Copilot NotebooksからExcelスプレッドシートを作る機能は、ノートブックに集めた資料・会議メモ・ファイル参照をもとに、Excelで編集できる構造化された表のたたき台を生成する機能です。2026年6月20日時点で確認できる Microsoft 365 Roadmap の情報では、Feature ID は「559480」、ステータスは「Launched」、プレビューは2026年3月、一般提供は2026年5月、対象は Worldwide(Standard Multi-Tenant)の Desktop/Web とされています。(microsoft.com)
結論から言うと、この機能は「Excelでゼロから表を作る時間を減らす」ための機能です。ただし、生成されたExcelスプレッドシートをそのまま最終版として使うのではなく、数値・分類・列構成・権限を確認してから業務利用するのが安全です。見えない、使えない、期待通りの表にならない場合は、ライセンス、Copilot Notebooksの利用可否、管理者ポリシー、対象テナント、参照ファイルの状態を順に確認しましょう。
Copilot NotebooksからExcelスプレッドシートを作る機能の要点
Copilot NotebooksからExcelスプレッドシートを作る機能は、Microsoft 365 Copilotで集めた文脈を、Excelで扱える表形式に落とし込むための機能です。Microsoft 365 Roadmapでは「Microsoft Copilot (Microsoft 365): Create Excel spreadsheets from Copilot Notebooks」という名称で掲載されています。ロードマップ上の製品表記は OneNote と Microsoft Copilot (Microsoft 365) であり、Excelは生成後に開いて編集する出力先として理解すると混乱しにくくなります。(microsoft.com)
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式ロードマップ上の名称 | Microsoft Copilot (Microsoft 365): Create Excel spreadsheets from Copilot Notebooks |
| Feature ID | 559480 |
| できること | Copilot Notebooks内のコンテンツと参照をもとに、Excelスプレッドシートを生成する |
| 生成後の扱い | Excelで開いて編集できる構造化された表の下書きとして使う |
| ステータス | Launched |
| プレビュー | 2026年3月 |
| 一般提供 | 2026年5月 |
| 対象クラウド | Worldwide (Standard Multi-Tenant) |
| 対象プラットフォーム | Desktop / Web |
| 公式ソース上の分類 | Roadmap |
なお、Microsoft 365 Roadmapは商用機能の予定日や説明を提供するもので、情報は変更される可能性があります。記事執筆時点で「Launched」と表示されていても、組織のテナント、展開リング、管理者設定、ライセンス状態によって、ユーザー画面への反映タイミングが異なる場合があります。(microsoft.com)
何ができる機能なのか
この機能でできることは、簡単に言えば「ノートブック内の情報をExcel向けの表に変換すること」です。Copilot Notebooksに集めたファイル、メモ、会議内容、調査資料などを材料にして、タスク一覧、比較表、課題管理表、要件整理表、調査結果一覧などを作り始める場面に向いています。
たとえば、次のような使い方が考えられます。
| 業務シーン | Copilot Notebooksに集めるもの | 生成したいExcelの例 |
|---|---|---|
| 会議後のタスク整理 | 会議メモ、議事録、関連資料 | 担当者、期限、優先度、未決事項を含むタスク管理表 |
| 製品・サービス比較 | 仕様書、提案資料、Webクリップ、社内メモ | 機能、価格、制約、メリット、懸念点の比較表 |
| プロジェクト立ち上げ | 企画書、要件メモ、過去資料 | 要件一覧、リスク一覧、確認事項リスト |
| 営業・提案準備 | 顧客メモ、過去の提案書、打ち合わせ記録 | 顧客課題、提案項目、次回アクション一覧 |
| 社内調査 | アンケート結果、報告書、メモ | 回答分類、傾向、対応案をまとめた整理表 |
ポイントは、Copilot Notebooksが「選んだ参照に基づく作業空間」であることです。Microsoftの説明では、Copilot Notebooksは追加した参照をもとに、より関連性の高い文脈に沿った回答や作成を行うワークスペースとされています。(Microsoft サポート)
Excel内のCopilotとは何が違うのか
Copilot NotebooksからExcelスプレッドシートを作る機能は、Excelの中で既存データを分析・整形する使い方とは少し役割が違います。
| 観点 | Copilot NotebooksからExcel作成 | Excel内でのCopilot活用 |
