姿勢を改善したい人にも、Liftのほうが明確です。M720は通常形状のマウスなので、平たいマウスで疲れやすいと感じている人の根本的な持ち方は変わりません。縦型を試したいならLiftやMX Verticalを検討しましょう。

軽量性や携帯性を重視する人にも合いにくいです。135gでフルサイズ寄りなので、バッグに毎日入れて持ち歩くならMX Anywhere 3Sのほうが扱いやすいです。M720は固定席や半固定のデスクで使うほうが自然です。

他機種比較

比較機種 M720との違い 選び分け
MX Master 3S Logi Bolt、8000 DPI、サムホイール、静音クリック 上位作業効率ならMaster
MX Anywhere 3S 小型、充電式、8000 DPI、携帯性重視 持ち歩きならAnywhere
Logicool Lift 57度縦型、手首姿勢重視、Logi Bolt対応 姿勢改善狙いならLift
Signature M650 静音普段使い、機能は控えめ 安さとシンプルさならM650系

MX Master 3Sとの比較では、M720は明らかに価格と実用性寄りです。MasterはサムホイールやMagSpeed、8000 DPI、静音クリックなど、作業密度の高い人向けの装備がそろっています。M720はそこまでの操作盤感はありませんが、基本的な複数PC切り替えとスクロール性能を備えています。予算が許し、横スクロールを多用するならMaster。費用を抑えて汎用性を取りたいならM720です。

MX Anywhere 3Sとの比較では、携帯性とレシーバー規格が違います。Anywhereは小型で充電式、Logi Bolt/Bluetooth対応、8000 DPIです。M720は大きめで電池式、Unifying/Bluetooth対応です。出張やカフェで使うならAnywhere、固定デスクで電池式を使いたいならM720です。

Liftとの比較では、通常形状か縦型かが最大の違いです。Liftは57度の縦型で、手首の角度を変えます。M720は慣れ親しんだ形状で、すぐに扱いやすい反面、姿勢面の変化は期待しにくいです。違和感なく使いたいならM720、今のマウス姿勢を見直したいならLiftです。

買う前の注意点

最初に確認すべきは、UnifyingとLogi Boltの違いです。M720はUnifying対応として案内されていますが、Logi Boltとは互換ではありません。すでにLogi Boltキーボードを使っていてレシーバーを統一したい人は、M720ではなくBolt対応モデルを選ぶほうがすっきりします。

次に、DPIやセンサー性能への期待値です。M720は高精度マウスとして販売されていますが、MX Master 3SやMX Anywhere 3Sのような8000 DPIのDarkfield上位モデルとは位置づけが違います。高解像度モニターを複数使い、細かなDPI調整を重視するならMX系が有利です。

三つ目は、クリック音や静音性です。M720は便利な実務マウスですが、現行の静音クリックを前面に出したMX 3S系やSignature系とは訴求が違います。静かな会議室や夜間作業でクリック音を極力抑えたい人は、静音モデルも比較しましょう。

四つ目は、サイズと重量です。M720は携帯用の小型マウスではありません。ノートPCと一緒に毎日持ち歩くなら、重さと厚みが気になる可能性があります。自宅や職場に置きっぱなしで使うなら、このサイズはむしろ安定感になります。

M720 Triathlonのデュアルモードスクロールを示すイメージ
長い文書やWebページを扱うならスクロール切り替えが便利。

FAQ

M720 Triathlonは今でも買う価値がありますか?

あります。ただし、価値があるのはUnifying対応、電池式、複数デバイス切り替え、実用的なボタンを重視する人です。最新MX系のセンサーや静音性、Logi Boltを求めるなら別モデルを選びましょう。

MX Master 3Sと比べて何が劣りますか?

主にセンサーの上限、サムホイール、静音クリック、Logi Bolt対応、上位ホイールの質感です。作業効率を徹底したい人にはMX Master 3Sが有利です。

Unifyingレシーバーは便利ですか?

既存のUnifying対応キーボードやマウスを使っているなら便利です。ただし、Logi Boltとは別規格なので、新しいBolt対応製品とまとめたい場合は注意が必要です。

M720は持ち歩き用に向いていますか?

持ち歩けないわけではありませんが、約135gでフルサイズ寄りです。毎日バッグに入れるならMX Anywhere 3Sのほうが向いています。

電池式と充電式はどちらがいいですか?

充電管理をしたくない、電池交換で長く使いたいならM720の電池式は魅力です。ケーブルで充電したい、乾電池を買いたくないならMX Master 3SやMX Anywhere 3Sが合います。

まとめ: 最新ではないが、実務派にはまだ強い

Logicool M720 Triathlonは、最新スペックで目立つマウスではありません。しかし、BluetoothとUnifying、最大3台切り替え、デュアルモードスクロール、単三電池式という構成は、今でも実務では十分に強いです。特に、古いロジクール環境を活かしたい人、上位MXほどの予算をかけたくない人、普通の形状で多機能なマウスが欲しい人には向いています。

一方で、これから周辺機器をすべて新しくする人、高解像度モニターで細かなDPI調整を求める人、静音クリックやLogi Boltを重視する人は、MX Master 3S、MX Anywhere 3S、Liftを比較したほうが満足しやすいでしょう。

M720を選ぶべきかどうかは、最新機能ではなく「自分の環境に合う実用性」が判断軸です。Unifying資産、電池式、3台切り替え、通常形状。この4つに魅力を感じるなら、M720 Triathlonは今でも堅実な選択肢です。

M720とMX系マウスを比較するイメージ
最新機能よりも電池式とUnifying対応を重視するならM720が候補。

参考公式情報

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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