|---|---|---|
| 開始地点 | Copilot Notebooks | Excelブック |
| 主な材料 | ノートブックに集めた参照、メモ、資料 | 開いている表やブック内のデータ |
| 得意なこと | 散らばった情報を表のたたき台にする | 既存データの分析、要約、数式・グラフ作成支援など |
| 向いているタイミング | 表を作り始める前 | 表がある程度できた後 |
| 注意点 | 参照情報が不足していると表も不完全になりやすい | 元データの構造が悪いと分析しにくい |
実務では、まずCopilot Notebooksで資料や会議メモを集め、Excelスプレッドシートの下書きを作り、Excel側で列名、数式、フィルター、集計、ピボットテーブルなどを整える流れが使いやすいでしょう。
対象になる人
Copilot NotebooksからExcelスプレッドシートを作る機能が特に役立つのは、「情報は集まっているが、Excelに整理する時間がかかっている人」です。
具体的には、次のような人に向いています。
- 会議メモからタスク一覧を作ることが多いプロジェクトマネージャー
- 複数資料を読み比べて比較表を作る企画・営業担当者
- 社内調査、顧客ヒアリング、要件定義の内容を表にまとめる担当者
- 提案書や報告書を作る前に、材料をExcelで整理したい人
- Word、PowerPoint、Excel、会議メモなどを横断して情報整理したい人
一方で、次のような用途では注意が必要です。
| 向いていない使い方 | 理由 |
|---|---|
| 決算資料や請求金額の最終確定 | 生成AIの出力は必ずしも正確とは限らず、数値確認が必要 |
| 複雑な数式やマクロを完成品として自動生成 | 仕様の抜けや計算条件の誤解が起きやすい |
| ノートブック外の最新Web情報を自動取得して表にする | Copilot Notebooksは基本的に追加した参照に基づいて動く |
| 権限確認なしで共有用の一覧を作る | 参照元ファイルの内容や権限に注意が必要 |
MicrosoftのFAQでも、生成AIの回答は常に正確とは限らないため、判断や行動の前に事実確認が必要だと説明されています。(Microsoft サポート)
使うために必要なライセンスと環境
Copilot Notebooksを使うには、Microsoft 365 CopilotまたはCopilot Chatのライセンスが必要です。また、ノートブックを作成するにはSharePointまたはOneDriveのライセンス、つまり該当サービスプランも必要です。Microsoft 365 Personal、Family、Premiumの利用者にもCopilot Notebooksは提供されていますが、一部機能は法人向けと異なる場合があります。(Microsoft サポート)
管理者向けの要件では、Copilot Notebooksのライセンス要件として Microsoft 365 Copilot または Copilot Chat が示されています。また、Copilot PagesとCopilot NotebooksはSharePoint Embeddedのユーザー所有コンテナーに保存され、ネットワーク要件としてOffice 365のURL/IP範囲やWebSocket通信への対応も関係します。(Microsoft Learn)
確認すべき条件を整理すると、次の通りです。
| 確認項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
| ライセンス | Microsoft 365 CopilotまたはCopilot Chatが割り当てられているか |
| OneDrive / SharePoint | ノートブック作成に必要なサービスプランが有効か |
| 対象環境 | Roadmap上の対象である Worldwide (Standard Multi-Tenant)、Desktop/Web に該当するか |
| 管理者ポリシー | Copilot Pages / Copilot Notebooksの作成・表示が許可されているか |
| ネットワーク | Microsoft 365に必要な通信、WebSocket通信がブロックされていないか |
| 展開状況 | 機能がテナントやユーザーに展開済みか |
基本的な使い方
画面の導線やボタン名は更新で変わる可能性がありますが、考え方は「ノートブックを作る、参照を入れる、Excel用の表を作らせる、Excelで確認する」の4段階です。
| 手順 | 作業 | 実務上のコツ |
|---|---|---|
| 1 | Microsoft 365 Copilotにサインインし、Notebooksを開く | 仕事用アカウントで入っているか確認する |
| 2 | 新しいノートブックを作成する | 用途が分かる名前にする。例「A社提案準備」「6月定例会議タスク整理」 |
| 3 | 参照を追加する | 関連ファイル、会議メモ、メール、既存Excelなどを入れる |
| 4 | Excelスプレッドシートとして整理するよう依頼する | 列名、分類ルール、出力目的を具体的に伝える |
| 5 | Excelで開いて編集・検証する | 数値、日付、担当者、根拠、重複を確認する |
Microsoftのサポート情報では、Copilot NotebooksはMicrosoft 365 CopilotアプリのNotebooksから利用でき、参照としてファイルや会議、メール、サイトなどを追加できます。アップロード、OneDriveからの追加、ドラッグ&ドロップなどの方法も案内されています。(Microsoft サポート)
失敗しにくいプロンプト例
Excelスプレッドシートを作らせるときは、「表を作って」だけでは不十分です。目的、列、粒度、分類ルール、不足情報の扱いを指定すると、業務で使いやすい形になりやすくなります。
タスク管理表を作りたい場合
このノートブック内の会議メモと関連資料をもとに、Excelで編集できるタスク管理表を作成してください。
列は「タスク名」「背景」「担当者」「期限」「優先度」「ステータス」「確認が必要な点」「根拠となる参照」にしてください。
担当者や期限が明記されていない場合は空欄にせず、「未確認」と入力してください。
同じ内容のタスクが複数ある場合は統合し、重複を避けてください。
比較表を作りたい場合
このノートブックの資料をもとに、候補サービスの比較表をExcel形式で作成してください。
列は「サービス名」「主な機能」「料金に関する記載」「強み」「懸念点」「導入時に確認すべき項目」「参照元」にしてください。
資料に書かれていない内容は推測せず、「記載なし」としてください。
課題管理表を作りたい場合
このノートブック内の議事録、メール、提案資料から、プロジェクトの課題管理表を作成してください。
列は「課題」「影響範囲」「原因または背景」「対応案」「担当候補」「期限」「重要度」「未確認事項」にしてください。
重要度は高・中・低で分類し、判断理由も簡潔に入れてください。
調査結果を整理したい場合
このノートブックに集めた調査資料をもとに、Excelで使う調査結果一覧を作成してください。
列は「テーマ」「要点」「根拠」「関連する数値」「注意点」「次に確認すべきこと」にしてください。
数値が出てくる場合は、単位と対象期間を分けて記載してください。
プロンプトでは「推測しない」「記載なしとする」「根拠となる参照を入れる」と指定しておくと、後から確認しやすくなります。特に社内共有する表では、根拠不明の列があると修正コストが高くなります。
使えない、見えない時の確認観点
Copilot NotebooksからExcelスプレッドシートを作る機能が見えない場合、Excel側だけを探しても原因が分からないことがあります。この機能の起点はCopilot Notebooksであり、Roadmap上の製品表記も OneNote と Microsoft Copilot (Microsoft 365) です。まずは「Notebooks自体が使えるか」を確認しましょう。(microsoft.com)
| 症状 | 確認すること | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| Notebooksが表示されない | Copilotライセンス、Copilot Chatライセンス、管理者ポリシー | ライセンス割り当てとCloud Policyを確認する |
| ノートブックを作成できない | SharePoint / OneDriveのサービスプラン、OneDriveサイト作成可否 | OneDriveやSharePointの制限を管理者に確認する |
| Excel作成の選択肢が見えない | 対象プラットフォーム、ロールアウト状況、アプリ更新 | Web版やデスクトップ版で試し、展開状況を確認する |
| 作成された表の内容が薄い | 参照ファイルが不足している、情報が古い | 重要ファイルを直接参照に追加し、プロンプトを具体化する |
| 参照したはずの情報が反映されない | 対応ファイル形式、参照数の上限、権限 | 対応形式と参照上限を確認し、重要資料を絞る |
| 共有相手が見られない | ノートブック共有と参照元ファイルの権限 | 共有範囲とファイル権限を確認する |
| 表の数値や分類が怪しい | 生成AIの誤り、資料内の矛盾 | Excelで検算し、根拠資料と突き合わせる |
管理者は、Cloud Policyの「Create and view Copilot Pages and Copilot Notebooks」を確認する必要があります。この設定が無効だと、ユーザーは新しいCopilot PagesやNotebooksを作成できず、Microsoft 365 Copilotアプリ内でNotebooksモジュールが非表示になります。ポリシー変更の反映には、状況により最大90分または24時間かかる場合があります。(Microsoft Learn)
参照ファイルの制限にも注意する
Copilot Notebooksは、何でも無制限に読み込んで表を作る仕組みではありません。Microsoftのサポート情報では、対応ファイル形式として .docx、.pptx、.xlsx、.pdf、.loop、.page、OneNoteページが示されています。また、Copilot Chatでは参照を最大50件、Microsoft 365 Copilotでは300件超を追加できるものの、グラウンディングに使われるのは最初の300件と説明されています。(Microsoft サポート)
実務では、参照を増やしすぎるよりも、重要な資料を絞る方が結果が安定しやすくなります。
| 悪い例 | 改善例 |
|---|---|
| 関係ありそうな資料を全部入れる | 今回の表に必要な資料だけを入れる |
| 古い議事録と最新版資料が混在している | 最新版、確定版、重要資料を明示する |
| 「この件を表にして」とだけ依頼する | 列名、分類、空欄の扱い、根拠列を指定する |
| 生成結果をそのまま共有する | Excelで重複、数値、日付、担当者を確認する |
特にSharePointサイトやフォルダー単位で参照する場合は、Copilotが関連性の高いファイルを選ぶことがあります。確実に反映したい資料は、ファイル単位で直接ノートブックに追加する方が安全です。
管理者が確認すべきポイント
組織で「一部の人だけ使える」「ライセンスはあるのにNotebooksが見えない」といった問い合わせが出た場合、管理者は次の順番で確認すると原因を切り分けやすくなります。
| 確認順 | 管理者の確認項目 | 具体的に見る場所・観点 |
|---|---|---|
| 1 | ライセンス | Microsoft 365 CopilotまたはCopilot Chatが対象ユーザーに割り当てられているか |
| 2 | OneDrive / SharePoint | ノートブック作成に必要なサービスプランが有効か |
| 3 | Cloud Policy | Copilot Pages / Copilot Notebooksの作成・表示を無効化していないか |
| 4 | 対象環境 | Worldwide (Standard Multi-Tenant)、Desktop/Webの対象か |
| 5 | ネットワーク | Office 365関連URL、WebSocket通信がブロックされていないか |
| 6 | 反映待ち | ポリシー変更や機能展開の反映時間を考慮しているか |
| 7 | ユーザー導線 | Microsoft 365 Copilotアプリ、OneNote、Web版など、正しい入口で確認しているか |
Copilot PagesとCopilot NotebooksはLoopとは独立して有効・無効を制御できますが、同じユーザー所有のSharePoint Embeddedコンテナーを共有します。管理や監査の画面ではLoopとして見える場合があるため、「Loopを無効化したからNotebooksも必ず同じ状態になる」と単純に判断しないことが重要です。(Microsoft Learn)
共有時に気を付けること
Copilot Notebooksで作ったExcelスプレッドシートをチームで使う場合、共有範囲に注意が必要です。MicrosoftのFAQでは、ノートブックを共有すると、ノートブックだけでなく、その中のファイルへのアクセスにも影響する可能性があると説明されています。また、現時点ではノートブックのメンバーを読み取り専用にすることはできず、招待された人は編集アクセスを持つとされています。(Microsoft サポート)
そのため、次のような確認を行ってから共有しましょう。
| 共有前の確認 | 理由 |
|---|---|
| 参照元ファイルに機密情報が含まれていないか | 表の内容だけでなく、根拠資料へのアクセスにも注意が必要 |
| 共有相手に編集させてよいか | 読み取り専用メンバーにできない場合がある |
| 生成したExcelに不要な列がないか | 内部メモ、未確定情報、個人情報が混ざる可能性がある |
| 根拠不明の数値や分類がないか | 誤った判断につながる可能性がある |
| 共有先が社内か社外か | 外部共有では権限と情報管理をより厳密に確認する必要がある |
生成AIの便利さは、情報を短時間で形にできる点にあります。一方で、共有範囲を誤ると、未確定情報や不要な情報まで広がるリスクがあります。特に顧客情報、人事情報、契約情報、予算情報を扱う場合は、通常のExcel共有以上に慎重に扱いましょう。
生成されたExcelを確認するチェックリスト
Copilot NotebooksからExcelスプレッドシートを作成したら、次のチェックを行うと実務で使いやすくなります。
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 列構成 | 業務で必要な列がそろっているか。不要な列がないか |
| 数値 | 金額、件数、割合、日付、単位に誤りがないか |
| 根拠 | どの資料をもとにした内容か追えるか |
| 重複 | 同じタスク、同じ課題、同じ項目が重複していないか |
| 空欄 | 未確認なのか、該当なしなのか、単なる抜けなのか分かるか |
| 分類 | 優先度、重要度、ステータスの基準が一貫しているか |
| 権限 | 共有してよい情報だけが含まれているか |
| 更新方法 | 今後の更新を誰が、どの頻度で行うか決まっているか |
表を作る目的が「情報整理」なら、多少粗い下書きでも効果があります。しかし、表をもとに意思決定、請求、契約、予算管理を行う場合は、必ず人が検算・確認してください。
よくある疑問
Copilot NotebooksからExcelスプレッドシートを作る機能は、Excelだけで使えますか?
基本的にはCopilot Notebooksを起点に考える機能です。ロードマップ上の説明では、ノートブックに集めたコンテンツと参照を使ってExcelスプレッドシートを生成し、Excelで開いて編集できるとされています。Excelアプリだけを探すより、Microsoft 365 CopilotアプリやNotebooks側の導線を確認した方がよいでしょう。(microsoft.com)
既存のExcelファイルを自動更新できますか?
公式ロードマップの説明から読み取れる中心機能は、ノートブックの文脈をもとに構造化されたExcelスプレッドシートを作成し、Excelで開いて編集することです。既存ブックへの自動反映、マクロ更新、Power Queryの置き換えまでできると断定しない方が安全です。
既存Excelを活用したい場合は、参照として .xlsx ファイルを追加し、その内容をもとに新しい整理表を作る使い方から試すのが現実的です。
日本語でも使えますか?
Microsoft 365 Copilot自体は日本語環境でも利用されますが、このRoadmap項目だけでは日本語UIでの表示名やすべての挙動までは確認できません。組織のテナント、アプリの言語設定、展開状況によって表示名や導線が異なる可能性があります。
日本語で使う場合は、プロンプトを日本語で具体的に書き、列名も日本語で指定しましょう。たとえば「担当者」「期限」「優先度」「根拠」「未確認事項」のように列名を明示すると、後から編集しやすくなります。
Copilot Chatだけでも使えますか?
MicrosoftのFAQでは、Copilot Notebooksの利用には Microsoft 365 Copilot または Copilot Chat ライセンスが必要とされています。ただし、利用できる機能や参照数、組織の管理設定によって体験は異なる可能性があります。(Microsoft サポート)
業務利用で安定した活用を考えるなら、自分のアカウントに割り当てられているライセンスと、管理者による機能制御を確認してください。
Copilot NotebooksとOneNoteは同じものですか?
同じではありません。MicrosoftのFAQでは、Copilot Notebooksは参照を集めてCopilotの回答やコンテンツ作成に使うAIワークスペース、OneNoteノートブックはメモや情報を長期的に整理するための場所として説明されています。(Microsoft サポート)
つまり、OneNoteは「メモの保管場所」、Copilot Notebooksは「集めた資料をもとにCopilotで作業する場所」と考えると分かりやすいです。
参照に入れていないファイルやWeb情報も使われますか?
Copilot Notebooksは、追加した参照を中心に回答を生成する仕組みです。Microsoftの説明では、CopilotはユーザーのOneDrive全体、メール、Teamsチャット、Web全体に勝手にアクセスするのではなく、ノートブックに追加された参照を使って出力するとされています。(Microsoft サポート)
そのため、Excelスプレッドシートに入れたい情報がある場合は、必要な資料をノートブックの参照に追加してから依頼しましょう。
まず試すなら小さな表から始める
Copilot NotebooksからExcelスプレッドシートを作る機能は、最初から大規模な管理表を作るより、資料数を絞った小さな表で試す方が効果を判断しやすいです。
おすすめは、次のような流れです。
| ステップ | やること |
|---|---|
| 1 | 目的を1つに絞る。例「会議タスクを整理する」「競合比較表を作る」 |
| 2 | 参照資料を3〜5件程度に絞る |
| 3 | 列名を指定してExcelスプレッドシート作成を依頼する |
| 4 | 生成結果をExcelで開き、重複・数値・日付・権限を確認する |
| 5 | 使えそうなら、参照資料や列を増やして本格利用する |
この機能の価値は、Excel作業を完全自動化することではなく、情報整理の最初の30分を短縮することにあります。読者が次に取るべき行動は、まず自分のMicrosoft 365 Copilot環境でNotebooksが表示されるかを確認し、業務でよく作る表を1つ選んで、参照資料を少数に絞って試すことです。管理者の場合は、ライセンス、Cloud Policy、OneDrive / SharePoint、対象プラットフォーム、Roadmapの展開状況を確認してから、社内向けの案内を用意すると問い合わせ対応がしやすくなります。

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